5番ウッドでスコアアップ|選び方と正しい打ち方

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数あるフェアウェイウッド中でも比較的5番ウッドは打ちやすいとされていますが、中には5Wに苦手意識を持たれている方もいらっしゃいます。5Wを使うとひっかけてしまったり、飛距離を出せるはずがトップしてしまいまったくボールが飛ばなかったという経験をされた方もいらっしゃるかもしれません。

そのような方の中には、そもそも自分に適した5Wをどのように選べばよいのか、どのように打つのが正しいのかなどをまだ理解していない方もいらっしゃるかもしれません。特に5Wは初心者に勧められることも多いので、こうしたことでお悩みの初心者の方も多いのではないかと思います。

これからでも遅くはありませんので、この記事でしっかりとFWや5Wの知識を習得して、正しい打ち方を身につけましょう。FWの中でもベーシックな5Wを上達させることで、ぜひFWをあなたの得意クラブにしていってください。

目次

1. フェアウェイウッドについて

1.1. 芝の上から打つクラブで一番飛距離が出る
1.2. 番手とロフト角の関係

2. 5番ウッドの選び方
2.1. 迷ったらステンレスを選ぼう
2.2. 自分が求めるバックスピン量を出せるもの
2.3. ドライバーよりも重めのシャフトを選ぼう
2.4. 番手に迷わされずロフトで選ぼう

3. 飛距離を伸ばす5番ウッドの打ち方2つのポイント
3.1. ほうきで払うように軽く打つ
3.2. フルスイングしない

4. 細部までこだわったおすすめのフェアウェイウッド6選
4.1. ヨネックス EZONE GT フェアウェイウッド
4.2. プロギア 赤エッグ フェアウェイウッド
4.3. キャロウェイ STEELHEAD XR フェアウェイウッド
4.4. ダンロップ フェアウェイウッド ゼクシオ テン
4.5. ヤマハ リミックス フェアウェイウッド フォーカス
4.6. 本間ゴルフ フェアウェイウッド ビシール 535

5. まとめ

1. フェアウェイウッドについて

ゴルフにおいて、コースに持っていくことができるクラブは14本までと定められています。

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ドライバー(1W)、アイアン(5I~P)、ウェッジ(サンド、アプローチ)、パターの本数に関してはほとんどの人が同じようなセッティングをしているかと思われますが、フェアウェイウッドやユーティリティー(UT)のセッティングに関しては人それぞれ異なってきます。以下では、フェアウェイウッドの基本的な性能と番手に関してご紹介します。

なお、UTがどのようなクラブか知りたいという方や、UTとFWの使いわけはどのようにしたらよいのかとお悩みの方は、「ゴルフが簡単になる!おすすめのユーティリティ3選と選び方」の記事をぜひご覧ください。

1.1. 芝の上から打つクラブで一番飛距離が出る

フェアウェイウッドはドライバーの次に飛距離を出せるクラブのことで、セカンドショット以降に使用されることがほとんどです。ドライバー以外のすべてのウッドがFWとなります。見た目は、ちょうどドライバーのヘッド部分を小さくしたような形です。

今回の記事では5W(クリーク)を取り上げますが、そのほかにも3W(スプーン)・7Wなどがよく用いられていて、それぞれ若干の性能差があります。

FWを使う場面は、その名のとおり芝が短く整えられている平地(フェアウェイ)が基本となります。2打目以降、長い距離をある程度狙って飛ばしたいという場合に使われることが多いです。ショートホールではティーショットで使われることもありますし、アプローチで使われる場合もあります。

1.2. 番手とロフト角の関係

フェアウェイウッドには3Wや5Wなどがありますが、この数字が番手です。この数字が大きくなるほどボールが上に上がりやすくなり、飛距離が出にくくなります。

これにはロフト角という、クラブを構えた時にフェース面がどれだけ寝ているかを示す角度が関係しています。メーカーにより若干異なりますが、3Wで15度前後、5Wで18度前後の角度がついています。

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また、番手が上がるにつれてクラブシャフトの長さが短くなることも関係します。たとえば、クラブシャフトが短くなれば飛距離は出にくくなります。ですが、その分クラブは扱いやすくなるので、いかにボールを効率的に捉えられたかというミート率は上がり、よいショットを打ちやすくなります。

2. 5番ウッドの選び方

5番ウッドを買い替える、もしくは新たに購入する場合、ヘッドの素材やシャフトによってあなたに合うものとそうでないものがあります。思ったとおりに飛ばせるあなたにぴったりな1本を見つけられるよう、以下の4つのポイントを意識しましょう。

2.1. 迷ったらステンレスを選ぼう

フェアウェイウッドのヘッド部分の材質には大きく分けて2種類存在し、チタン製とステンレス製の2種類があります。もちろん、これ以外にもマレージング鋼や複合素材などもありますが、主流なのはこの2つです。

それぞれのメリット・デメリットは以下になります。

チタン

  • ◯ステンレス製よりも軽いため、同じ重さでもヘッドを大きくできる→ボールのつかまりが良い
  • ◯ヘッドが大きいぶん内部空間をより大きく→重心調整が容易→性能を特化させたクラブを作れる
  • ✕ステンレス製よりも高額
  • ✕力のあるゴルファーが使うと、軽すぎてスイングがうまくいかない→十分に性能を発揮できない

ステンレス

  • ◯適度な重みがあるため適切なスイングがしやすい
  • ◯チタン製よりもコストパフォーマンスに優れる
  • ✕内部空間を多くは確保できないため、重心調整の自由度が低い
  • ✕女性や力に自信のないゴルファーには重く、性能を十分に発揮できないことがある

チタン製のヘッドは同じ重さでより大きいヘッドにすることができます。ですが、フェアウェイウッドは芝の上にあるボールを直接打つクラブですので、ヘッドが大きすぎるとソール部分が地面に当たりやすくなってしまいます。つまり、決して大きければよいというわけではありません。

チタン製のほうが高価で、しかも特性があるから優れているだろうと判断してしまいがちですが、決してそんなことはありません。特性があるというということは、癖が強いとも言えます。自分に合うものを見極めること、これが何より重要です。

2.2. 自分が求めるバックスピン量を出せるもの

自分がどういった目的で5Wを利用するかで、選択すべきスペックが変わります。

単純に飛距離を出したいのか、ある程度飛距離は必要だが狙ったところに止めることができるクラブがいいのかなどで選択するものが異なります。

ご自身のスピン量はゴルフショップやフィッティングスタジオなどで計測してもらえますので、フィッターの方や店員さんと相談をしながら最適なスピン量が出せる5Wを見つけていきましょう。飛距離を出すのであればスピン量が少ないものを、ピタッと止めるのであれば前者よりはスピン量が出るものを選択するのが最適です。

WHAT IS SPIN RATE? |TRACKMAN

2.3. ドライバーよりも重めのシャフトを選ぼう

特にしっかり確認していただきたいのが「シャフト重量」です。シャフトはクラブが短くなるに連れて、つまりドライバー→3W→5W→・・・→アイアン他と番手が下がるに連れて重くなるのが適切です。しかし、FWにドライバーよりも軽いシャフトを装着されている方も多々いらっしゃるのが、今のアマチュアゴルファーの現状です。

たとえばドライバー(45インチ)のシャフトが50g程度の場合、3W(43インチ)は60gを選択するとドライバーと同じような振り心地になり、違和感のない安定したスイングに繋がります。そしてその場合の5W(42インチ)は70gといったように、適切な重量フローにしていくことが大切です。

振動数フロー1

ゴルフクラブの振動数 |ゴルフクラブ数値.com

シャフト重量がわかっている場合には、エクセルなどの表計算ソフトでご自身のシャフト重量をグラフ化して確認しても構いませんが、ゴルフショップやフィッティングスタジオにおいて正確に計量をして診断してもらうこともできます。まずはお持ちのクラブ重量を確認し、適切になっているかどうかチェックしましょう。

2.4. 番手に惑わされずロフトで選ぼう

同じ5番ウッドでもメーカーによっては角度が違うことがあります。例えば、松山英樹プロが使用しているスリクソンの「Z F65」のロフト角は19度です。対して、去年の9月に発売されたPINGのG400シリーズは17.5度となっています。

このように、同じ5Wでもロフト角が異なることも多々ありますので、あくまで番手ではなくロフト角を確認してクラブを選びましょう。ドライバーやUT、アイアンなども含め、前後の番手と3度程度の差が出るようにするのが適切です。



3. 飛距離を伸ばす5番ウッドの打ち方2つのポイント

ご自身に合ったクラブを選択したあとは、次に5番ウッドの打ち方を確認していきましょう。ドライバーやアイアンとは少し打ち方が変わってきますので、以下では特に5Wで注意すべき2つのポイントをご紹介します。

3.1. ほうきで払うように軽く打つ

5番ウッドをはじめとしたフェアウェイウッドは、ドライバーのようにアッパーブローで打つわけでもなく、アイアンのようにダウンブローで打つわけでもありません。基本的に「低く長いインパクト」が理想です。ドライバーを打つ際のボールポジションからやや中央よりに寄せてセットして、クラブの最下点でソールを滑らせるようにインパクトさせるイメージです。

How to Hit Fairway Woods and Hybrid Clubs Solidly |SWING MACHINE BLOG

クラブをほうきだと思って、地面を掃き掃除するような感覚でスイングして頂ければ力みのないよいスイングができるはずです。上に上げようと意識をしすぎて、すくい上げることのないようにしてください。

3.2. フルスイングしない

セカンドショットで飛距離を稼ごうとフェアウェイウッドを手にしたとき、「飛ばしたい」という思いからドライバーと同じようなフルスイングで打ってしまった結果、トップしたりひっかけたりして林のなかにボールが消えて行ってしまったなどの経験はないでしょうか。

アマチュアゴルファーの5番ウッドの平均飛距離はおおよそ200y程度ですが、それだけの距離を出すコツは力を抜いてスイングするということです。フルスイングではなく、スリークォーター程のスイングでも、しっかりヘッドにミートすることができれば十分飛距離は出ますし、ミスのない安定したショットを生み出すことができます。

4. 細部までこだわったおすすめのフェアウェイウッド6選

最後に、おすすめのフェアウェイウッドを6つご紹介します。癖のない使いやすいモデルをご紹介しますので、初心者の方をはじめすべてのゴルファーの方におすすめです。

4.1. ヨネックス EZONE GT フェアウェイウッド

一般的にフェース面には横の溝(スコアライン)が入っていますが、ヨネックスのEZONE GTにはナナメ溝が採用されています。こうすることでスピン軸の傾きが小さくなり、方向性がより安定するようになっています。

ヨネックス EZONE GT フェアウェイウッド |Amazon

そして、シャフト部分には全世界に先駆けてヨネックスが初採用をした「Namd」(エヌアムド)という新次元カーボンを使用しています。従来のカーボンシャフトよりも大きくしなって素早く元の形に戻るので、方向性を安定させつつもボール初速を向上させることができます。

4.2. プロギア 赤エッグ フェアウェイウッド

プロギアには飛距離も出したい、そしてやさしく打ちたいというゴルファー向けの「赤エッグ」というシリーズがあります。ご紹介するのは、そのシリーズのフェアウェイウッドです。

egg フェアウェイウッド |PRGR

このクラブでは「新パワーフランジ構造」という、フェースとクラウンの境界部にあるフランジ全体が大きくたわむという構造を採用。これにより、高初速度エリアの拡大と高打ち出しを実現しています。また、併せて低重心化がされていることでやさしく上がりやすいため、過度に高さを出そうと意識することもありません。

4.3. キャロウェイ STEELHEAD XR フェアウェイウッド

従来のキャロウェイのフェアウェイウッドより少し短いのが特徴です。5Wは42.5インチから0.5インチ短くなり、42インチとなりました。これによりミート率が上がり、ミスショットが出にくくなっています。

クラブが短くなったことで飛距離が低下するのではと危惧される方もいらっしゃるかもしれませんが、レーザー溶接で製造されたフェース(第5世代フェースカップ)によりボール初速が速くなったことに加え、高初速エリアの拡大で飛距離不足を補っています。

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ソール部分には、FWの名器であるスティールヘッドフェアウェイウッドを彷彿とさせる「モダンホークアイ・ソール」を搭載。ラフからの抜けのよさにより、ボールをしっかりとミートできる優しいクラブです。

4.4. ダンロップ ゼクシオ テン フェアウェイウッド

ゼクシオはゴルファーならその名を知らぬものはいないくらい知名度が高いロングセラーブランドで、ゼクシオテンが発売されたときはかなり話題になりました。中高年層を中心としたアベレージゴルファーに愛用者が多いです。

ゼクシオテンのヘッドはシャローバック形状となっており、重心位置が低く設計されています。また、ライトウェイトクラウン搭載により生み出された余剰重量を適切な場所に配分し、最適な重心配分が実現されました。これにより低重心となり、高打ち出し・低スピンな球を打ち出すことができるようになっています。

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4.5. ヤマハ リミックス フェアウェイウッド フォーカス

リミックスの限定版であるリミックスフォーカスのFWは、通常のリミックスに比べて小さめで抜けがよく、ライにかかわらずあらゆる状況から打てるのが特徴です。

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また、低重心な設計にすることで打点と重心が近づいたことに加え、ヘッドの形状見直しにより真芯で打ちやすくなっています。これにより、多少ミスをしたとしてもある程度の飛距離は出せるので、初心者の方にもおすすめです。

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4.6. 本間ゴルフ ビジール 535 フェアウェイウッド

イ・ボミ選手も使用しているビジール535ブランドのフェアウェイウッドです。ソール部分に変形形状のスリットを採用することで、芯を外したとしても飛距離ロスを抑えられるほか、ボールをセンターに戻す効果(ギア効果)がありミスにも強いクラブです。



また、ヘッドは大きめのため安心感がある上に、低重心となっているので球筋は高打ち出し・低スピンとなり飛距離もでやすいです。

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5. まとめ

今回の記事では5番ウッドに注目をしながら、その選び方や打ち方についてご説明してきました。

ゴルフ上達を目指すためには、正しいスイングを身につけるだけではなく、あなたに適したクラブを使うことが大切です。どちらか一方だけではなく、クラブとスイングの両方に着目することで、より効果的に上達していくことができます。

この記事を参考にして選び方と正しい打ち方に関する知識を身に着け、FWの中でも特にベーシックとされる5Wの基礎固めをしていきましょう。


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