プロコーチが教えるゴルフのメンタルの鍛え方

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体が不健康だったら(例えば、風邪を引いているときにゴルフをしたら)パフォーマンスが低下しますよね? 同じように、メンタルの状態が悪かったらミスにイライラしたり、肝心な時にミスしてしまったり心の状態によって大きくゴルフのパフォーマンスが低下してしまいます。

つまり、メンタル(心)の部分があなたの本来のスキルや能力を引き出すのをブロックしているのです。体やメンタルの状態が良ければ、あなたの本来の能力、才能、技術は最大限に発揮できます。

この記事ではプロやコーチが実際に行っている「心の状態」を整えていく方法、安定したメンタルを手に入れる方法をお伝えします。

目次

1. 「ゴルフはメンタルが命」と言われる理由

2. プロコーチが教えるメンタルトレーニング法
2.1. 朝一のティーショットで緊張してしまう方
2.2. 肝心な場面でパットをミスしてしまう方
2.3. スロープレーが心配で焦ってしまう方
2.4. プレッシャーに弱く肝心な時にミスしてしまう方

3. プロが実践しているメンタルトレーニング
3.1. 常に前向きに -タイガーウッズ選手
3.2. 弱い自分を受け入れる -横峯さくら選手
3.3. セルフトーク術 -片山晋吾選手
3.4. すぐに気持ちを切り替える -ニックファルド選手
3.5. 手袋がやる気スイッチ -中嶋常幸選手

4. まとめ

1. 「ゴルフはメンタルが命」と言われる理由

「ゴルフはメンタルが命」と言われる理由は2点あります。

・個人競技で試合中、コーチなどと話せない
・プレー中、考える時間がある

野球やサッカー、テニスなどは試合中、考える間もなく動きまわるので流れでプレーすることができます。しかし、ゴルフはティーショット、パッティングなど1プレーごとに緊張を感じる場面があります。

また、ゴルフは個人競技なのでコーチからのアドバイスを受けれません。ゲーム中は一人ですべて解決しなければならないのです。

つまり、「ゴルフはメンタルが命」というのは正しいと言えるでしょう。
メンタルを鍛えることで大事な場面でもミスが減り、自分の気持ちに左右されることなくプレーすることができます。

2. プロコーチが教えるメンタルトレーニング法

メンタルを鍛えるにはラウンド中の考え方だけではなく、日ごろから意識して鍛えることが重要です。

2.1. 朝一のティーショットで緊張してしまう方

コースに出て、何が一番緊張するかと言えば、やはり一番最初のティーショットですよね。朝一どうしても緊張してしまうという人は心の準備を見直してみて下さい。

ゴルフのラウンドの前に、次のような自分をイメージしてみるといいでしょう。

“心の準備”

    「気持ちの良いペースで歩きながら、ゆったり呼吸をしています。 テークバックはあわてず、トップからもゆったりした気持ちでクラブが振られ、ボールを打ち抜くいい音が響きます。池にボールが入っても、バーディーを取っても、気にしないで次のプレーに集中している」

このような自分を描きます。
心の準備を正しく行うことで、いつもの平常心を保ってプレーしやすくなりますので、絶対おすすめです。

2.2. 肝心な場面でパットをミスしてしまう方

「このパットを決めればバーディーで上がれる!」という肝心な場面。パットのときの心の状態は普段の練習から鍛えておくのが一番効果的です。

ここではパターの練習における、技術向上を兼ねたメンタルトレーニングを紹介します。ノルマを決めて、それを消化する練習です。やり方の基本は2つあります。

“メンタルを鍛えるパター練習”

  • 決めた回数入るまで行う。ただし、最大時間は30分などに決める。
  • 連続成功回数を設定して、それを達成するまで行う。

ただし、 最大時間は10分~1時間などに決めて行います。こちらの方が、プレッシャーは大きくなり、設定回数の直前では、試合の大切な場面を 再現することができます。

どちらも設定回数は、設定時間で終わることができる確率が、50~60%程度となるようにすることが、練習のモチベーションを最大に上げてくれます。

それより多くても少なくても、効果は下がりますので難易度としての設定回数は、各個人毎に決めることが大切となります。

2.3. スロープレーが心配で焦ってしまう方

プレーが遅いと、遅い人ももちろんですが、周りの人まで心が乱れてしまいます。 あせってアドレナリンが出て、呼吸が浅くなったり、イライラしていつものゴルフができません。

そこで、スロープレーをできるだけ防ぐために、頭に入れておいていただきたいことをいくつがご紹介します。

“スロープレーを防ぐポイント”

  • ティーショットでは、前の人がセットアップルーティーンに入る前にティーを出して、ボールに付けて、片手に持って待つ。
  • カートから降りてボールの所に行くときは、使いそうなクラブを何本か持って行きます。 目土の用意も忘れないように。
  • カートに乗るのが最後になりそうな人は、クラブを手に持ったまま乗りましょう。バックに入れる時間だけ節約できます。
  • グリーンに上がったら、まずはボールにマークします。ボールが他の人に邪魔に見える とプレーが遅くなるからです。
  • グリーン上で最初にパッティングする人は、ボールマー クの補修は、できるだけパッティングした後に忘れないようにやりましょう。

プレー全体の流れを考えると無駄なところが見えてきます。 以上のことを意識すれば、時間短縮になり、落ち着いてプレーすることができます。

2.4. プレッシャーに弱く肝心な時にミスしてしまう方

実際の体の動きは、イメージした事にかなり左右されます。 プレッシャーを感じると嫌なイメージをしてしまいがち。そこで、プレッシャーに負けずに、いつでもいいイメージを想像することができるイメージトレーニングの方法をご紹介します。

イメージ動画を用意して、毎日15分から30分程度見続けるだけです。

イメージ動画とは正しいスイングを解説している動画や、パターを成功させている動画などです。

ある程度繰り返し見ていると、しゃべっている内容や、音などは自動的にイメージできるようになります。毎日、ひたすら3ヶ月ぐらい続けると、いつのまにかムービーの中の主人公に、自分がなりきっている感覚を抱けるようになります。

そうなれば、間違いなく、実際の動きにも大きな変化が出てきますので、是非、試して みてください。

3. プロが実践しているメンタルトレーニング

世界的な一流選手には専属のメンタルトレーナーが付いています。プロもそれほどメンタルは重要と考えているということです。
この章ではプロが実際に行っているメンタル強化の方法を紹介します。

3.1. 常に前向きに -タイガーウッズ選手

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自分が優勝することだけしか考えていない

-タイガーウッズ

歴代2位のメジャー選手権優勝14回、生涯獲得賞金額1億ドルを突破し歴代1位とういう輝かしい成績を残した、伝説のプロゴルファー、タイガー・ウッズ選手。

そんな誰もが知っているタイガー・ウッズ選手は、ラウンド中、自分が優勝することだけしか考えていないそうです。ミスをする自分は全く想像しません。

「このパターは絶対入れる」
「このティーショットは難しいが必ずフェアウエイに打てる」
「なんていいコースなんだろう。とても気持ちがいい」
と常に前向きでいいイメージを膨らませることで、弱気な気持ちを拭き飛ばし、自信をもってプレーすることができます。

3.2. 弱い自分を受け入れる -横峯さくら選手

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強いメンタルを持っていないという自分の感情を受け入れ、その上で何ができるかを考える

-横峯さくら

2009年に賞金王に輝き、世界ランク最高位13位と世界でも活躍する横峰さくら選手。
横峰さくら選手はタイガーウッズ選手とは正反対のメンタルの持ち方です。

マイナス感情を持っている自分でも、自己肯定感を得られる状況をつくる。そのためには、感情を受け入れ、思考を一致させ、行動を切り離す。

今の自分ができることに集中し、一段ずつOKラインをクリアしていくことが大切という考え方。

「ミスしてもいいから、できることは何か」と考えながらプレーすることでプレッシャーから解放され、いつも通りの自分でプレーすることができます。

3.3. セルフトーク術 -片山晋吾選手

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もう一人の自分を連れて歩く

-片山晋吾

04年、05年、06年、と賞金王を重ね、08年、遂に悲願の史上7人目の永久シード選手となり、08年度の賞金王にも輝いた実力の持ち主の片山晋吾選手。

プレッシャーがかかったり、緊張して震えるときにはもう一人の自分が肩の上にいて「なにビビってんだよ!いつも通りに打てばいいんだよ!」と自分に語りかけてくれるそうです。

これをセルフトークといいます。緊張していつものショットができない・・という方は、片山プロのように「もう一人の自分」を連れてラウンドしてみるといいですよ。

3.4. すぐに気持ちを切り替える -ニックファルド選手

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10歩あるいたら前のショットは10年前のことと切り替えて次に集中する

-ニックファルド

ニックファルド選手はマスターズと全英オープンにそれぞれ3勝を挙げ、メジャー大会「6勝」を記録した名選手です。

そんなニックファルド選手の考え方は、気持ちを切り替えたいときに活用できます。
失敗したショットのことをいつまでも考えていたら、そのイメージが次のショットにも反映されてしまします。この考え方をすることで、次のショットは前向きに挑むことができます。

3.5. 手袋がやる気スイッチ -中嶋常幸選手

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手袋をスイッチにして集中のオン・オフを切り替える

-中嶋常幸

日本で初めて年間獲得賞金額が1億円を突破して3回目の賞金王、また「世界で五本の指に入る美しいスイングの持ち主」と評され、国内にとどまらずヨーロッパと米国のプロゴルファーからも高い評価を得ている中嶋常幸選手。

中嶋常幸選手のメンタル方はショットの前、手袋をした時にスイッチオン。ショットを打ち終わると手袋を取ってスイッチオフだそうです。

集中力はいつまでも続きません。そして「集中するぞ!」と思っても簡単にはいきません。手袋をはめるという行動をスイッチオンと意識づけることで、自分が集中したいときに集中することができます。

4. まとめ

メンタルについては、かなり見落としがちな点があったのではないかと思います。

普段の行動や、良い練習を積む事がメンタル強化の近道です。自分なりの「強い心」を育てて、いろいろな状況に遭遇することを楽しんでみてください。


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