これを読めば間違いなし!人気ゴルフルールブック4選

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皆さんは、ゴルフのルールブックを持っていますか?

ルールブックとは、ゴルフをプレーする者であれば必ず守らなければならない万国共通のゴルフ規則を記載した書籍のことです。トラブル防止の意味でも、ラウンド中は持っていたほうが安心でしょう。

ルールブックと言えば、JGAが発行する「ゴルフ規則」が一般的ですが、それ以外にもルールブックを簡単に解説した書籍なども販売されています。

この記事では、編集部厳選のおすすめのルールブック4つをご紹介するとともに、2016年の主な規則変更点について解説します。

目次

1. ルールブックについて

2. 2016年最新ルールブック解説
2.1. スコア誤記に関する罰の軽減(6-6dの修正)
2.2. クラブのアンカリングの禁止(14-1bの新設)
2.3. 認められていない機器や携帯品を使用した場合の罰則(14-3の修正)
2.4. アドレス後にボールが動いた場合の判断(18-2bの削除)

3. 厳選!編集部おすすめルールブック
3.1. 初心者向けルールブック
3.2. イラストで楽しく学べるルールブック
3.3. 高い網羅性のルールブック
3.4. 手軽にルールを持ち運べるアプリ型

4. まとめ

1. ルールブックについて

ルールブックとは、ゴルフをプレーしていく上で守らなければならない規則(ルール)を記載した書籍のことです。

日本では、日本ゴルフ協会(JGA)などが出版しており、世界共通の正式なルールやエチケット、用具の規定などが記載されています。

ルールの大規模な改訂は4年に1度行われますが、細かいルール改定は年ごとに行われることがありますので、ルールブック自体は毎年発行されます。これに加えて、ゴルフ規則の解釈を示すものとして、「ゴルフ規則裁定集」が2年に1度発行されています。

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ゴルフ規則(2016年1月施工) |ゴルフ規則裁定集2016-2017 |JGA SHOP

 

ゴルフ上級者の方の中には、もう何度もルールブックを読み込んで内容をしっかり把握しているという方もいらっしゃるかと思います。

ただし、先程ご説明しましたように、ルールは頻繁に変更されているため、ペナルティーや救済措置が以前と同じとは限りません。初心者はもちろんのこと上級者の方でも、プレーをされる際にはルールブックを携帯することが最低限のマナーとなります。

プレー中であっても、スロープレーにならない範囲でルールやマナーを確認するということは、とても大事なことです。

ルールの歴史

日本でのゴルフルールは、R&A(英国)およびUSGA(米国)の作成したルールをJGAが和訳したものが定められています。1952年から4年ごとに大規模改訂が繰り返されてきました。

現在ではR&A、USGAが共同で作成したルールが世界共通で適用されていますが、1952年以前は、いわゆるR&AルールとUSGAルールの2種類が世界に存在しました。そのため、世界を股にかけてプレーするプレーヤーたちにとっては不便でした。

そこで、1951年にロンドンで、世界で共通のゴルフ規則を制定するための会議が開催されました。その結果、翌1952年には初の世界統一ゴルフ規則が制定されることになりました。そのときに、ゴルフルールの大規模な改訂は4年ごとに行うということも決められたのです。

1951年の会議の際の写真1951

Rules Throwback: Joint Rules Conference, 1951 |USGA

 

ちなみに、1952年はたまたま夏季オリンピック開催の年であったので、以後ゴルフ規則は丁度夏季オリンピックが開催される年に改訂されています。

2. 2016年最新ルールブック解説

2016年1月1日に「2016年版ゴルフ規則」が発行されました。今回変更された主な内容は、以下のとおりです。

2.1. スコア誤記に関する罰の軽減(6-6dの修正)

これまでは、真実のスコアよりも少なく申告した場合には、例外なく競技失格の処分が課せられていました。

しかし、今回の改定により、これに例外が加えられました。

 

どのホールであっても、競技者がスコアカードを提出する前には罰を受けていたことを知らずに1打または複数の罰打を含めなかったために、真実よりも少ないスコアを提出していた場合、その競技者は競技失格とはならない。

第3章 プレーについての規則 6-6d スコアの誤記

罰を知らなかったことでスコア誤記をした際には、競技失格とならないと変更されました。ただし、この場合には、プレイヤーは違反のあったルールに基づく罰を受けた上で、さらにスコア誤記に対するペナルティとして各ホール2打罰が加えられます。

2.2. クラブのアンカリングの禁止(14-1bの新設)

今回の改定により、新たに「規則14-1b クラブのアンカリング」が追加されました。

アンカリングとは、主に中・長尺パターを用いて、クラブやクラブを握る手・腕を身体につけて固定することをいいます。アンカリングを行うことによって、ショット、特にパッティングを安定させることが出来るとして、これを行うプロもいました。

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Should Anchoring Long Putters Be Banned From Golf? |Magazine3

しかし、これが2016年から禁止され、

 

ストロークを行うとき、「直接的」あるいは「アンカーポイント」を用いることによって、プレーヤーはクラブをアンカーしてはならない。

第3章 プレーについての規則 14-1b クラブのアンカリング

以上のように規定されました。ストロークプレーで違反した場合は2打罰、マッチプレーではそのホールの負けとなります。ちなみに、この規則は中・長尺パターの使用を禁ずるものではないので引き続き使用することが出来ます。

なお、R&Aのサイトでは、NGなストロークの形とOKなストロークの形に関して画像で説明していますので、こちらを参考になさって下さい。

2.3. 認められていない機器や携帯品を使用した場合の罰則(14-3の修正)

規則14-3では、ゴルフはその成功がプレーヤーの判断力、技術、能力によって決まるべき挑戦のゲームであるとした上で、ラウンド中、

  • ストロークを行う時やプレーする上でプレーヤーの援助となる可能性のあるもの
  • 距離やプレーに影響する可能性のある状況を計測あるいは測定する目的のもの
  • クラブを握る上でプレーヤーの援助となる可能性のあるもの

以上にあたり、かつ別途規則で規定されていない人工の機器や異常な携帯品の使用、および異常な方法による携帯品の使用は禁止されています。

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今回の改訂では、ペナルティが修正されました。これまでは競技失格という重い罰が下されていましたが、これが

  • ストロークプレーでは2打罰
  • マッチプレーではそのホールの負け
  • その後さらに同じ違反があった場合(2回目)は競技失格

以上のように罰が軽減されました。

2.4. アドレス後にボールが動いた場合の判断(18-2bの削除)

これまであった規則18-2bでは、アドレス後にボールが動いた場合には、プレイヤーがボールを動かす原因になっていなかったとしてもプレイヤーがボールを動かしたものとみなし、1打罰を受けるという規則になっていました。

これに対して、2012年には「プレーヤーが球を動かす原因となっていないことが分かっているか、ほぼ確実な場合、規則18-2bは適用しない。」という例外が追加されました。この例外が出来たことで、もはや規則18-2bは意味がなくなりましたので、今回の改訂では規則18-2bそのものが削除されました。

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2016年からは、アドレス後にボールが動いた場合には規則18が適用され、プレイヤやパートナー、またはそのキャディーや携帯品がボールを動かしたことの原因だったかをジャッジして、罰が下されるかどうか判断されることになりました。

もし、プレイヤーに原因があった場合には1打罰を受けてリプレース、自然に動いた場合にはペナルティを受けずに、ボールが止まった場所からあるがままにプレーします。

ご紹介した4つの他にも、付属規則などで変更された箇所もありますので、JGAの「2016年規則主要な変更点」も参考になさってください。

また、2016年からは、ゴルフ規則の表紙の写真が男性から女性ゴルファーのシルエットになりました。こちらにも注目してみて下さい。

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JGAゴルフ規則 2015年度版 |JGAゴルフ規則書2016 |Amazon

 

3. 厳選!編集部おすすめルールブック

ゴルフのルールに関しては、やはりJGAが発行する「ゴルフ規則」が基本になりますから、こちらをしっかり読んで、ラウンドの際には持っていくようにしましょう。

ただ、JGA発行のゴルフ規則は規則が羅列されているだけなので、簡単に理解するのは難しいですよね。そこで、おすすめしたいのが一般の出版社が販売しているルールブック(規則解説書)です。こちらは、もっと噛み砕いたやさしい説明をしていたり、図解を入れたりしているので、ゴルフ規則よりも遥かに分かりやすいです。

以下では、みなさんにおすすめしたいルールブックをご紹介します。もちろんベースはJGAの「ゴルフ規則」ですが、ご紹介するルールブックを読めば、より簡単にルールを理解することが出来ます。

3.1. 初心者向けルールブック

初心者のみなさんにおすすめしたいのは学研プラスから販売されている『簡単!ひと目でわかるゴルフルール』です。

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簡単!ひと目でわかるゴルフルール |Amazon

  • 2016年改訂の新ルールに完全対応
  • オールカラーでイラストや写真が満載
  • トラブル別のルール解説
  • ペナルティ早見表も付属
  • キャディバッグにも入りやすいハンディサイズ
  • 表紙は傷みにくい人工皮革仕上げ

3.2. イラストで楽しく学べるルールブック

「ルールは知りたいけど文章は読みたくない・・・」という方におすすめなのが、主婦の友社から販売されている『最新版 よくわかるゴルフルール』です。

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最新版 よくわかるゴルフルール―オールカラーハンディサイズですぐひける |Amazon

  • カラーイラストで簡単に説明
  • 2016年改訂の新ルールに対応し、280のルールを紹介
  • 幅の小さいポケットサイズ
  • ビニールカバー付きのため、雨や汚れに強い
  • 巻末には用語集付き

3.3. 高い網羅性のルールブック

高い網羅性を誇り中上級者にもおすすめなのが、JGAが作成しゴルフダイジェスト社が販売している「ゴルフルール早わかり集2016-2017」です。

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ゴルフルール早わかり集2016-2017 |Amazon

こちらのルールブックは、先にご紹介した2つのルールブックよりも図や絵が少なく、文章が中心になっています。しかし、芯を捉えた分かりやすい説明と高い網羅性から、多くの人から好評を得ています。

  • 網羅性が高く、詳細な説明
  • 裁定集の内容も加えた、分かりやすい説明
  • 状況に応じたQ&A292問
  • 文庫版サイズで持ち運びに便利
  • 用語の定義・解説も充実

3.4. 手軽にルールを持ち運べるアプリ型

近年では、スマートフォン用のアプリでルールを確認できるようになりました。

iPad、iPhone限定ですが、JGAが日本語版「ゴルフ規則」アプリを無料配布しています。このアプリでは、ゴルフ規則書全文、規則の簡易ガイドやエチケットなどに関して書かれているほか、イラストや動画でのデモンストレーション、規則クイズなども多数収録されています。

動画に関しては、JGTO(日本ゴルフツアー機構)との協力のもと、石川遼や松山英樹、中嶋常幸プロを撮影したものが多く使用されています。こちらも魅力的ですよね。

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ゴルフ規則 |iTunes プレビュー

しかし、注意していただきたいのは、こちらのアプリは最終更新が2015年8月7日となっており、2016年のルール変更に関してはまだ対応していません。ダウンロードされる方は注意して下さい。

なお、アプリではありませんが、先程ご紹介したルールブックの一部も電子書籍版が販売されていますので、こちらもスマートフォンで見ることが出来ます。ぜひ活用してみて下さい。

ラウンド中にスマホでチェックしていいの?

ラウンド中にスマホを使用することは、人によって、クラブによって良し悪しが分かれます。マナー面に関してはその時々の状況で判断するようにして下さい。

ただ、ルール(裁定)では「プレーヤーのラウンドスタート前に発行されたアドバイス関連事項の情報にアクセス」することは認められています。

しかし、スマートフォンにこれ以外の違反アプリ、たとえば高低差計測のアプリなどがインストールされていると、たとえそのアプリを使っていなかったとしても「使用した」と判断されることがありますので、注意するようにして下さい。

何が違反になるのかに関しては、ゴルフ規則14-3およびゴルフ規則裁定集14-3をご確認するのがよいでしょう。

4. まとめ

ゴルフルールブックの必要性をお分かりいただけたでしょうか?

ラウンド中のトラブルを避けるためにも、あなたにとって分かりやすいルールブックを手にしておくことが大切です。この記事を参考にしてあなたに最適なルールブックを見つけ、よく読み込みましょう。

そして、それをキャディーバッグにも忍ばせてラウンドすれば、同伴競技者とのいざこざのない、スムーズで心地よいプレーをすることができるでしょう。


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