シニアのゴルフを楽しくするおすすめの高反発ドライバー5選

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皆さんは「高反発ドライバー」をお使いになったことはありますか?

高反発ドライバーとは、その名の通りフェースの反発力を高めたクラブのことで、芯を上手く捉えることが出来れば、一般的なドライバーよりも飛距離を出すことが出来ます。

しかし、高反発ドライバーというと「それって違反じゃないの?」と抵抗感を抱く方もいらっしゃるかもしれません。

この記事では、高反発ドライバーに関するルールや使ってもいい場面、そしてルール適合外のおすすめの高反発ドライバーに関してご説明します。

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目次

1. 高反発ドライバーとは
1.1. ルール適合と適合外の境目とは
1.2. 高反発ドライバーを使ってもいい場面
1.3. 高反発ドライバーがおすすめの人
1.4. むやみに使わないように注意

2. 【ルール適合外】おすすめの高反発ドライバー5選
2.1. プロギア SUPER egg
2.2. グローブライド GIII HR
2.3. カタナゴルフ VOLTiO IV Hi
2.4. プロテックゴルフ SUPERMAN Hyper HR
2.5. リンクス MASTER MODEL XI

3. 高反発加工とは

4. まとめ

1. 高反発ドライバーとは

高反発ドライバーとは、フェースの厚みを出来るだけ薄くすることで、反発力を高めたドライバーのことです。

高反発ドライバーは、芯を捉えられれば一般的なドライバーよりも飛距離を出すことができ、あるデータでは10~20y近く飛距離が伸びたとされています。ただし、高反発ドライバーは比較的芯が狭い傾向が強いので、芯をあまり捉えられない初級者の方などにとっては、逆に飛距離が出にくいかもしれません。

第1章では、高反発ドライバーに関するルールやマナーに関してご説明します。

1.1. ルール適合と適合外の境目とは

現在、高反発クラブに対しては世界的に「SLEルール」という規制がされています。ちなみに、SLEとは「Spring Like Effect(スプリング効果)」のことで、これを示す数値として「反発係数(COR)」が使われています。

ルールでは、このCORが0.83以上のクラブが違反となり、一般的にこのようなドライバーのことを「高反発クラブ」といいます。

キャプチャ

【クラブリペア】高反発加工 |つるやゴルフ

こうした高反発クラブは、カタログなどに「高反発」「ルール適合外」と記載されているので、それで判断することが出来ます。

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SUPER egg ドライバー(高反発モデル) |PRGR

また、各メーカーのサイトで適合クラブ一覧を掲載しているほか、R&AUSGAのサイト(英語のみ)で自分のクラブが適合しているかどうか検索可能です。

なお、SLEルールが施行される以前、1999年1月1日以前に市場に出ていたドライバーは、たとえR&A・USGAのリストに載っていなくても基本的に「適合」として扱われます。

このように、R&AとUSGAがSLEルールを定めているのにも関わらず、クラブメーカーはルール適合外のクラブを堂々と販売しています。これはなぜなのか、次項でご説明します。

1.2. 高反発ドライバーを使ってもいい場面

原則、ルール適合外の高反発ドライバーを使用することは禁止されています。高反発ドライバーを使用してプレーしたスコアは、正当なスコアとは認められません。

しかし、賛否両論、グレーゾーンではありますが、あくまでも仲間内のプライベートなコンペであれば、高反発ドライバーの使用を認められるという場合が多いです。

目安として、

  • 公式競技
  • 月例以上のクラブ競技
  • ハンディキャップ申請用

以上のような場面では原則使用することが出来ませんが、

  • 仲間内でのプライベートなコンペ
  • スルーザグリーン6インチプレース、OKパットなどが認められているコンペ

以上の場面では使用OKとされる場合が多いです。

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各ゴルフ関係の協会でも、あくまでアマチュアがプライベートで使用することに関しては容認する流れが出来てきています。JGAも「個人の目的までは否定出来ない」「競技とは関係なくレクリエーションでプレーすることに関して、ゴルフ規則は感知しない」と述べています。

1.3. 高反発ドライバーがおすすめの人

高反発ドライバーが向いている人は、以下のようなプレイヤーです。

  • 最近飛距離が落ちてきたとお悩みのシニアの方
  • 若いころの飛距離を取り戻したいというシニアの方
  • 基本的に競技ゴルフには出ない方

逆に、高反発ドライバーが向いていない方は以下のようなプレイヤーです。

  • 公式競技や月例杯といった競技ゴルフ中心の方
  • 飛距離に悩んでいない方
  • ヘッドスピードが人並み(40m/s前後)の方
  • 60歳未満の方

以上を参考にして、高反発ドライバーの使用を検討してみてください。

1.4. むやみに使わないように注意

高反発ドライバーを容認する流れがある一方で、これに強く拒否感を覚えるゴルファーが一定数いることも事実です。

もし高反発ドライバーを使う場合には、あらかじめそのことに対して同伴競技者に許可をとったり、ローカルルールに使用に関する旨を定めたほうが、余計なトラブルを防ぐことが出来ます。

また、シニアの方が使うならよいが、まだ力のある若者が使うのはどうなのかという意見が多いので、ご自身の年齢も考慮されたほうがよいでしょう。

2. 【ルール適合外】おすすめの高反発ドライバー5選

以下では、おすすめの高反発ドライバーを5つご紹介します。これからご紹介するドライバーはすべてルール適合外ですので、公式な競技では一切使用できません。購入される際には注意して下さい。

2.1. プロギア SUPER egg

このクラブは、ヘッドスピードが落ちてきたシニアゴルファー向けに作られた高反発ドライバーです。通称、「金egg」と呼ばれています。定価は1本100,000円(税抜)です。

  • 65歳以上のシニアゴルファー
  • ゴルフ大好き、ずっと楽しみたい。プライベートゴルフ重視。
  • ナイスショットがツーオンしない、飛ばない、つまらない。

以上の方向けをコンセプトに開発されました。

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PRGR SUPER egg DRIVER |Amazon |楽天市場

フランジ角度を大きくすることで高反発エリアを広げたことと、出来る限りフェースを薄くしたことで深重心になっているのが特徴です。

シャフトには専用のカーボン製軽量シャフトが使われていますが、先端強度を高めていることで、強いインパクトが可能です。グリップは中太のものが使われており、力みを軽減できます。

2.2. グローブライド GIII HR

「すべては大きな飛びのために」をコンセプトに開発された高反発ドライバーです。反発係数は0.875ということで、規制値の0.83を大きく上回っています。定価は1本120,000円(税抜)です。

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グローブライド GIII HR |Amazon

フェースの素材に「ハイパーチタン」を使用することにより、高反発エリアを広げ、打点のブレを軽減しています。また、重心を工夫することにより、スムーズにヘッドを返すことができ、ボールを捉えやすくなっています。

また、デザイン面でも評価が高く、ヘッドの美しい表面に高級感があります。

2.3. カタナゴルフ VOLTiO IV Hi

こちらは、重心にこだわって製作された高反発ドライバーです。定価は1本118,000円(税抜)です。ちなみに、こちらのクラブは、ヘッドスピード43m/s以上の方の使用が制限されています。

スピン量を減らして強弾道を可能にするために、重心を低く深く設定されています。また、ミスショットをしてもある程度安定したショットとなるように、左右にウェイトが配置されています。強く、直線的なショットを打つことができ、ランが長いのが特徴です。

さらに、クラウンに独自のハニカム構造を取り入れることにより、強度を保ったまま薄く軽く作ることができ、ヘッド全体としての反発力が高まっています。

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カタナ VOLTIO IV Hi SPEEDER BLACK |楽天市場

シャフトはフジクラシャフト製のSpeeder 360が使われています。30g台という超軽量シャフトで、非力な方でもしなりの力で飛ばすことが出来ます。スイングがゆっくりな方にもおすすめです。

なお、シャフトにグラファイトデザイン製のTour AD GOLDを採用したモデルもあります。こちらも40g台と軽量ですが、ねじれが抑制されていて強靭なのが特徴で、ハードヒッターでもボールがつかまりやすくなっています。しっかり叩いて打ったり、テンポが速いゴルファーの方におすすめです。

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カタナ VOLTIO IV Hi TOUR AD GOLD |楽天市場

2.4. プロテックゴルフ SUPERMAN Hyper HR

このドライバーは反発係数が0.885以上という、高反発ドライバーの中でも特に高い反発力になっているのが特徴です。値段も他のものよりもやや高く、定価は1本160,000円(税抜)となっています。

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PROTEC GOLF スーパーマン Hyper HR |楽天市場

クラブヘッドには、プロテックゴルフが業界初という「ドラム構造」を採用しています。これにより重心位置の調整が簡単になり、スイートエリアが前作のEG00III HRよりも20%拡大しました。

また、クラウンとソールにはKS15-3-3-3という高強度チタン合金を、カップフェースにはDAT55Gという反発性の高いチタン材を組み合わせた「トリプル・スプリング・シナジー効果」により、ヘッド全体の反発性を高めるとともに、ボール初速をアップさせました。

2.5. リンクス MASTER MODEL XI

こちらは、リンクスが培ってきた技術のすべてを注ぎ込んだハイエンドモデルです。反発係数は0.872以上ということで、先ほどご紹介したSUPERMANよりは下がりますが、高い反発力を持っています。

クラブヘッドには反発性が高いDAT55Gチタンを使った極薄フェースが採用されており、ボール初速が出やすくなっています。また、芯を捉えた時はきれいな打音がするため、心地よくプレーすることが出来ます。

このMASTER MODEL XIには2種類あり、カーボンシャフトを採用したRoyal Blackと、ボロンシャフトを採用したPremium Goldがあります。Royak Blackは1本で定価164,000円、Premium Goldは280,000円(税抜)と高価になっています。

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LYNX MASTER MODEL XI Royal Black/Premium Gold |Amazon

ボロンシャフトとは、カーボンシャフトをボロン繊維という高弾性、高強度の繊維で補強したシャフトのことです。ボロンシャフトは、スイングのパワーをそのままボールに伝えることができ、さらにスイングでミスをしても飛距離のロスが抑えられるというメリットがあります。

3. 高反発加工とは

すでにお持ちのクラブのフェースを研磨することにより、反発係数を上げることが出来ます。一般的にこの加工は、「高反発加工」「COR加工」と呼ばれています。

この加工をすることで、飛距離だけではなく方向性も向上したというゴルファーの方もいらっしゃいます。ただし、元々高反発ドライバーとして作られていないドライバーを研磨するので、当然強度は落ちますし、打感や重心も変わります。もしこの加工をする際には、よく考えてから行うようにしましょう。

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ウッド高反発加工 |KOZU GOLF

工賃は研磨やバランス加工、スコアライン彫刻などを含め、25,000~40,000円前後が一般的です。高反発ドライバーを購入するよりは安価かもしれませんが、先ほどご紹介したドライバーの一部も、インターネットであれば50,000~100,000円で販売されています。

もしお金に余裕があるのであれば高反発加工をするのではなくて、あらかじめ高反発用に設計されているドライバーを購入されることをおすすめします。

4. まとめ

普通のドライバーよりも10~20y、人によってはそれ以上の飛距離が出る高反発ドライバーですが、それを使うことに対しては、様々な意見があります。

しかし、一緒にラウンドする相手や場所をよく考えてから使えば、問題はありません。

「昔みたいな飛距離が出ない・・・」「最近ゴルフが楽しくないな・・・」とお感じになっているシニアの方は、ぜひ一度高反発ドライバーを試してみてください。ゴルフがもっと楽しくなるかもしれません。


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