ゴルフのプレー時間はどれくらい?ラウンドの基本を徹底解説

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これからラウンドデビューをされる方は、1ラウンドあたりトータルでどれくらいの時間がかかるのかご存知ですか?ゴルフの大原則として「プレーファスト」が掲げられるほど、ゴルフでは時間が重視されます。そのため、おおよそどの程度の時間がかかるのかを目安として把握しておくことは重要です。

また、プレーファストをはじめとして、ゴルフでは特にマナーが重視されます。常にスロープレーにならないように注意しつつも、しっかりとマナーに気を配りながらプレーしなければなりません。

プロゴルファー 小原大二郎
この記事ではラウンドデビューを控えるゴルフ初心者の方向けに、プレーにかかる時間をはじめ、おさえておきたいマナーやプレー時間の短縮術について解説していきます。
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目次

1. ラウンドにかかる時間について
1.1. ゴルフのコースは18ホール
1.2. 1ラウンドは平均4時間以内に終わらせるのがマナー
1.3. スロープレーは厳禁、プレーファストを心がける
1.4. プレー時間の4時間に昼食時間は含まない

2. マナーを学んでゴルフを楽しむ
2.1. ゴルフ場には1時間前には到着する
2.2. 時間がなくてもグリーンの上は走らない
2.3. バンカーに足跡をつけない
2.4. 初心者だけでは回らない

3. ラウンド時間短縮のための4つの術
3.1. 常に早歩きを心がける
3.2. ラインを狙いすぎたり素振りをしすぎたりしない
3.3. クラブを何本か持って移動する
3.4. ボールは2分以内に探す努力をする

4. まとめ

1. ラウンドにかかる時間について

第1章では1ラウンドにかかる時間について、ゴルフの基本的な部分を交えながらご説明します。

1.1. ゴルフのコースは18ホール

基本的な知識として、ゴルフは1ラウンド18ホールです。他のスポーツと違って一度プレーするのにほぼ1日がかりであるのは、基本的に18ホール回り、その合計スコアを競うスポーツであるからです。

コース紹介 |昭和の森ゴルフコース

しかし、一般的に18ホールを一気に回るわけではありません。はじめに9ホール回って前半ラウンドを終えたあとに休憩(昼食)をとり、その後後半ラウンド9ホールを回る場合が多いです。

プロゴルファー 小原大二郎
ですが例外もあり、一気に18ホールラウンドする「スループレー」や、通常ラウンドの半分である9ホールのみプレーする「ハーフラウンド」もありますので、予約時に確認するようにしてください。

1.2. 1ラウンドは平均4時間以内に終わらせるのがマナー

1ラウンドあたり平均4時間以内で終わらせるようにするのがマナーです。混んでいる場合には5時間程度になってしまうこともありますが、4時間を最低限の目安としておくのがよいでしょう。理想のプレーの時間は3時間40分以内ですので、徐々に実力を伸ばしてこれを達成することを目指してください。

なお、基本的にゴルフは4人1組でプレーしますので、同伴者と互いに協力し合いながらこの時間を達成できるよう努力しましょう。

プロゴルファー 小原大二郎
ちなみに、最近では2人や3人でラウンドできるゴルフ場も増えています(2サムや3サムと表示)。その場合の目安は、4人から1人減るごとに20分減らすようにしてください。

初めてラウンドを回る場合はプレーに時間がかかってしまいがちですので、同伴者の方とともに特に時間への意識を強めるようにしてください。通常通り9ホール+9ホールでプレーする場合には、まずはハーフで2時間を目標にしましょう。

1.3. スロープレー厳禁、プレーファストを心がける

ラウンドをする際には、ゴルフ場を丸々貸し切れるわけではありません。6~8分おきに各組がスタートをしていきますので、前後には他のプレイヤーがいるということになります。

PLAY FAST! |アコーディア・ゴルフ

そのような中で1組のプレー時間が遅いとその後ろの組に迷惑をかけるだけではなく、そのさらに後続のすべてのゴルファーに迷惑をかけることになります。後続のゴルファーに待ち時間ができてリズムが崩れたり、場合によっては最終組が途中でプレーを断念しなければいけない状況にもなりかねません。

スロープレーは単にプレー時間に影響が出るだけではなく、お昼休憩の時間にも影響します。

プロゴルファー 小原大二郎
午前中のラウンドで渋滞が発生した場合、通常であれば1時間程度の休憩が1時間半~2時間と無駄に長くなってしまうこともあります。そうするとリズムが崩れてしまったり、モチベーションの低下にもなります。

1.4. プレー時間の4時間に昼食時間は含まない

1ラウンドあたり平均4時間以内に終わらせるのがマナーですが、この4時間の中には昼食(休憩)時間は含みません。プレー時間が4時間ということです。

先述のとおり、休憩の時間は1時間前後です。しかし、午前中のラウンドの具合によっては30分程度と短くなったり、逆に2時間程度と長くなってしまう場合もあります。

レストラン概要 |谷汲カントリークラブ

なお、「昼食も食べたしそろそろプレーに戻ろう」と好きな時間にプレーに戻れるというわけではありません。キャディ同伴の場合には前半を終えた段階でキャディさんがお知らせ、セルフプレーの場合には自身でキャディマスター室に確認しに行くことにより後半のスタート時間をチェックできますので、その時間に合わせて休憩を取りましょう。

2. マナーを学んでゴルフを楽しむ

ゴルフは特にマナーが重視されるスポーツです。審判がいない上に、同伴者とは1日中ともに過ごすこと、場内には他組のゴルファーが多数いることから常に配慮が求められます。マナーを学んでゴルフを楽しみましょう。

2.1. ゴルフ場には1時間前には到着する

プレーを実際にスタートしてからの時間も重要ですが、それ以前の時間にも注意です。「実際にゴルフをスタートするどれくらい前までにゴルフ場に着いておくべきか」ということも確認しておきましょう。

ゴルフ場を予約する際には、あらかじめスタート時間を決めます。

そのスタート時間の1時間くらい前には到着しているようにしてください。

プロゴルファー 小原大二郎
ゴルフ場に着いてからプレーし始めるまでには手続きや着替え、練習等々がありますので、余裕を持って到着しているようにしましょう。

2.2. 時間がなくてもグリーンの上は走らない

「ゴルフ規則 第1章 エチケット」には「パッティンググリーン面を傷つけないように心掛ける」と記載されている上に、「靴によってパッティンググリーン面に作られた掻き傷など」は入念に直すべきとの記載もあるほど、グリーンを傷つけないことは重視されています。

What do you mean your not open today? |Stony Creek Golf Club

グリーンはゴルフ場の顔であり、勝負を左右する大切な場所といえますが、なかなか繊細で傷つきやすいです。ゴルフシューズで踏んだだけでも傷がつきますので、走るのは言語道断です。

プロゴルファー 小原大二郎
グリーン上では特に慎重に歩き、急いでいる場合にはグリーンを出てから走るようにしましょう。

2.3. バンカーに足跡をつけない

バンカーは平らにしておくのがマナーです。ゴルフ規則第1章においても、以下のように明記されています。

バンカーから出る前に、プレーヤーは(a)自分が作ったバンカー内の穴や足跡は勿論、(b)近くにある他のプレーヤーの作った穴や足跡もすべて入念に埋め、平らにならしておくべきである。

ゴルフ規則 第1章 エチケット

時間がなかったとしても、バンカーから脱出したら必ず足跡やショットの跡をレーキできれいに平らにして整地しましょう。 レーキを使わずに履いている靴底で均してバンカーから出る人がいますが、これはよくありません。

プロゴルファー 小原大二郎
必ずレーキを使用し、足跡やショットの跡が全く残らないように完璧に消すことがマナーです。

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ゴルフボールがバンカーにあるときの覚えておきたいルールとマナー |マイベストプロ大阪・和歌山

レーキを使った正しいバンカーのならし方については「こんな時どうする?レーキの正しい使い方とよくある悩み5つ」の記事をご覧ください。

2.4. 初心者だけでは回らない

初心者だけで回るのはやめましょう。全員が初心者だとミスショットも多くスロープレーになってしまいますし、なによりスロープレーであることに気がつけない可能性もあります。また、ルールやマナーを理解しないままプレーをするため、周囲に迷惑をかけてしまうかもしれません。

プロゴルファー 小原大二郎
初心者だけではなく必ず上級者にも入ってもらうことが、マナーを守って楽しくプレーするためにも大切です。

3.ラウンド時間短縮のための4つの術

少しでもスロープレーを回避できるよう、簡単にできる4つの時間短縮術をご紹介します。基本的で簡単なことですので、初心者の方も常に以下の4つの事項を意識しながらラウンドするようにしてください。

3.1. 常に早歩きを心がける

最も基本的なこととして、プレー中は常に早歩きを心がけましょう。ダラダラと歩かず、背筋を伸ばしてスタスタと歩いてください。

歩き

ゴルフではショットをする時間よりも、圧倒的に歩いている時間の方が長いです。ゴルフの大半の時間は歩いているといっても過言ではないでしょう。そのため、早歩きをすることは時間短縮になる上に、プレーのリズムを保つことにもなります。

なお、プレー中に走るのはやめましょう。

プロゴルファー 小原大二郎
走ると無駄に体力を使うことになりますし、プレーのリズムも乱れます。常に早歩きを心がけ、後続の組が迫ってきていてどうしても急がなければならないというときであってもせいぜい早歩きにとどめておくようにしましょう。

3.2. ラインを狙いすぎたり素振りをしすぎたりしない

ライン読みに時間をかけないようにしましょう。そもそも自分の番がきてから長い時間をかけてライン読みするのもNGですし、特に初心者の場合、芝目などを見てもなかなかラインは読めないものですよね。

また、素振りを何度もするのも厳禁です。原則1回、多くても2回までにとどめてください。初心者は打数が多くなりやすいのでただでなくてもプレーに時間がかかります。

そのうえ何度も素振りをしたり、無意味に長い時間ラインを読んでいては時間がかかる一方です。

プロゴルファー 小原大二郎
時間をかけてショットしミスするよりも、時間をかけずにショットしてミスをし、すばやくリカバリーした方が時間短縮になります。

また、後者のほうが周囲からの印象もよいです。過度にスイングまでの下準備をしないようにしましょう。

3.3. クラブを何本か持って移動する

クラブを持って行ったものの、番手が違っていたためにカートまで取りに戻るということはやめましょう。

ゴルフにまだ慣れていない段階では、事前に距離感を把握できておらず番手を変更するということはよくあります。しかし、この度に戻っていては時間がかかってしまいますので、選んだ番手とその前後の使う可能性があるクラブをすべて持って移動するようにしましょう。

スロープレーの罠にはまっていませんか? |有馬カンツリー倶楽部

無駄な動作を少しずつなくしていくことが、全体で見たときに大幅な時間短縮になります。そのことを意識しながら、ほんのちょっとした動作でも時間を短縮できるように行動していきましょう。

3.4. ボールは2分以内に探す努力をする

林の中にゴルフボールが入ってしまったときに、いつまでもボールを探してしまうことがあります。もちろんボールを探すのは問題ありませんが、あまり長い時間をかけるのはよくありません。ボールは2分以内に探す努力をしましょう。

ルールでは、2018年時点においては5分までであればボールを探せることになっており、2019年のルール改正からはそれが3分へと短縮されます。

プロゴルファー 小原大二郎
その時間内であればどれだけ探しても問題ありませんが、初心者の場合はプレーに時間がかかるものですから2分をひとつの目安としておきましょう。

もし、ボールが見つからなそうな可能性(紛失球・ロストボール)がある場合には、あらかじめ「暫定球」を打っておきましょう。暫定球を打っておけば、もし紛失球となり打ち直す必要があってもいちいち元の位置まで戻る必要がありませんから、時間をロスする心配がありません。

4. まとめ

ゴルフはゆったりとプレーを楽しむというイメージを持っているかもしれませんが、意外と時間・体力勝負のスポーツです。これまでご説明してきたように、1ラウンド4時間以内という目安のもと時間を守って行動することが求められる上に、常に早歩きで移動する必要があるからです。

プロゴルファー 小原大二郎
初心者はプレーに時間がかかってしまうのではじめは大変かもしれませんが、この記事でご説明した時間短縮術をうまく活用しながら、マナーを守って楽しくプレーしましょう。
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