知らなきゃ恥ずかしい!ゴルフのスライスとフックとは?

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ゴルフで代表的なミスである「スライス」と「フック」、初心者の皆さんはきちんと意味を理解していますか?「スライスは…右?フックは左?」という曖昧な方も多いかもしれません。

また、もっと初心者の方を混乱させるのが、スライスとフェード、フックとドローの違いだと思います。これは、定義が割と曖昧なので、初心者の方でなくても、お悩みになる方も多いのではないでしょうか。

コーチからレッスンを受けたり、あるいはゴルフの先輩から指導を受けるときには、このような基本的なゴルフ用語を分かってないと、意味がまったく分からなくて困ってしまいますし、ルールも理解できません。また、用語を知らなければ、ゴルフ仲間との会話を楽しむのも難しくなります。

そこでこの記事は、初心者の方がまず最初に悩むであろうスイングのミス「スライス」と「フック」、そしてそれと似ていて紛らわしい「フェード」と「ドロー」についてご説明します。基本的な用語を理解して、ゴルフを楽しくプレーしましょう!

目次

1. スライス・フェードとフック・ドローの弾道の違いとは
1.1. スライスとフックとは
1.2. フェードとドローとは

2. ラウンド中にスライス・フックが止まらない時の応急処置
2.1. スライスの応急処置4つのポイント
2.2. フックの応急処置2つのポイント

3. まとめ

1. スライス・フックとフェード・ドローの弾道の違いとは

スライス・フック・フェード・ドローの違いは、下の図をご覧になったほうが分かりやすいです。

弾道4種

スライス・フェードは利き手の方向に曲がる弾道、フックと・ドローは利き手とは逆側に曲がる弾道です。弾道として好ましくなく、ミスとして扱われるのがスライスとフック、逆に好ましいのがフェードとドローです。まずは、スライスとフックについて説明していきます。

1.1. スライスとフックとは

ゴルファーなら誰もが一度は経験する、ゴルフで代表的なミスが、「スライス」と「フック」です。スライスは利き手方向に、フックは利き手とは逆方向にボールが飛んでいってしまうミスですが、両者に共通するのが、「大きくカーブを描いて飛んで行く」という点です。

スライスフック

スライスやフックになると、弾道が安定せず、飛距離も大幅に落ちますし、最悪の場合OB(区域外)となってしまい、スコアに大きく響きます。ですので、これらのミスが出たら、癖にならないうちに早急に対処する必要があります。

初心者の方の大半がまず悩むのは、スライスです。大体、ゴルフ歴半年~1年の方が悩むことが多いようです。これは、フェースがターゲットに対して開いていたり、外側から内側に振りぬく、いわゆるアウトサイドインになっていることが原因です。詳しくは、「初心者要チェック!ゴルフの『スライス』とは?」という記事に書かれていますので、こちらを参考にして下さい。

swing2

なんとかスライスを矯正して、スイングが出来上がってくると、今度はフックのミスが出るようになります。「スライスを防ごう」と意識し過ぎることで、フックが出てしまうということが多いです。これは、スライスとは逆で、フェースがターゲットに対して閉じていたり、内側から外側に振りぬく、インサイドアウトになっていることが原因となります。フックの原因やフック矯正のコツに関しては「次のゴルフはフックゼロ!フックを解消する3つの裏ワザ」という記事に詳しく書かれていますので、こちらをご覧ください。

1.2. フェードとドローとは

スライス・フックとは対照に、肯定的に使われるのが「フェード」と「ドロー」なのですが、定義がやや曖昧です。フェードは、ボールが落下する直前、ボールの威力がなくなってくるころに利き手側に少しだけ曲がる弾道、または、曲がり幅がスライスよりも小さいもののことをいいます。対してドローは、ボール落下直前に利き手とは逆側に少しだけ曲がる弾道、または曲がり幅がフックよりも小さい弾道のことをいいます。

フェードドロー

フェードは、コントロール性に優れた弾道です。飛距離には劣りますが、自分の止めたいところで、しっかり止めることが出来るという利点があります。グリーン上でピタッと止めたい時や、アイアンでのショットなどの場合におすすめです。

ドローは、フェースにしっかり当たりやすいので飛距離が出る上に、着地してからの転がり(ラン)も長いので、飛距離に優れています。ただ、ランが長いというのがデメリットになりえます。グリーンでしっかり止まってくれなかったり、フェアウェイからラフに入ってしまうこともあるからです。ドローは、飛距離が必要なドライバーショットなどの時におすすめです。

一般的にはドローボールの方が好まれ、ドローを打てるようになったら脱初心者だという意見もあります。また、ドローとフェードとを好きなように打ち分けられるようになったら、ゴルファーとしてのレベルをさらに上げることが出来ます。ですが、まだ本当にゴルフを初めて間もない方は、ドローとフェードを打てるように意識する必要はありません。ひとまず、スライスやフックを頻発させないようにすることを意識してください。

2. ラウンド中にスライス・フックが止まらない時の応急処置

2章では、ラウンド中にスライス・フックが止まらないときに使って欲しい応急処置について説明します。このままだとスコアがボロボロになってしまうような、どうしようもないときには、この方法を使って下さい。

ですが、あくまでもこれは応急処置なので、練習の際などは、スライス・フックの根本の原因を矯正するための練習をしてください。スライスの直し方は「【動画あり】ゴルファーの天敵『スライス』の5つの直し方」、フックの直し方は「次のゴルフはフックゼロ!フックを解消する3つの裏ワザ」という記事で説明していますので、参考になさってください。以下では、応急処置の方法をご説明します。

2.1. スライスの応急処置4つのポイント

スライスの応急処置は、以下の4つです。

  • グリップをいつもよりストロングに握る
  • アドレス時にヘッドを左に向ける
  • 左右のグリップを少し離して握る
  • クローズスタンスにする

2.1.1. グリップをいつもよりストロングに握る

グリップ(クラブの握り)をいつもよりストロングにして下さい。目安は、グリップした時に、左手のこぶしの山が3つ以上見えるようにすることです。

slice-1

ストロンググリップにすると、人間の骨格上、フェースをクローズにしやすくなり、スライスを防ぐことが出来ます。

2.1.2. アドレス時にヘッドを左に向ける

アドレス(構え)の時には、クラブヘッドをやや左向きにしましょう。アドレスの時から左向きにしておけば、インパクト時にもフェースを閉じた状態で打つことができ、スライスの原因である、インパクト時にフェースがオープンになってしまうことを防ぐことが出来ます。

slice-2

クラブを握ってからフェースを左向きにするのではなく、フェースを左向きにしたらクラブを握り直して下さい。ちなみに、初心者の方向けのアドレスの仕方が「ゴルフの基本中の基本!初心者向けアドレスの意味と取り方」という記事に書かれています。アドレスはゴルフをする上でとても大切な要素になるので、アドレスの仕方がよくわからないという方は、こちらをご覧ください。

2.1.3. 左右のグリップを少し離して握る

左右の手を少しだけ離してグリップしましょう。ボールがフェースに当たった(インパクト)あと、右腕が左腕を追い越し、スイングが完了した時には、右腕が上にきているのが正しいスイングです。このとき、手を左右に回すことをターンオーバーといいます。左右の手を少し離すことで、このターンオーバーを行いやすくします。

slice-3

ターンオーバーが適切に行われず、右腕が下にきてしまっていると、フェースが開いてしまいます。左右の手を少し離して、右手が左手を追い越すことを意識しましょう。

2.1.4. クローズスタンスにする

右足を少し引いて、両足を結んだラインがターゲットに対して閉じるようにしましょう。これを「クローズスタンス」といいます。スライスを防ぎたいときには、上半身はスクエア(ターゲットに対してまっすぐ)に構え、足だけをクローズにしてください。

slice-4

クローズスタンスにすると、ターンオーバーを適切にしやすくし、スイングの際に肩をしっかり回転させやすく出来ます。そうすることで、スライスの原因の一つである、アウトサイドインを防ぐことが出来ます。

2.2. フックの応急処置2つのポイント

フックの応急処置は、以下の2つです。

  • 手首の角度をキープする
  • 左に壁をイメージして、重心をキープする

2.2.1. 手首の角度をキープする

クラブフェースがスイング中に動かないように、手首の角度をキープしましょう。手首の角度とは、腕とシャフトとの角度をいいます。

hook-1

インパクト時に、フェースが左を向きすぎてしまっているのが、フックの主な原因です。そしてフェースが左を向いてしまうのは、スイング中に手首の角度が変わってしまっているのが原因にになります。

一度アドレスした時の手首の角度を、スイング中は変化させないように意識して下さい。小指、薬指、中指に特に力を入れるのがコツです。そうすれば手首の角度が変わりにくくなり、フックを軽減することが出来ます。

アドレス時の適切な手首の角度に関しては、「ダフり・トップ軽減!アドレス時のゴルフクラブと手首の角度」という記事で説明していますので、こちらを参考にして下さい。

2.2.2. 左に壁をイメージして、重心をキープする

スイングをするときには、自分の左側(ターゲット側)に壁があるとイメージしてみてください。

hook-2

手首のターンが強くなり過ぎてしまうと、ボールはフックになってしまいます。そして手首のターンが強くなってしまう原因は、身体の重心が、左側に突っ込んでしまうことです。それを防ぐために、自分の左側に壁があるとイメージすることが大切です。

身体の重心が、イメージの壁から飛び出さないようにしながら、重心をキープすることを意識してスイングすれば、自然と手首のターンが丁度良くなります。

3. まとめ

今回の記事では、多くのゴルファーが悩む「スライス」と「フック」、そしてそれと似た「フェード」と「ドロー」について説明しました。この記事に書かれたことを頭に入れて、コーチやゴルフの先輩からの助言を理解できるようにして、上達に役立てましょう。

また、スライスとフックの応急処置法についてもご紹介しました。コースに出たものの、スライスやフックが多すぎてスコアが大変なことになってしまいそうだ、スロープレーになってしまいそうだ、というときには、この処置法を参考にしてみてください。

スライス・フックを軽減して、脱初心者を目指しましょう!


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