ボールを上げて寄せる!場面別サンドウェッジの打ち方

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バンカーや深いラフから打った時に、砂や草に邪魔されてボールがほとんど飛ばせずイライラしてことはありませんか?

あるいは、グリーン周りからアイアンで打って、オーバーしたことはありませんか?15yほどの短いアプローチではオーバーしたり逆に全然寄せられなかったり、難しいですよね。

このような時に使いたいのがサンドウェッジ(SW)です。サンドウェッジは短くて扱いやすく、ロフト角に特徴があります。名前の通り、砂場、つまりバンカーで使うために造られたクラブですが、短い距離でのアプローチでも役に立ちます。

「ボールを上げる」「落とした位置で止める」この2つのメリットを持つサンドウェッジを上手く打つためのコツを紹介します。

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目次

1. サンドウェッジの特徴2つと選びたい場面
1.1. バンカーから脱出したい時
1.2. グリーンにピタリと寄せたい時

2. バンカーから一発で脱出する打ち方
2.1. 手を大きく動かさない
2.2. 体重移動は最小限
2.3. バンカー特有のアドレスの徹底

3. サンドウェッジのグリーン周りでの打ち方

4. サンドウェッジを打つ時にありがちなミス2つと対処法
4.1. ボールが上がり過ぎてしまう
4.2. ボールが飛ばない・ダフる

5. まとめ

1. サンドウェッジの特徴2つと選びたい場面

アプローチショットの際にサンドウェッジを使用すると、2つの利点があります。

  • ふかふかした場所にあるボールを脱出させられる
  • 落としたところでピタッと止められる

サンドウェッジは下の2つのような特徴を持っていて、それが「脱出する」「止める」を可能にしています。

  • バウンスが出っ張っている
  • フェースが寝ている

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上の特徴から、サンドウェッジで打つべき場面は以下の2つです。

①バンカーから脱出したい時
②グリーンにピタリと寄せたい時

それぞれの場面でサンドウェッジが適している理由を、詳しく見ていきましょう。

1.1 バンカーから脱出したい時

サンドウェッジは名前の通り、砂の上で使うことを前提としたクラブ、つまりバンカー用のクラブです。なぜサンドウェッジの構造はバンカーからの脱出に適しているのでしょうか?その理由を知ることで、サンドウェッジの特徴を上手く利用したショットが打てるようになります。

1つ目の理由は、ボールが上に高く飛んでいきやすいからです。サンドウェッジはロフト角が大きく、フェースが寝ているのが特徴です。ロフト角が大きいと、ボールの下にクラブが入り込みやすく、それによって打ち出し角が高くなります。

2つ目の理由は、バウンスが出っ張っていることで、クラブが砂や草にもぐるのを防ぎます。砂や草などの障害物に邪魔されることなく、意図した方向にボールが飛ばすことができます。

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これならできる一発脱出!!バンカーショットに難しいテクニックはいりません Part1 |パーゴルフPLUS

また、ボールをショットする前にバウンスが地面に当たる、つまりダフります。バンカーショットの際にはあえてダフることにより、より効果的にバンカーからボールを脱出させます。

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Lesson.21 バンカーショットの基本 |GDOニュース

バウンスが出っ張っていること、そしてフェースが寝ていることを生かして打つことが、バンカーからサンドウェッジで打つ際に必要なことです。

1.2. グリーンにピタリと寄せたい時

30y~50yというフルスイングで打つことの出来ない距離は、アイアンでハーフスイングで打ったりするよりも、まずはシャフトが短くて扱いやすいウェッジを使って打つことをおすすめします。

特に、グリーンでピタリと止めたいときにはサンドウェッジが適しています。サンドウェッジはバックスピンがかかりやすく、ボールが落下したその場所で、ボールをピタリと止めやすいという特徴があるからです。

「バックスピン」とは、落ちたボールが転がるであろう方向とは逆方向にボールに回転がかかることです。そうすることによってボールの勢いは相殺され、ボールはその場で動かなくなるか、飛球方向とは逆に戻ります。落としてから余分に転がって、ピンから遠ざかっていってしまうことを防げます。

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なお、サンドウェッジを使えば必ずバックスピンが強くかかるというわけではなく、バックスピンがかかる状況というものがあります。これに関しては、「バックスピンは『かかるもの』バックスピンがかかる4要素」という記事でご説明していますので、ぜひご覧ください。

2. バンカーから一発で脱出する打ち方

バンカーで何度も叩くこと無く一発で脱出させるために、この基本をしっかりおさえましょう。

  • 手を大きく動かさない
  • 体重移動は最小限
  • バンカー特有のアドレスの徹底

この3つを守って打てば砂の上でもバランスを崩さずに打てます。以下で詳しくご説明します。

2.1. 手を大きく動かさない

バンカーの傾斜の上では、バランスを崩さないためにフルスイングはしないようにします。ショットの勢いは、代わりに手首のコックを使うことで作り出します。

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コックとは、グリップしている左手がバックスイング時に手の甲側に折れることを言います。バンカーではできるだけ手元を動かさずに、コックを使ってクラブヘッドを動かすのがうまく打つコツです。

コックを使うことによって、クラブを上から入れることが出来るのでボールが高く上がり、ヘッドを走らせることが出来ます。

2.2. 体重移動は最小限

バンカーでは、バランスを維持するため、体重はずっと左足に多めにかけます。通常のスイングでは、バックスイングの時に右足に体重がかかりますが、バンカー内ではバックスイングでも左足:右足にかかる体重の割合は7:3です。

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2.3. バンカー特有のアドレスの徹底

バンカーで最も大事なポイント、それはアドレスです。

砂の上でも最後までバランスをとることができる、安定した構えをすることが最も重要です。スイングを安定させるアドレスのポイントを4つご説明します。

POINT1 グリップはゆるめに

グリップはゆるめに握ったほうがヘッドスピードが上がります。バンカーショットは基本的にフルスイングではないため、ヘッドの勢いが遅くなります。そこでグリップをゆるめに握ることで、遠心力を使います。こうすることで、インパクト前後でヘッドを加速することができます。

POINT2 フェースは開く

フェースを開くとは、フェース面を上に向けることです。
クラブフェースを上に向けることでバウンスがより効くようになるので、クラブが砂に潜りにくくなります。

フェース面の開閉

ポイントは、グリップしてからフェースを開くのではなく、フェースを開いてからグリップするという点です。グリップしてからフェースを開くと、ダウンスイングの際にグリップした時の手の位置に戻ってしまい、フェースが閉じてしまうからです。

POINT3 フェースの向きは1時から2時が基本

基本的にフェースの向きは1時から2時にします。これは腰の高さまでバックスイングをしてクラブを地面と並行にした際に、その時のソールを時計の針として見た場合、1時から2時になっているかということです。

下の写真の範囲に収まっていればOKです。
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POINT4 ボールは左足かかと線上に置く

ボールの位置が、左足のかかとの前あたりに来るようにアドレスをしてください。

ここに置くことによって、ボールの手前を打つ、つまり意図的にダフることが出来ます。バンカーショットの際にはあえてダフり、砂と一緒にボールを飛ばすエクスプロージョンショットをするのがポイントです。

バンカーでのショットについて、困った状況別での打ち方などを「【動画有】バンカーを一発脱出するショットの打ち方」の記事にまとめています。バンカーでの「目玉」などに対応できるようになりますので、ぜひご覧ください。

3. サンドウェッジのグリーン周りでの打ち方

グリーン周りから打ってピン周辺でピタリと止めたい場合には、特にダウンブローを意識して打ち、バックスピンを掛けるようにしましょう。

ダウンブローとは、クラブヘッドが最下点に達する前、ヘッドが下降を続けている最中にボールを捉えることをいいます。

ダウンブローで打つコツは、以下の4つです。

  • アドレス時は、左右均等に体重をかける
  • 腰を固定する
  • 顔を固定する
  • ハンドファーストを意識する

アドレスの際には、左右の足の土踏まずに、同じくらいの体重をかけて下さい。重心が均等になるようにするのがポイントです。

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腰はブレないようにしてください。スイングの際に腰が左右に動いてしまう方がいますが、そうするとスイングが安定しません。腰を固定することを意識しましょう。

顔の軸も固定して下さい。もちろん、顔の表面はフォロースルーなどの際に動いてもいいですが、軸は動かないようにしましょう。軸が動いてしまうと、上半身が安定しなくなります。

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そして、特に大切なのは、「ハンドファースト」で打つということです。ハンドファーストとは、ヘッドよりも手が先行する打ち方です。インパクトの際に、手元を左足の外側に押し出す感覚を意識するようにしましょう。

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ダウンブローの打ち方に関しては、「グリーンでボールが止まる!正しいダウンブローの基本とコツ」という記事に詳しく記載されています。ダウンブローは難しい技術ですが、こちらに書かれているコツに注意すれば、ダウンブロー習得も夢ではありません。こちらもぜひご覧ください。

4. サンドウェッジを打つ時にありがちなミス2つと対処法

4.1 ボールが上がり過ぎてしまう

バンカーショットの際に、サンドウェッジでのショットが上に上がりすぎて、距離がほとんど出なかったり、意図しない方向に飛んでしまったりするなら、それはすくい打ちが原因です。

サンドウェッジはバウンス角が大きいのでそれを意識してしまい、さらにバンカーショットの場合はボールを上げようと意識してしまいがちなので、すくい打ちになりやすいです。

これを防ぐためには、まずは重心位置を注意しましょう。バンカーショットの際の体重のかけ方は「左足:右足=7:3」、これを徹底するようにしてください。自分からは体重移動を行わないようなイメージでスイングをすることが大切です。

また、ハンドファーストを意識することも大切です。3章でご紹介したように、ハンドファーストとはヘッドよりも手が先行する打ち方です。手元を左足の外側に押し出す感覚を身につけましょう。

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4.2. ボールが飛ばない・ダフる

ボールが思ったほど飛ばないという場合はヘッドが地面に刺さってしまい、勢いを殺していることが多いです。もちろん、バンカーや深いラフから打つ際には多少ダフらせたほうがよいのですが、芝が刈られたグリーン周りでダフらせるのは厳禁です。

リーディングエッジを地面に当てるのではなくて、バウンスの出っ張っているところを接地させ、すべらせるようにショットすることを心がけてください。フェースを開くようにすれば、バウンスをより効かせることが出来ます。

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下の写真ではリーディングエッジを地面に当てずに、バウンスがすべるように接地しています。

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ボーケイさんの「Bounce is Friend」Vol.3 |みんなのゴルフダイジェスト

5. まとめ

サンドウェッジはその特徴的な構造のために、「難しそう」「バンカーでは使えるけど、グリーン周りではダフりそう」と感じてしまう方もいらっしゃいます。

しかし、一度コツをつかんで扱えるようになれば、バンカーも怖くなくなりますし、苦戦しがちな15y程度のアプローチも難なく飛ばせて、ピンにピタリと付けることもできます。

この記事を参考にして、ぜひバンカーだけでなく、アプローチショットなどでもサンドウェッジを活用してみてください。


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