基本~応用まで!正しいティーアップの高さ

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みなさんはティーアップの高さ気にしたことはありますか?

せっかくよく飛ぶと評判のドライバーを買ったのに全然飛ばない!と感じている方はティーアップの高さが原因かも知れません。

こちらの記事では正しいティーアップの高さや状況に応じた高さを詳しく紹介します。

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目次

1. ティーアップとは

2. 【基本編】正しいティーアップの高さ
2.1. ドライバー
2.2. フェアウェイウッド
2.3. アイアン

3. 【応用編】タイプ・状況別ティーアップの高さ
3.1. アウトサイドインの方は低めに!
3.2. 向かい風、追い風

4. まとめ

1. ティーアップとは

ティーアップとは、ティーグラウンドからショットを打つ際に、ティーペグ(ボールの高さを上げるための器具。プラスティック製や木製がある)を使って地面よりも高い位置にボールを置くことです。

ティーアップすることで、2つのメリットがあります。

  • ライ(地面の状態)を気にせずにショットが打てる
  • ボール位置を高くすることで、アッパーブロー(アセンディングブロー)で球を打つことができ、飛距離アップが期待できる

そもそものティーアップは、地面に土を盛っただけのものでした。
そこから飛距離アップやボールへの抵抗を減らす工夫が施され、現在は様々な形のティーが販売されています。

2. 【基本編】正しいティーアップの高さ

一般的にその基準の高さより高くティアップすると球筋が高くなったり、左へ行きやすくなります。逆に低くティアップすると球筋が低くなったり、右へ行きやすくなります。

高いティーアップ

  • ボールが高く上がる
  • 左にひっかけやすい

    低いティーアップ

  • ボールが低く出る
  • 右にいきやすい

    ティアップの高さによって、同じスイングをしても球筋が変わります。

    この章では、クラブ別に正しいティーアップの高さを説明していきます。
    ですから皆さんも自分にあったティアップの高さを見つけてくださいね。

    2.1. ドライバー

    ドライバーのティアップは、フェースのトップからボールが半分見えるのが理想です。
    そこからご自身の打ちやすい高さに微調整してください。

    ドライバー ティアップ

    続いてボールを置く位置の確認です。
    ドライバーは左脇の真下に置くのがよいでしょう。

    クラブの中でもボールを一番左側に置くべきなのが、一番長さのあるドライバーです。

    一般的には左足のつま先を基準にすることも多いようですが、足の位置は毎回ずれてしまう可能性が高いですよね。
    それよりもあまり変化することのない「脇」を目安として使うことをオススメします。

    したがって、ボールの位置は両足の真ん中から左脇の間で、クラブが長くなるに連れ、徐々に左脇の方に移動させていきましょう。

    2.2. フェアウェイウッド

    フェアウェイウッドとユーティリティはミドルティを使用し、地面からボールの底が1センチ程度になるようにしましょう。

    アマチュアの大半はコースにいるとティーアップを高くし過ぎる傾向があるので注意してください。

    またティーを使わず地面に直接置いてもOKです。
    ティーアップしないほうが打球が上がり、番手なりの飛距離をしっかりと出すことができます。

    2.3. アイアン

    アイアンのティーアップは、以下のように行いましょう。

    • ミドルアイアン(7I~5I):地面から1センチ程度
    • ショートアイアン(PW~9I):地面から1-2ミリ程度 

    実際に行ってみると、殆ど地面にくっついているような状態です。

    アイアンティーアップ

    ヒットする場所がフェースの上すぎても下すぎてもミスヒットにつながりますので、ご自身で試して微調整してみて下さいね。

    3. [応用編]タイプ・状況別ティーアップの高さ

    この章ではスイングタイプ別のティーアップ、「見えないハザード」といわれる風に対応するティーアップの高さをご紹介します。

    3.1 アウトサイドインの方は低めに!

    スイングの傾向によって出やすいミスも違います。そのため2つのタイプに分けて、オススメのティーアップの高さをご紹介します。

    スイング軌道

    アウトサイドインの方

    アウトサイドインの傾向がある方は低めのティーアップがおすすめです。

    なぜかというと、クラブの入射角が鋭角になるのでティーアップが高いとテンプラなどのミスが出やすくなるからです。

    インサイドアウトの方

    インサイドアウトの傾向がある方は高めのティーアップがおすすめです。

    インサイドアウトの方は、すくい上げるようなスイングになる傾向がありますので
    低いティアップだと地面をダフってしまったりする可能性が出てくるからです。

    3.2 向かい風、追い風

    向かい風(アゲインスト)のとき

    以下の2通りの考え方があります。

    • ティーアップを高くしてフェース上側でヒットさせ、バックスピンを減らして飛距離のロスを最小限にする
    • ティーアップを低くして、低い球を打ち出すことで風の影響を減らす

    どちらも正解なので、両方とも試して良いほうを選びましょう。

    フォロー(追い風)のとき

    追い風では「弾道の高さ」と「適度なバックスピン量」が大切です。
    そのためティーアップは高めにしましょう。

    低い弾道やバックスピンが足りない状況だと、風に上から押されたり乗り切れずに急に落下してしまうことがあるからです。

    4. まとめ

    ティーアップの高さとともにボールの位置も重要です。基本を覚えたら、自分に合うように微調整を行っていきましょう。

    適切なティーアップをすることで安心感にもつながり、ナイスショットに一役買ってくれるはずです。


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