ゴルフのアルバトロス保険に加入するメリットと料金相場を完全解説!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

ゴルファーなら誰もが一度は出してみたいと憧れるアルバトロスですが、実際に達成した場合、多額のお祝い費用がかかることをご存知でしょうか。

実は達成できた喜びもつかの間、祝賀会や記念品作成などの多大な費用がかかってしまい、心から喜べなかった…となる方も多いのです。
ゴルフ保険にはアルバトロス達成の際に必要となる費用の補償もついています。

ここでは、アルバトロスを達成した際にかかる費用の相場や、ホールインワン・アルバトロス補償の詳しい内容、補償を受けるための条件、そしてアルバトロス補償を備えた保険を比較しながらご紹介したいと思います。

アルバトロスについて

アルバトロスとは、1パーから数えて3打少なくそのホールを終えることを指します。

パー4の第1打、パー5であれば第2打でカップインすることです。

アルバトロスとは「アホウドリ」の意味で、アホウドリは並外れた飛翔力を持つ鳥であることから名づけられたと言われています。

パーより2打少ない場合は「イーグル」ですので、「ダブルイーグル」とも言われ、アメリカではこちらの呼び方のほうが一般的なようです。

飛距離は1打で300ヤード以上飛ばす必要があり、またショットの正確性も必須のため、パー3のホールインワンよりも至難の業だと言われています。

アルバトロスを出す確率は、プロでも12万分の1、アマチュアゴルファーでは100万~200万分の1ほどと言われますが、狙って出せるものでもなく、プロであっても運の要素も大きいものです。

そのため、偶然が重なって一般のゴルファーが達成することもないとは言い切れません。

アルバトロスを達成したらかかる出費

日本ではアルバトロスやホールインワンを達成した人は、 その幸運を周りの人たちと大々的にお祝いする習慣があります。

お祝いにかかる費用は達成した本人が負担するというのが暗黙の了解であり、ひと通りするとなるとそれなりの金額がかかります。

お祝いの内容とは、

・祝賀会、祝賀コンペの開催
・キャディへご祝儀を渡す
・仲間への記念品配布
・ゴルフ場への記念植樹

などがあります。

祝賀会や祝賀コンペは人数にもよりますが、数十万~100万円ほどかかります。

キャディへのご祝儀は1~5万円ほど、記念品の作成は2,000円前後×人数で数万~数十万円、記念植樹は10万円くらいになります。

必ずしも全てしなければいけないわけではありませんし、例えば親しい仲間内での場合なら、簡単なお祝いで済ませてもよいかもしれません。

しかし、仕事の取引先との接待プレー中などであればそうもいきません。

やはりそれなりにきちんとした祝賀会などが必要になりますし、参加人数も多くなるでしょう。

レジャーに行く時にレジャー保険をかける方はまだ少数ですし、国内旅行で保険に加入する方も少ないのと同様、ゴルフ保険に加入している方も少ないのが現状です。

まだまだゴルフの頻度は少ないし…と思っていても、そもそも運の要素も大きいホールインワンやアルバトロスはいつ出るかはわかりません。
せっかくアルバトロスという奇跡を達成しても、100万円近い出費が必要となれば、喜んでばかりはいられませんよね。

ホールインワン保険で多額の出費に備える

ホールインワン記念品今治タオル |エイジクラフト株式会社

ホールインワン・アルバトロスを達成したらどれほどの費用が必要になるのか、具体的にイメージしていただけたかと思います。

このような突発的な出費に備えて、ゴルフ保険には「ホールインワン・アルバトロス補償」というものがあります。

では、「ホールインワン・アルバトロス補償」の内容や、補償を受ける際の条件を見てみましょう。

ホールインワン保険は日本独自の制度

そもそも、ホールインワン・アルバトロス達成をここまで費用をかけて大きく祝うのは日本独自の習慣で、海外ではせいぜいキャディにチップを渡したり、お祝いに乾杯したり、という程度です。

本来祝われるはずの人が、なぜかお金を払って周りの人々に大盤振る舞いをする、というこの習慣が根付いた理由は諸説あります。

・かつてホールインワンを達成した人が喜びのあまり派手にお祝いし、それが習慣として広まった(かつてゴルフをプレーする人は富裕層が多かったため広まりやすかった)
・ホールインワンやアルバトロス達成という大きな幸運を周りにお裾分けする意味合いがある
・大きな幸運のあとには大きな不幸があるという説があるので、厄除けのために

このような習慣自体が日本特有ですので、ホールインワン・アルバトロスの補償についても日本独自の制度であり、海外では見られないものです。

保険の対象となる費用

ホールインワン・アルバトロス補償の対象となるのは、実際にお祝いにかかった費用です。

保険会社から達成した時点でお祝い金が出るわけではないので注意してください。

具体的には、

・祝賀会開催時の飲食代金
・祝賀コンペ開催費用、賞品購入費用
・キャディへのご祝儀
・記念品作成費用
・ゴルフ場への記念植樹費用

などが対象になります。

その他、保険会社が認めた負担することが適当とされる社会貢献や、ゴルフ競技発展に役立つ費用なども補償の対象となっています。

記念品については、プリペイドカードや商品券などの金券類は補償の対象外となる場合がほとんどですので、事前に規約を確認しておきましょう。

プリペイドカードは、達成記念として特別に作成したものに限り認められる場合もあります。

補償を受けるために必要なもの

ホールインワン・アルバトロス補償を受けるためには、それを証明する書類が必要です。

保険金詐欺を防ぐため、補償の条件は厳しく、必要書類についても不足があると支払われませんので、しっかりとチェックしておきましょう。

【アルバトロス補償を受けるための必要書類】

・同伴競技者の署名または記名押印した証明書
・ゴルフ場の支配人または責任者が記名押印した証明書
・キャディなど第三者の署名捺印のある証明書
・同伴競技者のアテスト済みのスコアカード
・アルバトロス達成記念のためにかかった費用に関する領収書の原本

これらの4つの書類を提出しなければ補償を受けられません。

達成の証明書は保険会社指定のものが必要ですので、ゴルフ場発行の証明書だけでは請求できませんので、間違えないようにしましょう。

また、実際にかかった費用に関する領収書の但し書きには、必ず「アルバトロス達成記念」という文字を入れてもらってください。「商品代」や「飲食代」では保険金が支払われない可能性があります。

保険が適用されないケースも

ホールインワン・アルバトロス補償は、保険金詐欺防止のため条件が厳しくされています。

そのため、保険が適用されないケースもありますので注意が必要です。

【アルバトロス補償が適用されないケース】

・海外でのプレーの場合
・ゴルフ場経営者が自身のゴルフ場で達成した場合
・プロゴルファーやゴルフ指導者の場合
・ゴルフ場の使用人が勤務しているゴルフ場で達成した場合
・セルフプレーだった場合

前述の通り、ホールインワンやアルバトロス達成を大規模にお祝いする習慣は海外ではありませんので、海外でのプレー中に達成された場合は適用外になります。

セルフプレーについては、基本的にはどの保険会社も保険の適用外です。

しかし、ホールインワン・アルバトロス達成の瞬間を第三者が目撃していたという客観的な証明ができる場合のみ、認められるケースもあります。

しかしその証明のためには、

・ビデオ映像などの証拠となる動画(第1打からカップインするまでの連続した記録映像)がある
・ゴルフ場の従業員や出入りの造園業者・イベント業者や、前後のパーティのプレイヤーなど第三者が目撃し、その目撃者の署名捺印された証明書を提出できる

このどちらかが必要になりますので、実際にはさらに幸運が重ならないとなかなか難しい条件と言えます。

万一セルフプレーで目撃者がいた場合は、必ずその場で出入りの業者なら名前や所属をメモしておく、前後のプレイヤーなら後日署名をもらえるように連絡先を確認するなどしておきましょう。

ホールインワン・アルバトロス保険を3社比較

ではここからは、ホールインワン・アルバトロス補償について3社の補償内容や保険料について比較していきたいと思います。

三井住友海上のホールインワン補償

インターネットから24時間いつでも加入できるので、急なゴルフのお誘いにも対応できます。

スマートフォンからの申し込み、前日の申し込みも可能。

スタンダードプランとプレミアムプランがそれぞれ3種類あり、最低限の補償から手厚い補償までご自身に合ったものを選べます。

○年間保険料:3,000円~18,000円
○ホールインワン・アルバトロス補償:10万円~最大100万円

スタンダードプランはいずれもアルバトロス補償が50万円以下になっています。

保険料1,000円で1週間プランもありますので、プレー頻度の少ない方、単発で加入したい方におすすめです。

ホールインワン・アルバトロス補償の対象は国内のみですので、海外でもプレーされる方は注意してください。

共栄火災海上のホールインワン補償

代理店からの申し込みになるので、契約は早めにしておきましょう。プランの内容など相談したい方におすすめ。

○年間保険料:3,970円~17,160円
○ホールインワン・アルバトロス補償:20万円~最大100万円

保険料に対してホールインワン・アルバトロス補償が高めなので、実力に自信のある方におすすめ。

記念植樹の代わりに記念のモニュメント作成などをする場合も補償の対象になります。

貨幣・紙幣・有価証券・商品券等の物品切手・プリペイドカードは補償の対象外です。

ただし、ホールインワン・アルバトロス達成を記念して特に作成したプリペイドカードは補償の対象となります。

損保ジャパン日本興亜のホールインワン補償

保険期間が1年間だけでなく、2年間、3年間から選択可能。保険期間が長くなるほど保険料が割安になります。

年間保険料(1年間):5,000円~10,000円
(2年間):9,520円~19,010円
(3年間):13,810円~27,560円

保険期間1年間のものを3年更新するより、3年間の長期契約で一括支払いの場合最大2,440円安くなります。

元々長期で加入する予定の方は、保険期間3年間で契約される方がお得です。

また、ファミリープランもあるので、夫婦やお子さんとなど家族でゴルフを楽しむ方におすすめです。ただし、家族分の補償金額は本人分よりも少なくなる点には注意してください。(賠償責任補償以外は保険金額が本人の半額ほど)

同程度の補償が欲しい場合は、それぞれで加入する方がよいでしょう。

○ホールインワン・アルバトロス補償:20万円~最大50万円

ホールインワン・アルバトロス補償については保険金額が少なめです。

補償される費用の対象として、緑化事業促進団体に対する寄付についても、保険金額の10%の範囲内で補償可能です。しかし、記念品として現金や商品券は補償の対象外となります。

ゴルフ・ホールインワン |NTTグループ LaCarte

また、記念祝賀会についてはアルバトロス達成日より3ヶ月以内までに開催されたもの、という制限がありますので注意が必要です。

祝賀コンペについては、事前に保険会社に承認を受ければ1年以内までの開催が補償されますので、事前の申告を忘れないようにしましょう。

ファミリープランの場合、ホールインワン・アルバトロス補償についても本人の半額までの補償となり、10万~最大25万円までの補償になります。

どの保険会社においても、ホールインワン・アルバトロス補償の条件として、他の競技者1名以上と同伴していること、9ホール以上を有する有料のゴルフ場で、基準打数(パー)35以上の9ホール(ハーフ)、または基準打数(パー)35以上の9ホール(ハーフ)を含む18ホールを正規にラウンドすること、アマチュアゴルファーのみ、と規定されています。

また、ホールインワン・アルバトロス補償を含む保険を複数契約していた場合、補償金額はそれらの保険金額の合算額ではなく、そのうちのもっとも高い保険金額を限度として支払われるということも知っておく必要があります。

このように、ホールインワン・アルバトロス補償を受けるためには様々な条件があるので、契約時にしっかりと規約を確認しておくこと、達成した場合はすぐに保険会社に連絡すること、祝賀会や記念品作成などを始める前にどこまで補償の対象になるかなどを確認しておくことが重要です。

アルバトロスを達成した時に備えよう

ゴルファーにとって一生に一度の奇跡とも言えるホールインワンやアルバトロス。

しかし日本ではそのお祝いに多額の出費が必要であること、それに対応するためにホールインワン・アルバトロス補償があるということを説明してきました。

万が一達成した時には手放しで喜べるよう、備えは万全にしておきたいものです。

補償金額は、友人としかラウンドしないという方であれば20~50万円ほど、反対に仕事関係の人とのラウンドがほとんどという方でしたら100万円、というように、ご自身のゴルフライフに合わせて選ばれるとよいですね。

   
ゴルフを練習しても
一向に上達しない人の特徴
ゴルフの学校_ザ・ビジネスゾーン