カウントバックとは
カウントバックとは、ストロークプレーの際に、トータルスコアが同点になってしまったときの順位の決め方のひとつです。引き分けになった時の対処法として、この方法が最も採用されています。
カウントバックは、最後のホールから順番にスコアを比較していくという方法です。たとえば、AとBのトータルスコアが同じであっても、18番ホールでAが3打、Bが4打だった場合には、Aの勝利です。もし、18番ホールでAとBがともに3打だった場合には、今度は17番ホールのスコアを比較します。17番でAが3打、Bが2打であれば、Bの勝利が決定します。
このように、18番、17番、16番…と、各ホールのスコアを比較し、決着がつくところまで遡っていく方法が「カウントバック」です。
引き分けになったときの対処法は、ラウンドが始まる前に決定しておきましょう。各ホールのスコアが分かってからカウントバックの採用を決めると、不公平になってしまいますので、トラブルの原因となります。
ちなみに、英語では「match of cards」という言い方をします。海外でプレーするときには注意しましょう。