カジュアル・ウォーターとは
カジュアル・ウォーターとは、雨の後などにコースに出来る、一時的な水たまりのことです。雪や自然の氷もカジュアルウォーターになります。これはあくまでも一時的なものであるため、ウォーターハザードとは区別されます。
ゴルフのプレー中、急な雨で出来た「水たまり」にボールが… |マイベストプロ大阪・和歌山
明らかに目で見て水たまりができているときはもちろんですが、スタンスをとったときに水が浮き出てくるような場合も、カジュアル・ウォーターとして認められます。ただし、柔らかくべとべとした地面は、スタンス時に地面に水が出てこない限り、カジュアルウォーターではありません。また、必要以上に足で強く踏んだ結果としての水も、カジュアルウォーターとしては認められません。
カジュアルウォーターにボールが入ってしまったり、スタンスがかかってしまう場合には、ペナルティなしで救済を受けることが出来ます。その場合は、「救済のニヤレストポイント」から1クラブレングスの範囲内にドロップします。
救済のニヤレストポイントとは、
- ボールの止まっている場所に最も近いコース上の場所
- ホールに近づかない
- その場所にボールを置くことで、ストロークをするときに、救済を受けようとしている状態による障害が無くなる場所
とされており、このポイントからクラブ1本分の長さの範囲内にドロップします。ドロップとは、まっすぐ立って腕を伸ばし、肩の高さからボールを落とすことです。
なお、カジュアル・ウォーターからの救済の際には、拾い上げたボールを拭くことが出来ます。