修理地とは
修理地とは、その名の通りゴルフコース内の修理中の場所のことで、青杭もしくは白線で区域が示されます。英語では「Ground Under Repair」といい、略して「GUR」と表記されます。日本語でも「アンダーリペア」と呼ばれることがあります。
コース上にある杭の種類 |GEN-TEN
基本的に修理地はコースや競技委員会によって区域を指定されますが、例外的に、以下の場合は区域が提示されていなくても修理地となります。
修理地にボールが止まってしまった場合は、そこからそのまま打つか、無罰で救済を受けるか選択することが出来ます。ただし、コースによっては芝の保護をするために修理地からのプレーを禁じている場合がありますので、あらかじめローカルルールを確認しておきましょう。
救済を受ける場合には、救済のニヤレストポイントから1クラブレングス以内にドロップすることが出来ます。救済のニヤレストポイントとは、
- ボールの止まっている場所に最も近いコース上の場所
- ホールに近づかない
- その場所にボールを置くことで、ストロークをするときに救済を受けようとしている状態による障害がなくなる場所
とされており、このポイントからクラブ1本分の長さの範囲内に、肩の高さからボールを落とすことが出来ます。
なお、修理地の境界は、青杭の外側(修理地ではない側)同士を結んだ仮想のラインとなり、杭自体は修理地内にあるとみなされます。白線の場合も、その線の外側が境界となり、線そのものも修理地にあるということになります。この境界上に少しでもボールが触れていれば、そのボールは修理地にあると判断され、救済を受けることが出来ます。