リスクを回避するゴルフのコースマネジメント5つのポイント

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「コースマネジメント」―ゴルフ経験の長い方であれば、コースマネジメントを考えたことの無い方はほとんどいないのではないでしょうか?

コースマネジメントとは、コースのレイアウトと自分のショットのくせ、そして、その時々の風やライの状態などを考慮した上で、どこに打つべきか、どんな強さで打つべきかを考えることをいいます。

いいスコアを出すためには、ただ飛距離を出さればいいというわけではなく、その時々の状況に適したショットを考え、そして打てることが大切です。

この記事では、よりゴルフを上達させ、さらにリスクを回避してスコアを上げるために必須なコースマネジメントのポイントについてご説明します。この記事を読んで、スコアアップを目指していきましょう。

目次

1. コースマネジメントとは?

2. マネジメントの5つのポイント
2.1. ゴルフはグリーンからの逆算
2.2. 飛ばさなくてもOK!
2.3. 自分のクセを知っておく
2.4. 「奇跡」を信じない
2.5. コースレイアウトをよく理解する

3. コースマネジメントに役立つ2つのグッズ
3.1. ゴルフスコープ
3.2. GPSナビ

4. まとめ

1. コースマネジメントとは?

コースマネジメントとは、個々のコースに対してどのように攻めるか、つまり「コース戦略」のことです。

  • バンカーの位置やピンポジション等のコースレイアウト
  • ライの状態や風の向き・強さ等のコースマネジメント
  • 自分のショットのくせ、得意不得意
  • レベル・技術
  • 当日の自分のコンディション・メンタル

こうしたことを考慮した上で、「どこに打つか」、「どんな強さで打つか」、「どの番手を使うか」などどいった、そのコースの攻め方を決めていきます。これが、コースマネジメントです。

たとえどんなに高い技術を持っていたとしても、適切なコースマネジメントをすることが出来なければ、スコアを伸ばすことは出来ません。ゴルフが上手い人ほど、このコースマネジメントがしっかり出来ています。

第2章では、コースマネジメントをする上で大切な5つのポイントをご説明します。コースマネジメントをあまり意識していなかったという方も、是非以下のポイントを読んで実践し、スコアアップを目指しましょう!

2. マネジメントの5つのポイント

2.1. ゴルフはグリーンからの逆算

まず皆さんに知っておいていただきたいのは、コースマネジメントをする際には、「グリーンからの逆算で考える」ということです。

そのコースのレイアウトや自分の得意不得意を考えずに、ただドライバーでティーショットを打って、残りが◯ヤードだから◯番アイアンを使って…というように、飛距離をティーインググラウンドから足していくのは、あまり好ましくありません。

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例えば、パー3の時を考えると、

  • ピンの位置を考える
  • その付近に確実に乗せるためには、セカンドショットはどの番手を使うのが確率的にいいのか
  • 上の番手でセカンドショットをするためには、ティーショットではどの番手で、どのくらいの強さで打つのがいいのか

このように、自分の得意な番手・飛距離を考慮した上で、グリーンから飛距離を逆算しながらマネジメントをしていくというのが、最も大切な基本になります。

2.2. 飛ばさなくてもOK!

多くの方が、ティーショットはドライバーでフルスイングをして、出来るだけ遠くに飛ばしたいと考えてしまうと思います。もちろん、飛距離が出たほうが気持ちよく感じるというのは当たり前です。

しかし、スコアをよくしたいのであれば、「あえて飛ばさない」という選択も考えなければなりません。

フルスイングというのはリスクが大きいことで、無駄な力みが生まれて、手打ちになったりリズムが乱れたりします。こうなると、逆に飛距離が落ちることにもなりかねませんよね。

それならば、フルスイングよりもパワーを少し抑えて毎回の再現性を高めたほうが、安定した飛距離が出るようになります。コントロール性も高まるので、こちらの方がフェアウェイに残せる可能性が高いです。

ティーショット=ドライバーではない

特に初心者の方に多いのですが、「ティーショットはドライバーで打たなければならない」という考えに皆さんは捉われていませんか?

確かに、ドライバーは主にティーショットで使われるクラブではありますが、必ずしもティーショットをドライバーで打つ必要はありません。ティーショットで大切なのは、OBやハザードに打ち込まずに、如何にフェアウェイに確実に乗せるかということです。

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ドライバーを使わないと、当然1打目の飛距離は落ち、セカンドからの距離は残ってしまいますが、セカンドショットをより良い環境(フェアウェイ)から打てる可能性は高まります。

いつもドライバーを使っていて、さらに「飛ばそう飛ばそう」と考えていた方は、一度ご自身のティーショットを見直してみてください。

2.3. 自分のクセを知っておく

コースマネジメントは、コースのレイアウトやコンディションだけで決まるわけではありません。マネジメントをする上で、「自分のクセを知る」というのは非常に大切です。

  • スライス・フックしがち
  • ダフりがち
  • ボールが高く上がってしまう
  • ショートしやすい
  • 手打ちしやすい
  • ◯番アイアン/ウッドが苦手
  • ◯ヤードなら得意だけど□ヤードは苦手
  • 下りのパッティングが苦手

上の他にも、人によって様々なクセや得意不得意があるかと思います。こうしたクセは、もちろん直していくことが望ましいですが、クセになっている以上、早々簡単に直すことは出来ませんよね。

クセを直すことが出来なければ、その自分のクセを考慮しながらコースマネジメントすることが大切です。

左右に曲がってしまうというクセがあったとしても、それを考慮したショットやラインで打っていけば、たとえばOBになったり、フェアウェイを外したりする確率は下がるはずです。

このように、適切なコースマネジメントをする上でも、そして長期的に自分の悪いクセを直していくためにも、「自分のクセを知る」というのは非常に大切ですので、意識するようにしましょう。

2.4. 「奇跡」を信じない

スコアを重視するのであれば、「奇跡」を信じてはいけません。

たしかにゴルフは「奇跡」が起こるスポーツであり、その最たる例が、ホールインワンやアルバトロスだと思います。このような奇跡をプロ・アマチュアを問わず楽しめるのが、ゴルフの醍醐味であることは間違いないでしょう。

しかし、「際どいけど、いまあそこに打てれば…!」というような、奇跡を信じて攻めたプレーをしてしまうと、何らかの失敗をして逆に打数を重ねてしまう可能性が高いです。

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確実にスコアを伸ばしたいのなら、一打一打、堅実にショットをしていったほうが、トータルでは打数が減るかもしれません。

2.5. コースレイアウトをよく理解する

コースマネジメントをするのであれば、事前にコースレイアウトをしっかりと把握しておくことが重要です。

普段からよく行くゴルフ場なら問題ないと思いますが、初めてのゴルフ場、特にドッグレッグなどがあり、コースの先がよく見えないホールがある場合には、コースレイアウトを把握しておかないと大変です。

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東コースホール1 |新潟サンライズゴルフコース

最近では、ゴルフ場予約サイトやゴルフ場HPに、各ホールのレイアウト図が載っているほか、攻略の仕方などが書かれている場合も多くなってきました。

当日、ゴルフ場に着いてからレイアウトを確認するのではなくて、事前にインターネットからレイアウトを確認してマネジメントをした方が、より密な戦略を立てることが出来ます。

スコアを伸ばしたいのであれば、事前にレイアウトをよく見て、バンカーとグリーンの位置関係だけでなく、コース全体の曲がり具合や地形などをチェックしておきましょう。そうすれば、目の前の状況だけに捉われず、コース全体を意識した効率的なショットが出来るようになるはずです。

3. コースマネジメントに役立つ2つのグッズ

コースマネジメントをするにあたり役立つグッズは以下の2つです。

  • ゴルフスコープ
  • GPSナビ

それぞれについてご説明していきます。

3.1. ゴルフスコープ

ゴルフスコープというのは、レーザーでターゲットまでの距離や高低差を計測し表示するスコープで、「レーザー距離計」とも呼ばれます。双眼鏡もありますが、一般的には単眼鏡です。

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Bushnell ピンシーカースロープツアーZ6ジョルト |Amazon

  • より正確な距離を測れる…GPSの場合は3m前後、あるいはそれ以上の誤差がある可能性があるが、スコープでは約50cm程度
  • ターゲットまでの距離を測れる…GPSの場合はあくまでもグリーンエッジかグリーンの中央までの距離。スコープは自分が見ているところまでの距離を計測できるため、落とし所を見極めたりピンまでの距離を測れる。
  • 高低差を測れる…GPSで計測できるものもあるが数は少ない。多くのスコープでは高低差を測ることが出来、さらに高低差を考慮した距離を表示できるモデルもある。これによりショートやオーバーなどのミスを防ぎやすい。
  • バッテリーの持ちがいい…GPSは基本的に十数時間しか持たないが、スコープは数ヶ月使えるものから1年近く持つものまである。

以上のメリットがあります。飛距離が安定していて、より正確な距離を求めているという方、上級者の方はゴルフスコープを選択するのがよいでしょう。

3.2. GPSナビ

GPSナビというのは、カーナビのように人工衛星からゴルファーからグリーンまでの距離を計測する機械です。

シンプルにグリーンまでの距離を表示する端末から、腕時計型になっていてスコアカウンター機能もついているもの、カラー液晶でコースレイアウトまで表示してくれるものまであります。

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朝日ゴルフ EAGLE VISION-ezplus- | ユピテル YGN5000
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GPSナビには以下のメリットがあります。

  • 距離測定が簡単…ゴルフスコープのように一々構えなくてOK。常に計測しているから残距離を知りたい時にすばやくチェックできる。
  • 小型で持ち運びが楽…ものにも依るが、小型な端末が多く、腕時計型の端末もあるので、持ち運びが比較的楽。
  • ピンを直視できなくても、グリーンまでの距離をすぐ測れる…ゴルフスコープは対象物にレーザーを当てる必要があるので、もしレーザーがピンに届かない位置にいたら、残距離を計測出来ない。だが、GPSなら衛星との交信で距離を測るので問題ない。
  • 付加機能が便利…単に距離を測るだけではなく、コースレイアウトを見ることが出来たり、スコアをつけたりすることが出来る端末もあって便利。
  • 比較的安価…値段はピンキリだが、ゴルフスコープより安価な端末も多い。
  • 霧・雨に強い…ゴルフスコープは強い雨や濃い霧が出ているとレーザーが遮られてしまい、正確に計測することが出来ない。GPSは、それとは関係なしに計測できる。

最近の主流はこちらのGPSナビです。アマチュアの中で数十cmにまでこだわるほど正確な距離を求めている方は少ないので、より便利で簡単なGPSを選ばれる方が多いのではないかと思われます。初中級者はGPSナビを選ぶとよいでしょう。

4. まとめ

コースマネジメントは、決して上級者やプロだけがするものではありません。

そのコースのレイアウトだけでなく、自分のクセなどを把握したマネジメントをすることが出来れば、誰でもスコアアップのチャンスがあります。

アメリカ人プロゴルファーで、1956年にマスターズ、全米プロにおいて優勝したジャック・バーグはこんな言葉を残しています。

「ゴルフの80パーセントは頭脳でプレーされ、筋肉でプレーするのは残りの20パーセントである」

この言葉のように、ゴルフで大切なのは「考える事」です。今回の記事でご紹介したポイントを意識しながら、頭を使ったゴルフをして、スコアアップを目指していきましょう!


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