ゴルフ4大メジャーの概要、日本人はなぜ勝てない、その理由とは

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プロゴルフ界での最高峰の大会といえば、4大メジャーが有名です。今まで数多くの日本人プロゴルファーが挑戦してきましたが、いまだにその栄冠に輝く人は現れません。

この4大メジャー大会の特徴などについて説明し、そこから日本人プレイヤーがなぜ勝てないのか一緒に考えてみましょう。この4大メジャー大会から日本人優勝者が出てくるのはそう遠い話ではないようです。

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目次

1. ゴルフの4大メジャーの特徴
1.1. 優勝賞金額が高い
1.2. マスターズは毎年コースが同じ
1.3. 全英オープンは最も歴史が古い
1.4. 全米オープンはコース難易度が高い
1.5. 全米プロ選手権は暑さとの闘いが厳しい
1.6. 4大会で優勝することをグランドスラムと言う

2. ゴルフの4大メジャー2018の日程
2.1. マスターズは4月5日~8日
2.2. 全米オープンは6月14日~17日
2.3. 全英オープンは7月19日~22日
2.4. PGA選手権は8月9日~12日

3. 4大メジャーで日本人が勝てない理由
3.1. 日本よりコースの難易度が高い
3.2. 優秀な人材を育てるコーチがいない
3.3. 体力や精神力が外国人選手に劣る

4. まとめ

1. ゴルフの4大メジャーの特徴

1.1 優勝賞金額が高い

全英オープン

出典 |THE OPEN 全英オープン

まずゴルフ4大メジャー大会の特徴として、その優勝賞金の高さです。2017年で言うとマスターズは180万ドル、全英オープンは184万5,000ドル、全米オープンは216万ドル、全米プロ(PGA選手権)は189万ドル。為替レートがありますから変動しますが、日本円で各大会およそ2億円以上になります。

過去の日本のプロゴルフツアーの賞金王の最高額が、1994年の尾崎将司の2億1546万8,000円になりますから、一年間の日本プロゴルフ賞金王の金額をたった4日で稼ぐことになります。

当然金額も高いので、この4大メジャー大会には、世界のスタープロゴルファーが集うことになり、それがよりこれらの大会の価値を高めています。

1.2 マスターズは毎年コースが同じ

マスターズ

出典 |Masters Tournament

マスターズの特徴として毎年同じコース(オーガスタナショナルゴルフクラブ)で行われます。選手は全て招待制となっており、いろいろ条件があるのですが、代表的な例としては過去のマスターズ優勝者や直近5年間の4大メジャー大会優勝者、あとは世界ランキング50位以内などあります。

毎年同じコースなのだからコース攻略なんか簡単じゃないのと思うかも知れませんが、実はこのオーガスタナショナルゴルフクラブ、非常に絶妙なバンカーやクリーク(川)、池の配置で風が吹くと途端にコースの色が変わると言われています。

過去の攻略は参考にはできても、同じ攻略方法はないといわれています。またグリーンの傾斜が大きく、グリーンに乗ったとしても、パットが入るラインが無いなど、非常に難しいコースです。

これらの理由により1939年より同じコース(一部のコースの改修などはありましたが)で行っても色あせない、4大メジャー大会でも特に人気の高い大会となっています。

1.3 全英オープンは最も歴史が古い

全英オープン

出典 |THE OPEN 全英オープン

全英オープンは4大メジャー大会の中で、唯一ゴルフ発祥の地といわれるイギリスのスコットランドで行われます。歴史は古く1860年に第一回大会が行われ、以降セントアンドリュースオールドコースを中心とした10数コースを使って行われている大会です。

この全米オープンの特徴はコースと天候です。コースは人間の手が加わっていない自然のままを活かすコースが多く、でこぼこのアンジュレーションがきいた、ただ芝を刈っただけのフェアウエイ、小さなポットバンカーや深いバンカー、コースのあちこちにある藪などが。

天候も時期的に晴天に恵まれる時期ではなく、荒れた天気になることが多いので、気まぐれな突風などがゴルファー達のコース攻略を阻み、スコアメイクに苦しみます。

ゴルフ発祥の地での開催ということで、非常に格式高い大会です。

1.4 全米オープンはコース難易度が高い

全米オープン

出典 |USGA U.S.OPEN

4大メジャー大会でも一番賞金が高いこの全米オープン、その特徴は特にコースの難易度が高いこと。コースについては5年以上前に指定され、そのコースごとに徹底的に難易度を高める設定(場合によっては改修)がされます。

狭いフェアウエイ、深いラフ、ボールが止まらないグリーンにプロゴルファーの間では「ナイスショットをしてもボールの位置に行くまで気が抜けない」と噂されているとか。

近年では優勝スコアを0(イーブンパー)と設定され、ボギーを打とうものならそれを取り返すことは至難だといわれています。

ひたすら耐える忍耐力と強い精神力が試される全米オープン、日本で人気があまりないのは、バーディーやイーグルなどの派手さがあまり無いせいかも知れません。

1.5 全米プロ選手権は暑さとの闘いが厳しい

真夏に行う全米プロ選手権、他の4大メジャー大会と大きく違うところは、プロゴルファーのみ出場資格が与えられること。プロの世界一を決める大会です。

コースは数年前に決められ、全米オープンと同じように新規のコースも入ったりします。難易度は4大メジャー大会では比較的低めです。

別名でPGA選手権と言われており、過去には優勝者はPGAの永久ツアーシード権が与えられていました。(現在は優勝者には、5年シードが与えられます。)

真夏に行うのでプロゴルファーの体力が試されるところ。優勝者には4日間耐え抜くフィジカル面の強さが求められます。

1.6 4大会で優勝することをグランドスラムと言う

4大メジャー大会を一つ制するのも大変名誉なことです。しかしこの4大メジャー大会を4つとも制することをグランドスラムといいます。元々ボビー・ジョーンズがマスターズが無かった時代に一年で他の3大会プラス全英アマチュア選手権を同年で制し、このグランドスラムと呼ばれるようになりました。ボビー・ジョーンズがのちにマスターズを作ってからマスターズを含め、グランドスラムと呼ばれるように。

そののち同年で4大メジャー大会を制するゴルファーは現れていませんが、4大メジャーのタイトルをとることを一般的にグランドスラムということになりました。

現在(2017年)までにボビー・ジョーンズを除き、5名がこのグランドスラム(正式にはキャリアグランドスラムといいます。)を達成しています。

  • ジーン・サラゼン
  • ベン・ボーガン
  • ゲーリー・プレイヤー
  • ジャック・ニクラウス
  • タイガー・ウッズ

いずれ劣らぬ名プレイヤーばかり、ゴルフを少し知っている方なら聞いたことがある名前なのではないかと。それだけグランドスラムが名誉なことなのです。4大メジャー大会の個性はそれぞれ違うので、この4大メジャー全てを制すことがどれだけ大変か解ります。

ちなみに帝王と呼ばれたジャック・ニクラウスとタイガー・ウッズは、この4大メジャーを各大会3度ずつ以上も制しています。特にこの2名について知らないゴルフファンはほとんどいないでしょう。

2.ゴルフの4大メジャー2018の日程

4大メジャー大会日程

それでは2018年の4大メジャー大会の日程とコースやその見どころなども紹介します。

2.1 マスターズは4月5日~8日

2018年マスターズは4月5日~8日の4日間で争われます。

コースはアメリカジョージア州オーガスタ、オーガスタナショナルゴルフクラブです。13番ホール(パー5)のコースに面している土地を買収し、13番ホールが改修されたとの噂が。イーグルやバーディーが出やすかった13番ホール攻略がカギになったりするかもしれません。

2.2 全米オープンは6月14日~17日

2018年全米オープンは6月15日~17日の4日間です。

コースはアメリカニューヨーク州サウザンプトンにあるシネコック・ヒルズ・ゴルフクラブで行われます。過去5回開催されているこのコースに、14年ぶりに戻ってきました。過去の優勝スコアから考えると比較的難易度は低め。

しかし全米ゴルフコースランキング4位のこの名門コース、攻略は天候などにも左右され、シビアなゴルフが求められます。

2.3 全英オープンは7月19日~22日

2018年全英オープンは7月19日~22日の4日間です。

コースはイギリススコットランドのカヌーティ・ゴルフ・リンクスです。名物ホールの18番、ここのOBゾーンは過去「カヌーティの悲劇」などの舞台に、そして何度も優勝を左右してきました。非常に難しい天候もコースの難易度を上げています。この難コースを世界の代表するプロゴルファーたちがどう攻略するのか見ものです。

2.4 PGA選手権は8月9日~12日

2018年PGA選手権(全米プロ選手権)は8月9日~12日の4日間です。

コースはアメリカミズーリ州のタウン・アンド・カントリーにあるベルーフ・カントリー・クラブで行われます。非常にタフなコース設定で距離も長いのです。気候的にも暑い時期なので、タフな戦いの中で選手たちの体力と精神力が試されます。

3. 4大メジャーで日本人が勝てない理由

4大メジャー大会日程

4大メジャー大会で日本人ゴルファーが勝ったことは今まで一度もありません。それはなぜかを考えて、今後日本人は勝てるのかという答えを導きます。

3.1 日本よりコースの難易度が高い

4大メジャーの大会のコースと日本のコースの大きな違いは、そのコースの難易度です。例えば日本のコースでは500ヤードを越えるとまずパー5ですが、2018年PGA選手権が行われるベルーフ・カントリー・クラブでは517ヤードあるのにパー4というコースもあります。普通に一打違うのですからスコアがその分変わっても当たり前。

4大メジャー大会のコースに比べると日本の大会のコースは簡単すぎるのです。それに慣れてしまっているので、海外ツアーに出ると苦戦します。また芝そのものが違うという意見もあります。日本人のドライバーが飛ばないかというとそうではなく、日本のツアーで慣れてしまっていると、海外の特にメジャーになると環境的な変化に対応できないということです。

ただ松山英樹のようにアメリカのPGAツアーで度々、上位に入っている選手なども増えています。まず海外のツアーで上位に入る日本人が増えるようになると、4大メジャー大会の制覇は近づいているでしょう。

3.2 優秀な人材を育てるコーチがいない

ゴルフを始めたころの環境にも大きな差があります。欧米には経験豊富で優秀なコーチが沢山います。スイングの基礎を作る段階にて、その優秀なコーチに教わっているのが大きなところ。ゴルフの基礎段階が違うので、例えばしっかり基礎ができてしまってからスイングを変更したりすると、体を痛めてしまったりします。したがって最初から優秀なコーチに教わることが大事です。

日本のコースを攻略できるコーチはいても、4大メジャーのコースを攻略できるようなコーチは日本にはまだいません。これに関しては子供のときにアメリカに武者修行に出るゴルファーなどが出てくると、次第に解決していく問題です。

3.3 体力や精神力が外国人選手に劣る

例えば全英オーブンなどのコースは自然そのままに作られています。またPGA選手権などは熱い中での戦いになります。このような自然との闘いに対応する体力と精神力が、日本人にはまだないといえます。

ゴルフは非常に体のケアが大事です。海外の選手には必ず優秀なトレーナーが専属でついています。また精神面の専属のケアスタッフがいるなど、その点についても力を入れています。

特に4大メジャー大会となると非常にシビアな戦いになり、そのときにそのスタッフの差が出ることに。この一打の差が積もり積もって、結果的に大きな差になります。

この点については最近の日本人プレーヤーも、力を入れるようになりました。したがって日本人が4大メジャー大会の上位で優勝を争うという機会も増えてくると推測できます。

4. まとめ

ゴルフの4大メジャー大会は歴史とそのコース、あるいは格式、それはどの他の大会にもないものです。非常にゴルファーの技術や精神力が試されます。それを観るのも面白いです。

日本人についても考えてみました。結論からいうと、メジャーを制覇する日本人が現れても不思議ではないです。2018年の4大メジャー大会でも日本人プロゴルファーの活躍が期待できます。テレビでもいいですので、注目してみましょう。

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・シャフトの硬さは人に見てもらう方が良い?

などなど。

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