思ったとおりのスイングができなくて、どこを直したらいいのか分からなくなる時ってありますよね?
考えるほど分からなくなってしまって、そうなると悪循環で周りの目が気になって打つのが怖くなって余計スイングが乱れてしまう。
じゃあ基礎から学び直そう。と調べていき最初にたどりつくのがスイングの始動、テークバックですね。
テークバックを改善することでショットが飛躍的に安定するなら習得したいですよね?
実はスコア100を切っているプレイヤーのおそらくほとんどがテークバックをとても大切にしています。なぜならショットの良い悪いは、ほとんどテークバックで決まってしまうからです。
テークバックにこだわることで、捻転を意識した動きになると体全体の力をフルに使うことができます。その結果ショットが安定し、飛距離が飛躍的に伸び、大きくスコアを伸ばすことができます。
今回は、テークバックについて詳しくご紹介します。
ぜひ今日から実践してみてくださいね。
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目次
2. 3ステップで学べるテークバックの始動と順番
2.1. テークバックの始動は右足から
2.2. 下半身の動きで自然とクラブが上がる
2.3. スムーズに力を伝達する身体の動き
4. よくあるテークバックの悩み
4.1. 顔が動く
4.2. 伸び上がる・沈み込む
4.3. スエ―する
4.4. イップスになる
0. テークバックに必要な正しいアドレス
テークバックには正しいアドレスがとても大切なのでもう一度確認してみましょう。
1. 正しいテークバックの方向とは?
テークバックでは、飛球線(ボールが飛ぶ方向)と平行に真っ直ぐクラブを引いていきます。
引く方向は真っ直ぐなのですが、
人間の身体の構造上、飛球線上に真っ直ぐ引けるのは30cm程度と言われています。
ですので30cm程度真っ直ぐ引き、その後身体の捻転でクラブを上に上げていく感覚です。
クラブが腰の位置に上がるハーフバック時に飛球線に対し、約ボール一個分インの位置にクラブが通る感覚を覚えておいて下さい。
クラブを真っすぐ引くために大事なことはテークバックの動作をゆっくりやるということです。
テークバックが早い人は必ず早く肘が曲がっていて手打ちのテークバックになっています。
肘が曲がることでスイングが小さくなり飛距離はでません。
引く方向によりボールが飛ぶ方向が変わってきます。
・クラブを飛球線の外側に上げてしまうとクラブが身体から遠い位置に上げることになりますので、そのまま打つとフックボールになり、利き手と逆方向にカーブを描いて飛んでいきます。
・クラブを飛球線の内側に上げるとクラブが身体から近い位置になりますので、そのまま打つとスライスになり、利き手方向にカーブを描いて飛んでいきます。
2. 3ステップで学べるテークバックの始動と順番
テークバックではクラブを手で上げずに身体の移動で上げるというイメージがとても大事になってきます。
その感覚を身に着けてしまえば、安定した常時スイングを行うことができるようになります。
2.1. ステップ1 テークバックの始動は右足から
アドレスの体勢で、右足母指球の少し後ろで地面を踏み込み、右股関節の動きを使い、右のお尻を、右後ろのポケット方向に押し込むようにして、右膝を伸ばしながら、しっかり地面を踏み込みます。
この時右足母指球の下に空き缶があることをイメージして、それを押しつぶすようなイメージが理想です。
2.2. ステップ2 下半身の動きで自然とクラブが上がる
右股関節の動きにより腰が自然に右斜め上にターンして、骨盤の上に乗った上半身もいっしょにターンしてくれます。
その結果、腕とクラブがターンして上半身が前傾している分、クラブヘッドが上に上がってきます。
また、コック(親指側に折れること)をテークバック開始と同時に少しずつ入れることのより
ヘッドが速く動き、下半身とコックの力でヘッドが上がります。
テークバックの軌道が低くまっすぐになり安定します。
2.3. ステップ3 スムーズに力を伝達する身体の動き
このようにイメージすると分かりやすいです。
下半身の動きに少しだけ遅れてクラブがついてくる感覚が理想です。
足の筋肉は体の中で一番大きな筋肉です。そのためとても安定しやすく、同じ動きを繰り返すことにとても適しています。
逆に腕の筋肉はとても小さく繊細で、同じ動きを繰り返すことには適していません。
小さな筋肉は細かい要素に影響されてしまうので、毎スイング微妙な誤差が生まれてしまいます。
手打ちのショットが安定しないのはこのためです。
3. 動画で見る。正しいテークバックとその方法
テークバックの体重移動についてとてもわかりやすく解説されている動画がありますので、ぜひ見てみてください。
理解するのに少し時間がかかるかもしれませんが,
覚えてしまえば、100切りへの近道になるのでぜひ繰り返し見て、習得して下さい。
動画をクリックして御覧ください。
4. よくあるテークバックの悩み
テークバックに関して同じことで悩んでいる方は大変多いです。
ここではその例を4つ紹介していきます。
4.1. 顔が動く
顔を動かさないとは上下、左右の二つの動きを指しています。テークバックで頭が上がれば、ダウンでは必ず下がります。そのためショットが安定しません。
ただ頭を動かさないと意識しすぎると頭が下がる傾向があります。重心の位置が原因なので、常に全体重を足の裏で感じることで、頭が動かなくなります。
4.2. 伸び上がる・沈み込む
テークバック時に前傾姿勢が保てずに起き上がってしまうことを伸び上がりと言います。前傾姿勢が上下してしまうとミート率を下げトップやダフリの原因となります。
伸び上がりは膝に原因がありますので、テークバック時に左右に力を入れることで解決します。膝の前傾角度、股関節の前傾角度、背骨の前傾角度を意識することで改善されます。
対してテークバック時に前傾姿勢が保てずに沈んでしまうことを沈み込みと言います。こちらも伸び上がりと同様ミート率を下げトップやダフリの原因となります。
沈み込みも膝に原因がありますので、膝の前傾角度、股関節の前傾角度、背骨の前傾角度を意識することで改善されます。
4.3. スエーする
スエーというのは、スイング中に体を横方向に揺さぶる動きのことです。
スエーは円運動を基本とするゴルフスイングで様々な問題が生じやすい動きです。
スエーはボールを飛ばそうという意識から起きるものです。
スエーはアドレス時、膝を動かさなくすることで治ります。
ゴルフスイングにおいて膝を動かすことはほとんどないと覚えておいてください。
4.4. イップスになる
アドレスで完全に静止した状態はリズムを失います、静止している時間が長ければ長いほどリズムを狂わせ、力みを生み、迷いを生じさせます。この状態がイップスです。
解決法としては、自分なりのルーティーンを作り完全に身体の動きを静止させないようにどこか、何かを動かすこと。指先でもソールでも自分なりにリズムを刻み、その流れを止めることなくテークバックすることです。
5. まとめ
テークバックはとてもシンプルな動きですが、たいへん奥が深くショットに与える影響が非常に大きいのでスコアを伸ばすのには一番の近道です。プロの第一線で活躍している名選手でさえ毎日練習していると言います。それほどプロも大事にしている要素です。