援助とは
ゴルフにおける援助も、一般的に使われる「援助」の意味と違いありません。ゴルフでは、ボールを打つときに物理的な援助を受けたりすることは違反となり、2打罰となります。
たとえば、雨を避けるためにキャディさんに傘をさしてもらい、濡れないようにしてボールを打つことは「援助」とみなされペナルティの対象となります。雨だけではなく日射しを遮るために傘をさしたとしても、違反となります。
また、傘を使わなくても、日射しを遮るためにキャディさんに立ってもらって陽があたらないようにするのも、援助になります。プレーの後方延長線上に同伴者やキャディさんを立たせることも同じく援助です。
ですが、自分で傘をさしながらショットしたり、片手で日射しを遮りながらショットしたりする場合には、何の違反にもなりません。
このように、他人に何かをしてもらうことは援助とみなされることが多いので、違反になるのが心配な方は、出来るだけ他の人に何かをしてもらうということを避けたほうがいいでしょう。
もし、他の人に傘をさしたりしてもらう場合には、ストローク前にその傘を取り除けば違反になりません。とにかく、ショットをするときには、他の人には何もしてもらわない、ということを念頭に置いておきましょう。