ディボットとは
ディボットとは、アイアンショットなどの場合に削り取られた芝(ターフ)のことです。また、芝が無くなったことで出来てしまったコース上の穴のことを「ディボット跡(ディボットマーク)」といいます。下の写真では、奥の転がっている芝が「ディボット」その手前の穴が「ディボット跡」です。
「ディボット跡」の放置はゴルフマナー違反ですよ! |マイベストプロ大阪・和歌山
ディボット跡を作ってしまった場合には、自分で修復することがマナーとなります。ディボット跡は「目土(めつち)」と呼ばれる修復用の砂を穴に入れ、足で踏んで平らに均すことで修復します。修復する際には周囲の芝生と同じ高さになるように均して下さい。また、ディボットに根が付いているようであれば、それもディボット跡に戻しましょう。
目土は各ゴルフ場に用意されています。「目土袋」と呼ばれる専用の袋がゴルフカートに積んであったり、借りることが出来るので、ティーインググラウンド付近に設置されている「目土箱」から目土をあらかじめ補給しておきましょう。
ちなみに、ディボット跡にボールが入ってしまった場合には救済がありません。ディボット跡を直さないと、後続の組が迷惑を被る場合もあるので、必ず直すようにしましょう。
こんな時どうする?「ボールがディボットに入った場合」 |GEN-TEN
ディボット跡には救済がありませんが、ディボット(芝)が邪魔な場合にはルースインペディメントとして無罰で取り除くことが出来ます。ただし、芝が一部でも地面に繋がっている場合はルースインペディメントとして扱うことが出来ず、地面の一部とみなされます。その場合にディボットを動かしてしまった場合にはライの改善などとみなされ、2打罰となるので注意しましょう。