ゴルフではアプローチの実力がスコアの差になると言われる程、結果を大きく左右します。1打のミスも致命的になるので緊張も伴いますし、苦手意識をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
アプローチに自信がつけば、グリーン周りでも余裕を持ってプレーを楽しむことが出来ます。
この記事では、アプローチの基本的なアドレスの作り方と打ち方、更に確実に寄せていくために引き出しとして持っておきたい3つの球種を紹介します。
アプローチの練習は、元賞金女王プロゴルファーの古閑美保プロも1日3時間を目安に練習し、賞金王3回の片山晋呉プロも北田瑠衣プロとの合宿で1週間みっちり教え込んだポイントになったほど、重要な練習です。
今回はこのような重要なアプローチでやりがちなミスにも触れていきますので、ぜひアプローチの上達に役立ててください。
“ざっくり言うと…”
- アプローチを上手に決めるには、身体の動きを正しくすることが必須
- グリップ、ボールの位置、スタンス幅、向き、重心を意識することが重要
- 重心、手首の角度、頭の高さ、グリッププレッシャーを変化させないことが大切
- ピンチショット、ピンチエンドラン、ランニングアプローチを打ち分けられる
- 打ち方分ける技術を身につけるためには、片手片足打法の練習が効果的
- 正しいアプローチの打ち方が身につく、片手片足打法の練習は「アプローチ勝ち組宣言」の77ページ第1章アプローチの基本に記載!
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目次
1. アプローチの基本的な構えと打ち方
1.1 アプローチの基本的な構え方
1.2 スイング中意識する4つのポイント
2. 3種類の球種の打ち方
2.1 ピッチショット
2.2 ピッチエンドラン
2.3 ランニングアプローチ
3. アプローチで起きやすいミスと練習法
3.1 多少ダフってもいい!の意識で打つ
3.2 トップは腰や頭が浮いていないかチェック
3.3 アプローチのミスを減らす片足立ちスイング
3.4 最短で正しいアプローチを身に着ける方法
4 アプローチの為のクラブの選び方
4.1 ロフト角を選ぶ
4.2 ヘッドとソールの形は
1. アプローチの基本的な構えと打ち方
まずはこの章で、アプローチの基本的な構えと打ち方を身につけましょう。アプローチでまず大事なことは、ダフリやトップをせずきちんと芯に当てることです。ピンまでの状況によって球種を打ち分けるのは、このベースの形をきちんと確立できた後でOKです。
1.1 アプローチの基本的な構え方
まずはアプローチの基本となる構え方を紹介します。最初のアドレスを正しく作ることがとても重要なので、以下の6つのポイントをひとつひとつ確認して下さい。
アプローチの基本の構え方、スイングの基本の要点を書籍「ザ・ビジネスゾーン」ではよりわかりやすく解説しています(詳細はこちら)
グリップする位置
グリップする位置はいつもより若干短く、両方の手がグリップの真ん中にくる程度に持ちましょう。身長の低い方はもう少し短く持っても大丈夫ですが、逆に身長の高い方は短く持ちすぎないように注意して下さい。
ボールの位置
ボールはスタンスの中央に置きます。ちなみに右にボールを置き過ぎるとボールが低く出てランが増え、左に置き過ぎると逆にボールが高く出てキャリーが増えます。後ほど紹介するランニングショットやロブショットなど極端にボールを転がすか上げる場面以外では、中央にセットしましょう。
スタンス幅
スタンス幅は拳一つ分です。なぜスタンス幅を狭く取るかというと、不必要な体重移動をしないためです。アプローチショットでは余計な体重移動をするとミスショットを招きやすく距離をばらつかせる原因になります。
重心
重心は左右均等にします。後ほど紹介する球種によっては若干の違いもありますが、アプローチは非常にコンパクトなショットなので基本的に体重移動の必要がありません。余計な体重移動は失敗を招くので、均等に重心をかけてしっかり保ちましょう。
ハンドファーストで構える
アプローチショットでは安定したボールの高さ、一定のスピンを作るためにハンドファーストの構えが大切です。ハンドファーストの状態をつくるにはグリップエンドを左足付け根のまんなかに向け、左腕とシャフトが一直線になるように構えましょう。
スタンスの向き
1ピン程度つまさきを左に開いて、若干オープンスタンスに構えます。小さいアプローチショットほどオープンスタンスの度合いが大きくなり、距離が長くなればなるほどスタンスの向きはスクエアと言ってターゲットと平行になることを覚えておきましょう。
アプローチを成功させるためにはまず正しい基本のスイングが大切です。
正しい基本のスイングを身につけるには、ビジネスゾーンと呼ばれる腰から腰までのスイングを極めることが重要です。
インパク周りゾーンでのスイングはアプローチだけでなく、ゴルフのすべてに通ずるものです。
ビジネスゾーンでの正しいスイングを身につけるために有効なボール練習法など、より具体的に詳しく解説している本が「ザ・ビジネスゾーン」です
まだスイングを自分のものに出来ていない方いませんか?
そんな方のために初心者の方でも正しいスイングを最短で身につけるための方法をこちらの記事にまとめたので、ぜひご覧ください。
プロゴルファー監修!ゴルフ初心者がスイングを最短で身につける5ステップを確認する!
1.2 スイング中意識する4つのポイント
正しい構えが完成した後、実際のスイング中に意識してほしいポイントを4つ紹介します。正しいアドレスが出来ても、いざスイングをする時に崩れてしまいやすいポイントです。
1と2はボディモーション、3と4は手首について触れていますが、練習の際はこの順番にまずボディモーションを身につけてから手首の使い方を練習しましょう。そうすることで手打ちになるスイングではなく、体全体を使ったアプローチが身につきます。
1. 重心を保って打つ
足の裏の感覚を意識して、足の裏の重心を左右で変化させないように打ちましょう。アプローチで膝が動いてしまう方は、重心を余計に動かしすぎていてダフリなどのミスにつながりやすいので、重心のコントロールを身に着けていきましょう。
2. 頭の高さをフィニッシュまで変えない
頭の高さをフィニッシュまで変えない意識で練習しましょう。それでも頭の高さが変わってしまったり、伸び上がる動きをしてしまう方はスイング中に“頭・ひざ・腰の3箇所の高さが動いていないか”、“背中が沿ったり丸まっていないか”という点をチェックしてみると原因が分かりやすいです。
3. 手首の角度を保つ
アドレス時にハンドファーストの形を取りましたが、これをスイング中に変えないことがとても大事です。特にフィニッシュで手首の角度が変わってしまうと距離感も合いにくく、ダフリやトップの原因になります。
4. グリッププレッシャーを変化させない
グリッププレッシャーは、特にインパクトで力が入って変わってしまうことが多いので注意してください。10ある力のうち5の力で握るのが理想です。
練習場で練習する際は、まず5~10ヤードの短い距離から始めてみましょう。スイング幅は個人差もありますが、5ヤードの距離でおおよそ時計の4時~8時の幅になります。
そしてアプローチショットの基本を身につけたら、次はコース上に現れる様々な状況に対応するために球種の引き出しを増やしていきましょう。2章ではアプローチショットの代表的な4つの球種をご紹介します。
2. 3種類の球種の打ち方
アプローチにおける代表的な3つの球種をご紹介します。コース上のアプローチでは池やバンカーなどの障害物の有無や、ピンまでの距離など状況によって球種の引き出しを持っているとその分良いスコアにつながります。
1章で紹介した基本の打ち方と大きくは変わりませんが、アドレスやクラブを少し変化させることで一番寄せやすい球種を打つことができるので、ひとつずつマスターしてください。
ピンチショット、ピンチエンドラン、ランニングアプローチの打ち方をもっと詳しく解説
また、3種の球種を使い分け、グリーン周りのアプローチで10打縮めるための方法を「アプローチ勝ち組宣言」でより分かりやすく解説しています。(詳細はこちら)
2.1 ピッチショット
ピッチショットは、ボールを上げ落ちてからほんのわずかに転がるショットです。ちょっとしたバンカーやマウンドを超えたいときに使います。
以下でスタンスを確認しましょう。
- ボールの位置:センター
- 重心:センター
- フェースの向き:1-2時にやや開く
また木やバンカーなどの大きな障害物を超えたいときは、ピッチショットよりも高くボールを上げるロブショットと呼ばれる球種を使います。ロブショットでは以下のようにスタンスを作り、クラブはSW(サンドウェッジ)を使います。ただし難易度が格段に上がるので上級者の方向けです。
- ボールの位置:センターよりボール一つ分左。
- 重心:右足体重
- フェースの向き:最初は1-2時に開き、慣れてきたら少しずつ広げていく
- スタンス幅:ドライバーと同じくらい広く
- ボールと自分の距離:基本より離れる
- スイング:今までのショットより大きくなるが、狙ってるピンに対して変化する
画像でピッチショットとのスタンスの違いを確認してください。
2.2 ピッチエンドラン
ピッチエンドランは、1章で紹介したアプローチの最も基本となるショットです。ボールを上げるのと転がす比率が5:5くらいとなります。
- ボールの位置:センター
- 重心:センター
- フェースの向き:ターゲットに直角
ピッチエンドランでは、PW(ピッチングウェッジ)・AW(アプローチウェエッジ)・SW(サンドウェッジ)と状況によってクラブを使い分けます。その方のスイングのタイプや、グリーンのコンディションなどによって転がりの度合いが変わるので、クラブごとにどのくらい転がるかを練習場で把握しておきましょう。
2.3 ランニングアプローチ
ランニングアプローチは、ボールをほとんど上げずに大きく転がしたい時に使うショットです。「ゴルフは転がしが基本」とよく言われるように、できる限り転がした方が寄せやすくミスヒットする確率も低くなりますので基本のピッチエンドランと並んで必ずマスターしておきたい球種です。
- ボールの位置:ボール一個分右
- 重心:やや左(6~7割)
- フェースの向き:ターゲットに直角
ランニングアプローチもピッチエンドランと同様に、3つのクラブで転がりを試してみて下さい(基本はAWかPWで打ちます)
SWは止まりやすいクラブなので、転がしたいランニングアプローチでは中途半端になってしまいます。
2.4.チップショット
チップショットとは、アプローチショットの一つでグリーンの外からグリーンオンを狙って打ちます。特徴は、ボールが宙に浮いている時間より転がる時間の方が長いショットであることです。 ピン傍を狙って打つことも多いですが、ラフからの脱出に用いられるショットでもあり様々な状況で使用できます。 さらに、低い軌道で打つのでミスショットにつながりにくいです。 チップショットを打つコツは、グリーンへの距離が短い場合、フリーコックで過度な体重移動は行う必要はありません。パッティングをイメージすると上手くいきやすいです。 カップまでの距離と振り幅、肩の支点に注意をしながらストロークを行うと成功率アップ間違いなしです。
2.5.ロブショット
バンカー越えのアプローチなど短い距離のボールをふわって上げてピンに寄せたい時があると思います。 そんな時につかえるのが、ロブショットになります。 普通のアプローチショットでは上手くボールをピンに近寄せられなかったりすると思います。しかし、綺麗にロブショットを打つことができたら、ワンパット圏内にボールを運ぶことが可能です。 打ち方のコツは、普通のアプローチショットとは異なり構えもインパクトも若干ハンドレートに打ちフェースターンしないことです。 利き手の拳が空を指すようなフォロースルーをし、利き手の甲が空を指すような手首の返し方をしないことがポイントです。
3. アプローチで起きやすいミスと練習法
アプローチのようなスコアに直結するコントロールショットは緊張も相まってミスしが出やすいです。そこでアプローチで多いダフりとトップのミスについて、考えられる原因と効果的な練習法をご紹介します。
3.1 多少ダフってもいい!の意識で打つ
アプローチでダフってしまう時は以下のような原因が考えられます。
- ダフることを避けようとしすぎて手が遅れ、インパクトのタイミングを外している
- 最初のアドレスの状態から腰や頭が下がっている
- 手首のコックが解けてしまっている
アプローチでは、ボールのあった位置にソールをざっとこするようにスイングできればショットが決まります。そのため「多少ダフってもいい」という意識で、必要以上にダフりを意識しないこともポイントです。
アプローチでダフらないための練習方法は、書籍ザ・ビジネスゾーンにもっと詳しく記載しています。(詳細はこちら)
3.2 トップは腰や頭が浮いていないかチェック
アプローチでトップしてしまう時は以下のような原因が考えられます。
- ボールをすくい上げている
- 最初のアドレスの状態から、腰や頭が浮いている
上記のいずれも、ボールの手前にスイングの最下点が来てしまってトップが起こる原因となります。アプローチショットでポイントとなる重心のコントロールが出来るようになればトップのミスは改善できます。
室内で出来る腰や頭が動いてないか確認する方法は、書籍ザ・ビジネスゾーンp123でもっと詳しく記載しています。(詳細はこちら)
ダフりやトップの不安から開放されれば、思い切りの良いアプローチが出来るようになります。そこでこれらのミスを改善し、アプローチショットに安定感が出てくる片足立ちスイングを紹介します。
3.3 アプローチのミスを減らす片足立ちスイング
アプローチでのミスを減らすのに、片足立ちで行うスイングが効果的です。有名な青木功選手はふくらはぎの筋肉が通常の人の倍くらいあるそうで、アプローチの名人と言われる所以にはふくらはぎの強さが大きく関係しています。
片足立ち練習を行うことでふくらはぎを強くし、スイング中のバランスアップ・重心の位置を保つ安定感が養われます。
片足打法のさらに詳しい解説は、書籍アプローチ勝ち組宣言の第1章アプローチの基本に記載しています。(詳細はこちら)
ステップ1 左右どちらかの片足で立ち、ボールは立っている足の真上にセットする
ステップ2 最初は、連続で3球片足のまま打てるようにする
ステップ3 打ち終わった後なるべくフラフラしないようにする
この練習の際はぴったりに寄せることをそれほど意識しなくても、片足だけでそれぞれ10球連続で打てるようになればアプローチが安定してきますのでぜひ練習に取り入れて見て下さい。
3.4 最短で正しいアプローチを身に着ける方法
正しい構え方、正しい打ち方と段階的にマスターしていくことがアプローチを決めるための近道です。
アプローチを上達するにはまずスイングの基本が大切です。正しいスイングは正しいグリップ、アドレス、インパクト、フォロー、フィニッシュから生まれます。ゴルフはどれかひとつが間違っていると上手く打つことが出来ません。
そのため、正しいスイングの基本を身に着けることがアプローチを成功させるための第一歩です。
また、アプローチの際はその時その時で状況が違います。どの状況でも正確に打てるように身に着けた基本の打ち方を応用しなければなりません。
つまり、スイングの基本を抑えた上でそれぞれの状況に合わせた構え方、打ち方を段階的にマスターしていくと、どのような状況でも正しいアプローチが打てるようになるのです。
そこでおすすめするのが、最短で上手くなるための書籍です。
最短で上手くなるためにはレッスンが有効だとあなたは思うかもしれません。しかし、レッスンには大きな落とし穴があります。
それはプロによって教え方が違うということです。
プロ一人ひとり持っているイメージが違います。 そのイメージとあなた自身が抱くイメージが離れていればいるほど、上達への道を遠回りしていることになります。
上達への道を最短で駆け上がるために必要なことは複雑な解説ではありません。簡単なことを1つ1つマスターすることで、正しいスイングを手に入れられるのです。
しかも、著者はアマチュアゴルファーと同じ100切りに苦しんだ経験のある小原大二郎プロ
悩み苦しん経験があるからこそ、初心者の誰でも理解できる内容になっており、1つ1つ段階的に何をどうするべきかが書かれているため、すぐに実践できる内容です。
また、ボールを使ったスイングチェック法、片手片足練習法など最短で正しいスイングを身につけるために効果的な練習も写真付きで解説してあります。
1.ザ・ビジネスゾーン
本記事を執筆した100切り専門ゴルフレッスンプロの小原大二郎プロの書籍です。グリップからスイングまでを徹底解説しています。この書籍に書かれていることを実践するだけでスイングの基本が身に着きます。初めての方や100切りを目指すゴルファーが1000人がおすすめする人気書籍です。(詳細はこちら)
まずは「ザ・ビジネスゾーン」で基本のスイングをしっかりとマスターしましょう
2.アプローチ勝ち組宣言
こちらも小原大二郎プロが執筆した書籍です。100切りゴルファーを1000人以上輩出している必読書です。特にアプローチに特化しているので、アプローチにお困りの方は必見です。
この書籍に書かれていることを実践すると、グリーン周りのアプローチで10打縮めることさえ可能です。あなたのアプローチ技術を確実に向上させ、100切り、90切りと目標スコアを達成出来る1冊です。(詳細はこちら)
次に「アプローチ勝ち組宣言」でアプローチに関するスキルをマスターすれば、あなたはもうミスしない、グリーン周りのアプローチ力を手に入れることが出来ます。
3.5 アプローチの練習器具
① アプローチ名人
一つ目のおすすめのアプローチ練習器具は「アプローチ名人」です。上達への近道であるアプローチ練習を繰り返しできるので、理想のインパクトまでとことん突きつめて練習ができます。 また、付属の的を付け替えることでロブ、ピッチ、チップ、ランニングの4種類のアプローチ技が習得できます。 さらにコンパクトに折りたたむことができるので収納の邪魔になりません。
② ツーウェイマット
ツーウェイマット |amazon
日本発のラフとフェアウェイの2通りでショット練習ができるマットです。 従来の人工芝ですと、多少ダフっても滑ってボールにヒットしてしまうのでコースで良い結果が残せませんでした。そんな中、クリーンなインパクトを必要とするこのツーウェイマットが開発されました。 コースで必ず結果がでるとても本格的なグリーンマットです。 アプローチ名人と購入されている方が多いです。ご紹介した2種類の練習器具を使い、効率的にアプローチを上達させましょう。
4. アプローチの為のクラブの選び方
アプローチでワンオンを狙う、またはピンに少しでもボールを近づけるためにはクラブ選びから心がける必要があります。 打ち方に気をつけるだけではなく、自分にとって使いやすく利便性の高いクラブを使うことが好ましいです。 微妙な形や角度の違いで、スコアが変わってくると言っても過言ではないです。 ですので、これからご紹介する2点に着目しながらクラブを選ぶと良いでしょう。
4.1 ロフト角を選ぶ
選ぶときに注目すべきポイントは、ピッチングウェッジ(PW)のロフト角度です。 一般的なロフト角度は、「43〜47度」になります。 つまり、4度差のアプローチクラブを持っていることで距離のうち分けをしてくれるのでよりピンに近いところまでボールを運ぶことができるでしょう。
4.2 ヘッドとソールの形は
ドライバーと同様で、ヘッドが大きめにできているものはやさしく打てる構造になっているので多少のミスなどはカバーしてくれます。 次に確認したいポイントは、ソールの広さです。ソールが広いと、芝の上を滑ってくれるので地面にヘッドが刺さるようなミスを防ぐことができます。広さの目安としては、大人の親指くらいの幅がちょうどいいとされています。初心者やミスを減らしたいと思っている方は、ソールが広いクラブを選択しましょう。 中級者から上級者向けに、ソールが削られているものがあります。これらは、フェースを開いたりスピンなどをかけたい時に便利です。アプローチでのコントロールを行いたい方はこのようなタイプのクラブが良いでしょう。
5. まとめ
アプローチの練習は、ミスの起きない基本の構え方とスイングを反復して安定させることが1番大切です。練習場でアプローチショットの形を何度も反復して身につけて、コースに出た時に落ち着いてアプローチに望めるようにしましょう!
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記事内では具体例を交えながら解説しているため、初心者の方でも簡単に実践できますのでぜひご覧ください。
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プロゴルファー古閑美保プロフィール(2008年、賞金女王)
11歳からゴルフを始め、中学生の時に日本ジュニア選手権で優勝。高校では全国高校ゴルフ選手権春季、秋季を連覇。国内プロデビューは2001年「日本女子オープン」で、03年には「ヨネックスレディス」、「大王製紙エリエールレディス」で優勝。04年も1勝。06年はシーズン序盤から優勝争いを演じ、「スタンレーレディス」では7ホールにわたるプレーオフを制して優勝。「マスターズGCレディース」も制し、03年以来の年間2勝を挙げた。 07年は最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を制し、国内メジャー初勝利。08年には「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」連覇を含む年間4勝を挙げ、賞金女王に輝いた。※写真は、ゴルフライブ社(当社)主催「ゴルフライブサミット」より