LPGAツアーでは通算6勝・北田瑠衣プロのゴルフ上達の極意とは

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ゴルファーの方なら、一度はその名前を聞いたことがあるである、女子プロゴルファーの「北田瑠衣プロ」。 2002年にプロテストに合格すると、翌々年の04年5月には、『ニチレイカップワールドレディス』でツアー初勝利を挙げ、ツアー6勝の実績を持つ日本屈指の女子プロゴルファーです。 今回は、輝かしい実績を持つ、北田瑠衣プロへのロングインタビューを掲載! 聞き手は、メディア「ゴルフの学校」やレッスンスタジオ「ゴルフパフォーマンス」でおなじみの小原大二郎プロです。

LPGAツアー通算6勝・北田瑠衣プロとは?

“プロゴルファー北田瑠衣 プロフィール” 2002年のプロテストに一発合格を果たして、03年の『プロミスレディス』でツアーデビュー。同年にシードを獲得すると、04年5月の『ニチレイカップワールドレディス』でツアー初勝利を挙げた。多くの女子プロゴルファーを輩出している沖学園の出身で、ツアー通算6勝の実力者。趣味はピアス集め。
“レッスンプロ・小原大二郎 プロフィール”
1976年2月生まれ。プロゴルファー兼レッスンプロ。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄から、100が切れないアマチュアゴルファーから絶大な支持を得ており、著書は「ザ・ビジネスゾーン」は15万部以上のベストセラーに。ゴルフの練習方法をやさしく解説するWebメディア「ゴルフの学校」の人気講師であり監修者。
小原大二郎
それではこれから北田プロの方からゴルフ上達の極意、極意?秘訣なんかを聞いていきたいと思います。
北田瑠衣
はい。
小原大二郎
皆さんご存知の通り、記憶にすごく残っているのはやっぱりワールドカップですとか、そういったところでの活躍。
小原大二郎
またプロデビューしてからすぐにシード選手となり、何勝もされて、そういった活躍を皆さんご存知だと思うんですけども、ゴルファーとしてはやはり非常に上達、上達っていったら変ですけども、上達されたわけですよね。
小原大二郎
やっぱりそれにはどういった行動があったのかとか、どういった考えで練習してたのかとか、そういったことを聞いてみたいなという風に思います。皆さんのまた日頃、これから明日からの練習に役立つこととかもあるかと思うので、いろいろお話をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
北田瑠衣
よろしくお願いします。

北田瑠衣が実践した上達練習方法とは?

小原大二郎
まずはじめに、先程もちょっと裏でお話させていただいたんですけどもビジネスゾーン、私たちはビジネスゾーンという練習を基本として、生徒さんもまた私自身も練習をしているんですけども、北田さんはビジネスゾーン、ああいった小さいスイング幅の練習というものはこれまでされたことはありますか?
北田瑠衣
はい。私、数日前にビジネスゾーンの本を読まさせていただきまして、本当に私の考え方というか、私がゴルフにとって一番大事なものって何かなって考えた時に、すごく近いものを感じました。
北田瑠衣
私が第一線でトーナメントに出てる時に、シーズンオフは必ず2月に一カ月ほど宮崎の方で合宿をしてたんですけど、その時にいろんな男子プロ、女子プロ、数多くのプロが宮崎で合宿をしています。

一日中片手打ちでアプローチ練習を実践

北田瑠衣
そんな中で片山晋呉さんの合宿に参加をさせてもらった際に、最初の合宿の一週間ぐらいは右手一本のアプローチですかね。アプローチっていうのかな。右手一本で小さな打ち方を一週間、朝から晩まで一日中やった記憶があります。
小原大二郎
もうずっとそれしかできない。
北田瑠衣
それしかさせてくれなくて。
それがちょっと慣れてくると、砂を引いてボールを置いて。
小原大二郎
どこにですか?芝生の上にですか?
北田瑠衣
芝生の上に砂を引いて、また同じように打てる練習。
小原大二郎
クリーンヒットするような練習ですか?
北田瑠衣
はい、そうなんです。実際、何人もプロゴルファーがその合宿に参加はしてたんですけども、ほとんどのプロがその小さい、もう何にも楽しくないですよね。
小原大二郎
楽しくないです。よく聞くんですよ。
北田瑠衣
小さな動き、もう飽きる。飽きるし、でも難しいんですよ。もちろんいい打ち方ができるようになれば、いい音がするんですね。
北田瑠衣
ボールとフェースの当たる音が、カツーン、カツーン、カツーンっていい音がするようになって。実際音がいいと、結果もいいんですね。最初は芝生の上からだったんですけど、それを砂を引いて砂の上で打つ。またより難しくなりますよね。
小原大二郎
そうですよね。

ビジネスゾーン練習はアプローチへの自信に繋がった

北田瑠衣
それをショットに繋げていくっていうのは私はちょっと難しかったんですけど、でも結果としてそれが私の場合はすごくアプローチが上手くなりました。
自信が持てるというか、グリーン外してもきっちりパーをセーブできるっていう自信にもなりましたし、あとはインパクトで緩まない。
北田瑠衣
それが私は一番大事だと思います。ビジネスゾーンですかね。私の中ではやっぱりインパクトがあって、テイクバックあり、フォローあり、これぐらいのゾーン、このぐらいの幅が私の中ではすごく大事なんです。
北田瑠衣
その中でやっぱりインパクトが緩むっていうのは一番やってはいけないことだと思っているので、実際小さなスイングの動きの中で、砂地でちょっと難しい状況にした時でも緩まず打てることっていうのが、ショットにも全部繋がっていくのかなと改めて思いました。
小原大二郎
北田さんのおっしゃる『緩む』っていう感覚は、インパクトで減速してしまうような感覚ですか?

小さな動きの中でもインパクトで緩まないショットが重要

北田瑠衣
そうですね。例えばセカンドショット、なんでもいいんですけど、例えば自分のピッチング、『100yなんだけど、ピッチングじゃちょっと大きいかな、でも52度じゃ小っちゃいかな』っていう状況ありますよね。中途半端な距離。
北田瑠衣
その際にじゃあピッチングを持ってちょっと優しく打とうっていう状況にあると思うんですけど、そういう場合もあると思うんですけど、その中でやっぱりインパクトでアジャストしてしまうとミスショットに繋がってくるんですね。
北田瑠衣
そこはやっぱりグリップをじゃあちょっと短く持って普段通りに打とうと。グリップを、クラブを短く持ってスタンスをちょっと狭めることによって若干距離が落ちるので、でもちゃんとインパクトはしっかりコンタクトしないとそれがミスショットに繋がってくるので、やっぱり小さな動きの中でも緩まないっていうのが大事かなと。
小原大二郎
インパクトはしっかりとヘッドを加速させてボールを打ち抜いていくような感じで。ボールのところでヘッドを止めてブレーキかけるような打ち方は、北田さんの中で一番ミスに繋がる動き。
北田瑠衣
そうですね、はい。
小原大二郎
そういったことっていうのが実際プレッシャーのかかるトーナメントとか、そういったシーンで出てしまって失敗したこととかってあるんですか?
北田瑠衣
多々あります。
小原大二郎
多々あります?
北田瑠衣
はい。もうまた、何回やるんだろうなっていう。もう何回も同じような状況で、気持ちがちょっと揺れちゃうんですよね。
北田瑠衣
それはやっぱり例えば練習不足だったりとか、あとはちゃんとイメージをして、決めて打てない自分の悔しさというか、そうなんですね。そういうのはもう試合中、結構あります。
小原大二郎
なるほど。練習というところでちょっと話を聞かせていただきたいと思うんですけど、北田さんは練習環境という部分で、先程お話お伺いしたら、インドアでスイング作りをずっとジュニア時代からされてきたと。

ジュニア時代はインドアでスイング作り

北田瑠衣
はい、そうなんです。私福岡県出身で、ずっと福岡にいたんですけど、10歳からゴルフをはじめまして、ゴルフをはじめたきっかけはやはり父がゴルフが好きで、同じ練習場に通ったんですけど、そこがインドアだったんですね。
北田瑠衣
今思えば私の中では、その練習環境が今の自分なのかな、今の自分っていうか、プロゴルファーにしてくれたのかなっていうのもあるんですけど、それはやっぱり小さな、ここから打ってすぐそこですよね。壁にボンボンボンボン打つんですけど。
北田瑠衣
やっぱりゴルフってどうしても結果が気になってしまうスポーツなんですよね。それをすることによってミスショットに繋がってしまうことも多々あると思います。私の場合はもう最初から、小さい時からインドアで練習することによって、まずはスイングの基礎『ここ』ですね。
北田瑠衣
ここをちゃんと練習できた。こっちじゃなくて、結果を求めてなくて。どうしてもインドアで練習して、週末に打ちっぱなし場に連れてってもらった次の日とかは、やっぱりスイングが崩れていたりとかするので。

結果よりもスイングの基礎を身につけることが大切

北田瑠衣
やっぱり結果を求めるよりも、私の場合は小っちゃい時にしっかり基礎というか、スイングをしっかり身に付けることができたのかなと思います。
小原大二郎
今の北田さんを作ってるのは、意識がどこに向いてるのかという部分で、インドアで練習することによっていつも自分自身の動きという部分に意識がフォーカスされていて、それのスイングによってボールがどこに飛んだとか、遠くに飛んだとか、あるいはフックしたとか、スライスしたとか、そういった目先の結果にとらわれずに、意識は自分に向けて練習することによって今の綺麗なスイングができて、なおかつ狙った方向に飛ばせるようになった。
小原大二郎
ゴルフを作っていく基礎がそこでできたっていうことですよね。ついつい、この中にもインドアの中で練習されている方多くいらっしゃると思うんですね。
小原大二郎
でもやっぱりついつい自分のボールの行方って気になること、あると思うんですね。皆さんの中にもあると思うんだけれども、本当に今の北田さんのお話っていうのを参考にしていただいて、やっぱりスイング作りはインドアでやった方がやっぱり効率的ですよね。
北田瑠衣
そうですね。そうだと思います、私は。ここ数年やっぱりゴルフのクラブもそうですけど、いろいろ進化してますよね。

打ちっぱなしよりインドアで自分のスイングと向き合ったほうが上達が早い

北田瑠衣
動画を取って、それをパソコンで見て、それをデータ化して、すごく上達への近道だと思うんですね。昔はやっぱりそういうのがなかった。
北田瑠衣
私ももちろんその時代ですし、今はそういうデータを見たり、自分のいいところ、悪いところをはっきりわかるので、やっぱりそういうのって打ちっぱなしよりもインドアでしっかり自分のスイングと向き合ってやった方が、早く上達するんじゃないかなと。なので、今すごくなんか恵まれてますよね。そのゴルフの練習環境が。
小原大二郎
本当にここ数十年でものすごく進化して、過去は自分のスイングっていうのは自分のフィーリングで、自分自身でそれこそ一日で何百球も、何千球も打ってフィーリングを作り出していくような時代だったんです。
小原大二郎
しかし今は本当にオシャレに動画だったりとか、あるいは弾道解析、トラックマンのような弾道解析機で客観的に自分の現状を知ることができる。また自分のスイングを見ることができるようになったのも本当ここ数年ですね。
北田瑠衣
そうですね。はい。
小原大二郎
そういった意味ではゴルフでいいスコアで回るためには、いいスイングを身に付けるっていうのは、もう基本中の基本の考え方なんですけど、そのためのツールっていうんでしょうかね。そういったものは本当に今発達してますので、そういったものを活かさない手っていうのはないと思います。

何のために練習しているのか明確にすれば効果が100

小原大二郎
そういったものをしっかりと活かして、ただ注意点としては北田さんがおっしゃるように、目的を見失ってしまうと効果が出にくくなってしまう。要するにインドアの練習場でスイング練習しに来ているのに結果が気になってしまったりとかしてしまうと良くないので、そこは何しに来てるのかっていうのを明確にしてやれば効果が100倍になるのかなっていうところですよね。
小原大二郎
あとちょっと話を変えて、飛距離アップ。これはもうプロでもアマでも皆さん共通で、飛距離アップって大きな課題だと思うんですけど。
北田瑠衣
そうですね、私が逆に教えてほしいぐらいなんですけど。実際今ツアー、私も実際去年の春先に試合出て、それからちょっとツアーお休みしてるんですけども、今パワーゲームというか飛距離もすごい飛んでます。みんな。
北田瑠衣
今年女子プロ選手権が富山県の方であったんですけど、お仕事でちょっと行かさせてもらった際に小祝さくらちゃん、今年デビューして絶好調ですよね。優勝してないですけど、賞金ランキング5位ぐらいに入ってるのかな。ベスト10には入ってる選手。
北田瑠衣
その子のコーチとお話をさせてもらう機会があって、彼女すごい飛ぶんですね。飛ぶ秘訣は何ですかっていう質問をした時に、彼女は緩みのないスイング。やっぱりインパクトでしっかりもう打ってるんですね。女子プロは誰もがそうなんですけども、彼女はすごく気持ちいいんですよ。振り抜き方が。

自分のクラブで思いっきり素振り練習で飛距離アップ

北田瑠衣
それはどういう練習してるんですかって聞いた時に、朝と夜、自分のクラブ、バットとかじゃなくて、練習器具ではなくて、自分のクラブで思いっきり素振りするんですって。連続50回とか、100回とか。それって結構大変なんですよね
北田瑠衣
なかなかできないんですけども、やっぱりそういうことをすることによって振れる体、やっぱり振らなくなってくるとどんどん飛距離って落ちてきます。どうしても負けたくないなとか、やっぱり意識ありますよね。でもそれも大事なんですけど、でもまずはしっかりインパクトすること、振り抜くこと。
北田瑠衣
小祝さくらちゃんの場合は、去年と比べてやっぱり5y、6y、飛距離が伸びたんですって。やっぱりキャリーで5~6yって結構大きな差なんですよ。
小原大二郎
そうですよね。
北田瑠衣
去年まではこのバンカー越えなかったのに今年は越えたとかっていうのがすごくあるので、彼女の場合は日々の思いっきり振る、振る練習ですね。それをすることによって飛距離が伸びたりとかしてました。
北田瑠衣
私は飛ぶ方じゃないっていうか飛ばないので、実際振ろうとしても体がついていかなくなっちゃってるので、私も来年トーナメント出れたら出たいなって今思ってます。
北田瑠衣
なので、ここからでも少しでもまた飛距離が伸びるように、ちょっと小岩井さくらちゃんの真似をして思いっきりちょっと素振りをしてみたいなと思っています。
小原大二郎
すごく参考になる話ですよね。
皆さんも明日から毎日50回。

最初は連続素振りを10回、20回、ゆったりとした速度で

北田瑠衣
でも気をつけて下さいね。いきなりこうね。
小原大二郎
いきなりやるとね。
北田瑠衣
いきなりやっても体が痛めてしまったりとか。
小原大二郎
いきなりやると本当に脇腹痛めたりとか、手首とか、肘とか痛めますので、最初は連続素振りを本当に10回、20回、ゆったりとした速度からはじめて、2週間、3週間かけてマックスの速度まで持ってくといいかもしれないですね。
北田瑠衣
はい、そうですね。あとはやっぱり今いろんな練習器具があるので、本当に長いパットだったりとか、それはもうストレッチを兼ねて本当素振りでもいいですしね。やっぱりストレッチも大事かなと思います。
北田瑠衣
朝女子プロって何をしてるかなって、皆さん興味ありますよね。大体スタート前の2時間ぐらい前にコースに入ります。朝食を取る選手もいるんですけども、あとはお風呂場、ゴルフ場のお風呂場でトレーナーさんにマッサージをしてもらう選手もいれば、そこで体幹のトレーニングをしたりする選手もいます。

ストレッチは飛距離を伸ばすためにすごく大事な部分

北田瑠衣
まずは体を温めて動きやすい状態にしてから練習に臨むんですけど、やっぱり体が硬いままだったら怪我もしますし、やっぱり回転運動なので振れないですよね。なので、ストレッチも飛ばすにはすごく大事な部分かなと思います。
小原大二郎
ストレッチ。年齢と共にやっぱり体って硬くなっていきますでしょう。私も本当に体は硬いので、ストレッチは本当にしなきゃいけないなとつくづく思ってるんですけど、ストレッチ、ゴルフをやる中で一番大事なストレッチってどこですか?
北田瑠衣
私は肩甲骨かな。
小原大二郎
肩甲骨。そうですね、先程皆さんやりましたね。エゴスキュー。あれ肩甲骨周りを動かすストレッチなんで、ああいったことを継続してぜひやっていただいて。
小原大二郎
あとあれは、動的なストレッチを先程はやりましたので、静的なストレッチ、ちょっと伸ばすようなストレッチと並行して両方やると効果は高いのかなと思いますね。北田さんこれまで練習の中に取り入れた練習器具とかで、『これは気にいったな。これははまったな』というような練習器具ってありますか?
北田瑠衣
私、結構飽きるので。ハハハ…
小原大二郎
大抵みんなすぐ飽きちゃうと思うんですけど。

テニスの片手打ちが体の使い方の練習として実践するといい

北田瑠衣
そう、飽きますよね。そうだな、オフの時にラケット、テニスラケットを使って片手で、また片手なんですけど。
小原大二郎
左でやったんですか?
北田瑠衣
左手でやりました。やっぱりゴルフもヘッド小っちゃいですけど、面って大事ですよね。フェースの面。それをテニスのラケットって大きいですよね。
北田瑠衣
その面を使ってちょっとコントロールしたりとか、あとは体の使い方の練習をしたりしました。それは全体運動で、でもフルスイングじゃないですよね。もう小っちゃい動き、パンパン打つので。そういう練習をしたりしてましたね。
小原大二郎
左でやったんですか?
北田瑠衣
左手でやりました。やっぱりゴルフもヘッド小っちゃいですけど、面って大事ですよね。フェースの面。それをテニスのラケットって大きいですよね。
北田瑠衣
その面を使ってちょっとコントロールしたりとか、あとは体の使い方の練習をしたりしました。それは全体運動で、でもフルスイングじゃないですよね。もう小っちゃい動き、パンパン打つので。そういう練習をしたりしてましたね
小原大二郎
ラケットで打つような練習とか。

トッププロも取り入れているフェース面を意識する練習は効果的

北田瑠衣
ラケット。フェースの面を意識しながら。
小原大二郎
面を感じやすくするために。
北田瑠衣
はい、面を感じながら。
小原大二郎
結構トッププロが取り入れてる有名なっていうか、練習でしょうね。
北田瑠衣
そうですね。どうしても下から入ると面が上向いて、ボールも上に飛んでしまうので、そういう球筋も意識しながら練習をしたりしてました。
小原大二郎
やっぱりそういう練習もインドアのゴルフ練習場だとやっぱりやりやすいですね。
北田瑠衣
そうですね。
小原大二郎
ちょっと広い200yあるような練習場ですと、テニスのラケットでボールなんか打てないですもんね。そういう環境、練習環境ってすごくやっぱり大事になってきますよね。
小原大二郎
なんか他にやった練習、器具とかありますか?こういう練習が好きだったとか。そもそも練習好きでした?練習嫌いですって。
北田瑠衣
好きじゃないです。
小原大二郎
練習やっぱりあんまり好きな方じゃない?
北田瑠衣
好きじゃない。でもやらないといけないっていう気持ちでずっとやってました。

一番時間をさいた練習はアプローチ練習だった

小原大二郎
一番さいた練習は例えばパター、スイング練習、いろいろあると思うんですけどフィジカル的なトレーニングですとか、いろんな練習がある中で、どういった練習に一番時間を使われました?
北田瑠衣
そうですね、やっぱり短いものかな。アプローチ。
小原大二郎
ショートゲーム?
北田瑠衣
ショートゲームですね。
小原大二郎
アプローチ、パター。
北田瑠衣
はい。さっきも言ったように、片手のショットですね。そういうのも含めてやっぱり短いものが多かったですね。

下半身や腹筋にしっかり力を入れてバンカーでの片手打ちのアプローチ練習

小原大二郎
片手打ちで先程砂の上でやるっておっしゃってましたよね。なかなか芝の上に砂を引いてやるっていうのは機会として環境を作るのはなかなか困難かと思います。
小原大二郎
ですので、皆さんは広い普通の練習場へ行かれた際だったりとか、コースに行かれた際にバンカー練習場があると思いますので、そのバンカー練習場で片手打ちのアプローチ練習とかもされると同じ練習を作れるかと思いますので、ぜひ次回ラウンド行った際にはやってみていただけるといいかなと思います。本当にクリーンに当てるのは大変、確率的には難しいかもしれないですけどもね。
北田瑠衣
さっき今おっしゃったバンカーからなんですけど、ちょっと今日は体が締ってないなっていう時は、普通にバンカーにボールを置いて、普通にバンカーショットではなくピッチングとか9番アイアンを持って打つ練習をしてました。やっぱり結構しっかり。
小原大二郎
何yぐらいですか?
北田瑠衣
もう普通にフルショットですね。
小原大二郎
フルショットで。

体をしっかり締めたバンカーショット練習はアイアンショットの正確さに繋がる

北田瑠衣
フルショットで、フルショットできる環境にあれば絶対緩むとやっぱりミスしてしまうので、今日はちょっと下半身とかお腹に、腹筋に力がなんか上手く入ってないなっていう時は、それを意識するためにバンカーショットをクリーンに当てる練習、それをしていました。
小原大二郎
ぜひ皆さんも参考にしていただいて。
練習場とかでたまに長い距離をバンカーショットで打てる練習場、たまにありますね。たくさんはないですけどもね。
小原大二郎
そういった練習場に行った際には別途料金がかかるかもしれないけど、やっぱり質を高めるっていう部分でそういった練習を取り入れられるといいですね。100球も200球も打つ必要はないかもしれないので、ほんの少しでもいいからそういう機会を作っていくとアイアンショットも正確に、緩みなく打てるようになると。
北田瑠衣
はい、打てると思います。
小原大二郎
なるほど。それでは次の質問に行きたいと思うんですけど、北田さんの得意なクラブっていうのはありますか?
北田瑠衣
得意なクラブ、そうですね。得意なクラブ、好きなクラブ、ドライバーです。
小原大二郎
ドライバー。それは何で。私、ドライバー大っ嫌いなんです。
北田瑠衣
えー、そうなんですか。私の中ではドライバーが一番簡単です。
小原大二郎
うらやましい。
北田瑠衣
いつも同じ状況で打てるから。
小原大二郎
そういった意味では間違いなく同じですね。
北田瑠衣
ティーアップしているし、ティーグラウンドはほぼほぼ真っ平らですよね。自分の好きなところから打てるのでっていうのもあるし、ドライバーは飛ばない分曲がらないので、狙ったところに打てるっていう自信はあります。
小原大二郎
なるほど。
北田瑠衣
なので好きですね。
小原大二郎
得意なドライバーは、結構やっぱり得意になるだけ練習はたくさんされたんですか?
北田瑠衣
でもあまり長いクラブって練習しないんですよね。もちろんシーズン中とか、スタート前とか、ラウンド後はもちろん練習しますけど、合宿してる際は、あんまりドライバーばっかりバンバンバンバン打たなかったですね
小原大二郎
それこそ片手打ちでただひたすらやって、ドライバーは一週間だけ打つと。
北田瑠衣
そうなんですよ。本当最後の最後ですよね。ドライバーは。あとは私アイアン、7番アイアンからしか入れてないんですね。
北田瑠衣
6番、5番アイアンの代わりにユーティリティーを入れてるんですけども、私7番アイアンよりユーティリティーの方が好きなので、ユーティリティーばっかり練習してました。
小原大二郎
それなんか理由があるんですか?ユーティリティーの方が好きっていう。
北田瑠衣
簡単だから。
小原大二郎
なるほど、なるほど。

好き嫌いじゃなくスコアを作りやすい番手構成を作っていくことが大事

北田瑠衣
はい、簡単。ボールも上がるし、その分グリーン上で止まるし、ラフに入っても抜けやすいっていうんですかね。ボールを捕まえやすいというか、とにかくアイアンよりもユーティリティーの方が簡単だし、あとはドライバーがあんまり飛ばないので、セカンドでユーティリティー使う機会がすごく多いんですよ。なので、ひたすらそれの練習してました。
小原大二郎
番手構成っていう部分だと思うんですけど、やっぱりそのプレーヤーが一番スコアメイクしやすい番手構成ってあると思うんですよね。
自分が好きか嫌いかじゃなくて、スコアを作りやすい番手構成を作っていく。
小原大二郎
すごく参考になるのかなっていう風に思いますね。ユーティリティーだったり。あるいはショートウッドっていう手もありますしね。
北田瑠衣
そうですね、はい。
小原大二郎
今は9番ウッドとか、そういったクラブもありますし、ショートウッドよりはユーティリティー派ですか?
北田瑠衣
いや、9番ウッドも入れてますよ。
小原大二郎
9番ウッドも入れてる。
北田瑠衣
ウッドがすごいんですよ。アイアンが7、8、9、ピッチング、52、58でしょ。残りはドライバー、スプーン、クリーク、7番ウッド、9番ウッド、5ユーティリティー、6ユーティリティー。そうなんです。はい。すごく多いですね。

ラフからユーティリティーやショートウッドで打った方が楽

小原大二郎
なるほど、なるほど。すごく参考になると思いますね。よくある悩みとして、ラフからユーティリティーとか、ショートウッド打っていいんですかっていう質問あると思うんですけど、どう思われますか?
北田瑠衣
ラフからですか?
小原大二郎
ラフ。
北田瑠衣
もう全然打ってください。
小原大二郎
変な話ですけど、6番アイアンで打つよりはユーティリティーで打った方が絶対楽ですよね。
北田瑠衣
はい、楽です。
小原大二郎
もちろん状況にもよるとは思いますけれど、ここのところで結構番手チョイスの部分でミステイクしてる方は多いかと思うので、ラフに入ったらもうピッチングでとにかく出さなきゃいけないんじゃないかって思われている方とかも結構いると思うので、ユーティリティーとか、そういうのを積極的に使われるといいのかなと思いますよね。ちなみに北田さんはゴルフは好きですか?
北田瑠衣
今は好きです。
小原大二郎
今は好き?今は好きっていうのはどういうことなんですか?
北田瑠衣
私、今年出産しまして。
小原大二郎
おめでとうございます。
北田瑠衣
すみません。なんか急に。去年、一昨年ぐらいまでは第一線で試合毎週出てたんですけども、その時は何かもう成績も出ないし、調子も悪いし、なんかもう嫌だなぁっていうのを毎週、毎週やって、それが37試合、38試合ぐらいあるんですよ。女子のトーナメント。もう嫌になっちゃいますよね。
北田瑠衣
毎週同じことの繰り返しなんですけど、『上手くいかない、なんでだろう』ってもやもやもやもやしながら、『練習するのに結果が出ない、嫌だなぁ』なんて思いながら最後の2年ぐらいはそんな気持ちでゴルフやってました。
北田瑠衣
今は出産して、ゴルフの方も徐々にはじめつつはあるんですけど、その時にやっぱり私ってゴルフ好きなんだなっていうのを感じまして、こういう気持ちで最後トーナメント2年間やれたら良かったのになぁっていうのがあったんですね。

ゴルフは難しいけど面白いスポーツである

北田瑠衣
なんでかわからないんですけど、やっぱりゴルフってなんか面白くないですか?体調が悪いのに、『あれなんか今日ちょっとスコアいいよ』とか、すごく体のコンディションいいし、お天気も最高なのに、『あれなんでこんないっぱい打っちゃったんだろう』って思う時ありますよね。
小原大二郎
ありますね。
北田瑠衣
トーナメント出て、やっぱりプロだし、予選通過したいしっていう気持ち。だから結局は結果を求め過ぎて、自分を客観的に見ることができなくなってしまっていたのかなと思います。
北田瑠衣
ゴルフ最近楽しいなって思えたのは、いろいろもっとこういう風にしたらどういう結果になるのかなってなんかいろいろ考えることができるようになって、もちろん試合と比べたら全然違いますけど、こういう気持ちでやれたらゴルフも楽しかったんじゃないかなって今思って。
北田瑠衣
来年また1試合でも、2試合でもトーナメントに出れる機会があったら、こういう気持ちで臨んでみたいなって思ってます。
小原大二郎
いいですね。やっぱりゴルフって本来すごく楽しむべきものだし、それってどんなゴルフのレベルの方も共通だと思うんですよね。やっぱり理想は仕事として、プロゴルファーとしてツアーに出てたりすれば、仕事ですからね。
小原大二郎
本当に一日一日がプレッシャーの連続で、成績が良ければまだ楽しめるっていうのはあると思いますけど、なかなか仕事の調子が良くない、成果が上がらない中で楽しむっていうのはかなり苦しいことかもしれないけど。
小原大二郎
でもその中でも、ゴルフを少しでも楽しんでやれそうな気がするって今おっしゃってたので、すごく来年以降またテレビを通して北田さんのプレーを拝見する際に、気持ちを、今のお話しをちょっと思い出してしまうだろうなと思って聞いてましたけど。
北田瑠衣
温かい目で見てもらうのと、やっぱり今シーズンも女子プロの子で去年良かったのに今年悪い、どうしたのっていう選手いっぱいいますよね。そういう選手も温かい目で見守っててほしいなと思いますね。
小原大二郎
そうですね。ゴルフって本当に難しいスポーツですよね。
北田瑠衣
難しい。
小原大二郎
本当に一線で活躍してた選手で翌年になると本当に予選通るのも本当にままならなくなってしまったりとか、そういったことが起こるようなスポーツで、そう考えたら一般の方が100切れてたのに急に切れなくなってしまうなんてことも当然起こっても不思議じゃない

基本であるアプローチ次第でスコアが改善していきゴルフがより楽しいものとなる

小原大二郎
でもそういったことって、アプローチ次第で改善していけると思うんですよね。正しいやり方をしていければ。その基盤にあることって、そもそもゴルフを楽しむっていうことってすごく大事だと思うので、そういったスタンスを常に持ってやっていけたらいいのかなっていう風に思います。
小原大二郎
最後に北田さんの方に来年以降の目標と、あとこの会場にいらっしゃっているゴルフ上達したいという方達に向けて一言、こういったことを意識してぜひ練習してみてくださいと、そうすれば上達しますよということで。
北田瑠衣
私のことはもう全然いいんですけど。
皆さんゴルフが上手くなりたいって、そういう欲っていいですよね。私、その欲はすごく好きです。今、練習環境だったり、すごく良くなってます。

自分のスイングをよく理解することで改善点を見つけやすい

北田瑠衣
まずはやっぱり自分のスイングを知るっていうのがすごく大事だと思うんですね。インドアの、練習場通われているって聞いたので、やっぱりそこで自分のスイングをビデオで撮ってもらって、解説してもらって、改善点を教えてもらってっていう風な感じでレッスンされてると思うんですけども、自分の中でやっぱりまずはちゃんと理解することが大事だと思うんですよ。
北田瑠衣
今こういう風になったからこういうミスになったのかな。じゃあ先生がこういう風にしたら良くなるよっていうのを、一度自分の頭の中で整理して、理解して、実際やってみて結果がどうかっていうのが一番大事だと思うので、本当にチャレンジする。
北田瑠衣
ゴルフって自分の中ですごくここの部分変えてるんだけど人から見ると、いや変わってないよっていうのは結構多いんですよ。それをちょっと思いっきりまずは変えてみるっていうのもすごく大事です。
北田瑠衣
だから、自分のスイングをまず動画で撮って、見てみて、今度はここをちょっと変えてみよう、ああやってみようっていう、そういう自分のスイングを変えるというか、そういうもっと上手くなりたいっていう欲はすごく大事だと思うので、皆さん練習に励むというか、一打でも良くなるように頑張ってもらいたいなと思います。
小原大二郎
はい、ありがとうございます。最後に皆さんの方から北田さんにちょっと聞いてみたいこととか、質問何かあればいくつか見つけたいと思うんですけど。
北田瑠衣
はい、なんでも。なんでも聞いてください。
小原大二郎
限定1名です。
北田瑠衣
限定1名。何でも大丈夫ですよ。そうだ。私よく最近アマチュアの方とゴルフをさせてもらう機会が多いんですけど、その時に結構皆さんアドレスって雑なんですよ。コースいった時。
北田瑠衣
プロって結構、男子プロは、男子プロもするな。ちゃんとセオリー通りなんですよね。ちゃんとこう、こっちに打つ時に足を閉じてスタンスをする女子プロほとんどいます。男子プロもそうだと思うんですけど。結構アマチュアの方って、こうやって見て、こうやって構える人多いんですよ。
北田瑠衣
アドレスでスイングって結構決まるんですね。右向いてるとか、左向いてるとか、いろいろ癖はあると思うんですけど、まずはしっかり自分のアドレスを取って、スイングするっていうのはすごく大事だなと私最近思ったので、皆さんどうですか?雑にしてません?アドレス。
小原大二郎
してる。
北田瑠衣
でしょ。でしょ。
小原大二郎
おもむろに立っちゃうっていう。
北田瑠衣
ですよね。そこをちょっと気をつけて練習、練習って結構もう雑ですもんね。練習場はね。それはすごくわかります。
北田瑠衣
でもコースに出た時にちょっと気をつけてちゃんと足閉じて、アドレスしてっていうのをちょっと心掛けてやってもらうと、自分の向いてる方向だったりとか、スイングも結構しっかりしてくると思うので、そこをちょっと気をつけて雑にやらないようにやってもらいたいなと思います。
小原大二郎
そうですね。練習場でもぜひ練習してみてください。一連のプリショットルーティンとしてどういう風にアドレスを作っていくのか。足を閉じて、どっちから開いてとか、そういったところを練習されると綺麗なアドレスの入りっていうのが出来ていくんじゃないかなと思います。
小原大二郎
じゃあ今日はこの辺で終わりにしましょうか。ありがとうございました。拍手をお願いします。
北田瑠衣
ありがとうございました。

インタビューした小原大二郎プロの書籍、「ザ・ビジネスゾーン」も販売中

小原大二郎
手前味噌ではありますが、今回北田瑠衣プロが重視していたアプローチの練習に関しては、私の書籍「ザ・ビジネスゾーン」でくわしい練習方法をチェックすることができます。
小原大二郎
くわしいアプローチトレーニングは、183ページに書いてあります。
小原大二郎
ゴルフの学校の読者の方であれば、1,000円引の1,980円で購入できるので、ぜひチェックしてくださいね。
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