「自分のヘッドスピード、これって速いの?遅いの?」「同年代の男性と比べてどうなんだろう?」――ゴルフショップで測定したヘッドスピードを見て、こんな疑問を持ったことはありませんか?
他のゴルファーと比べて自分のヘッドスピードがどの位置にあるのか、気になりますよね。そこで「ゴルフの学校」では、アマチュアゴルファー1,500名にアンケートを実施し、ヘッドスピードの平均値(年齢別・男女別)を独自に算出しました。
この記事では、平均値だけではなく、ヘッドスピードと飛距離の関係、年齢・筋力・クラブとの関連性、さらに「ヘッドスピードが速い人の特徴」や「アイアンのヘッドスピード平均」まで、検索上位サイトの中で最も網羅的に解説していきます。
最近では、ヘッドスピードを上げる器具も充実しているので、平均値と飛距離の関係を理解し、飛距離アップの計画を立てるのに役立てて下さい。

古閑美保“ざっくり言うと…”
- ヘッドスピードの平均は40.21m/s、飛距離の平均は約210y──1,500名のアンケートから算出した実測値です
- 男性は60代からヘッドスピードと飛距離が落ちていく傾向──50代まで41m/s台をキープし、60代で40m/sを下回ります
- 女性アマチュアの平均は約30m/s前後──男性より約10m/s低い水準が一般的です
- アイアンのヘッドスピードはドライバーの半分程度──7番アイアンで男性アマ23m/s前後が目安です
- ヘッドスピードを1m/s上げると飛距離は約5〜7ヤード伸びる──小さな差が大きな飛距離差を生みます
- カスタムシャフトにするとヘッドスピードが上がる可能性が高い──筋トレよりも手軽で効果が出やすい結果でした
- 飛距離を伸ばすにはインパクトの技術を高めるのが効果的──ヘッドスピードを上げるよりミート率の改善が近道です
- インパクトの技術を高めるには「片手練習法」が有効──「書籍ザ・ビジネスゾーンp172第5章」に詳しく記載!


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目次
<目次>
1. ヘッドスピードの平均は40.21m/s【年齢・男女別の一覧表】
1.1 男子プロ・女子プロ・アマチュアのヘッドスピード比較
1.2 女性のヘッドスピード平均は?年代別データも公開
2. ヘッドスピードと飛距離の関係|1m/s上げると何ヤード伸びる?
3. ヘッドスピードに影響する3つの要素+速い人の特徴
3.1 ヘッドスピードは年齢と共に低下する?60代から落ちる傾向
3.2 ヘッドスピードと筋力は関係なかった!?
3.3 クラブを自分に合わせた方がヘッドスピードは上がる?
3.4 ヘッドスピードが速い人に共通する3つの特徴
4. アイアンのヘッドスピード平均【番手別の目安表】
4.1 男女別・番手別のアイアンヘッドスピード一覧
4.2 アイアンでヘッドスピードが落ちる理由
5. ヘッドスピードの測定方法
5.1 ゴルフショップで測定する
5.2 市販の測定器を購入して測定する
5.3 練習場のスイング測定器で測定する
6. ヘッドスピードを上げる5つのコツ・ドリル
6.1 スイングの際に右腕をしっかりと伸ばす
6.2 スイングする際に下半身をロックする
6.3 スイングする際に手首の角度をキープする
6.4 重いクラブと軽いクラブを交互に素振りする
6.5 片手打ちの練習をする
1. ヘッドスピードの平均は40.21m/s【年齢・男女別の一覧表】
今回、アンケートに答えてくださったのは1,500名のゴルフライブ読者の方々です。年齢構成は40代が約15%、50代が約24%、60代が約33%、70代が約21%でした。このアンケートの回答を元に、ヘッドスピードの平均(年齢別・男性中心)を算出しています。
一般的に、ヘッドスピードの平均はアマチュア男性で38~43m/s、女性で27~33m/sとされています。
※参考:平均的ヘッドスピード
実際に「ゴルフの学校事務局」が取ったアンケートによると、ヘッドスピード全体の平均(男性中心)は40.21m/sでした。年齢別に分解すると以下の通りです。


年齢別ヘッドスピード平均(男性アマチュア)と平均飛距離
| 年齢 | ヘッドスピード平均 | 平均飛距離(HS×5.2) |
| 40歳以下 | 44.12m/s | 約229y |
| 41歳~50歳 | 42.16m/s | 約219y |
| 51歳~60歳 | 41.97m/s | 約218y |
| 61歳~70歳 | 39.87m/s | 約207y |
| 71歳~80歳 | 37.15m/s | 約193y |
| 81歳以上 | 36.00m/s | 約187y |
一般に言われているヘッドスピード平均(男性38~43m/s)の、ちょうど中間地点でした。ヘッドスピードの遅い・速いを判断するなら、この数値を基準にしてください。
特に「70歳のドライバー平均飛距離」を気にされる方が多いですが、70代男性の平均はヘッドスピード37.15m/s、飛距離約193ヤードが現実的なラインです。70代でも200ヤード超を出されている方は、平均より飛ばせている部類と考えてよいでしょう。
1.1 男子プロ・女子プロ・アマチュアのヘッドスピード比較
プロとアマチュア、男女別のヘッドスピード及び飛距離の違いは以下の通りです。
| ヘッドスピード(m/s) | 平均飛距離(ヤード) | |
| 女性アマチュアゴルファー | 27〜33 | 140〜180 |
| 男性アマチュアゴルファー | 38〜43 | 200〜220 |
| 女子プロゴルファー | 40〜44 | 230〜260 |
| 男子プロゴルファー | 45〜52 | 250〜300 |
| PGA ツアー | 47〜58 | 280〜320 |
男性アマチュアは43m/s前後ですが、トッププロのゴルファーになると50m/s前後のヘッドスピードを叩き出します。一方、女子プロはアマチュア男性とほぼ同じヘッドスピードでありながら、飛距離は230〜260ヤードを記録しているのが特徴です。
ちなみに、プロゴルファーとアマチュアゴルファーの飛距離の差は以下の違いでできます。
プロゴルファーはヘッドスピードで飛距離に差がでる
プロゴルファーの中には、アプローチショットやFWキープ率を売りとしているゴルファーなど様々いますが、飛距離の違いに影響するものはヘッドスピードとミート率になります。
プロゴルファーになると、ミート率に対してはそんなに差が出ないので、ヘッドスピード次第で飛距離に差が生まれます。
アマチュアゴルファーはミート率で飛距離に差がでる
一方で、アマチュアゴルファーは、ミート率で飛距離に差がでます。
自分よりヘッドスピードが遅いのに飛距離が良かったり、逆に勢いよく振ってヘッドスピードが速くても飛距離が伸びなかったり。飛距離は、ヘッドスピードとミート率の掛け算でできているので、無理なく自分に合った力加減で振ることがベストです。
プロのスイングに少しでも近づくためには、多くのプロたちが時間を費やして練習している「ビジネスゾーン」を極めるトレーニングに挑戦してみましょう。(詳細はこちら)
1.2 女性のヘッドスピード平均は?年代別データも公開
「女性のヘッドスピード平均はどれくらい?」というご質問もよくいただきます。一般的に女性アマチュアの平均ヘッドスピードは27〜33m/s、平均飛距離は約140〜180ヤードとされています。
女性も男性と同じく、年齢を重ねるごとにヘッドスピードはゆるやかに低下します。年代別の目安は以下の通りです。


年代別ヘッドスピード平均(女性アマチュア)
| 年代 | ヘッドスピード平均 | 平均飛距離の目安 |
| 20〜30代 | 33〜36m/s | 約170〜190y |
| 40代 | 32m/s | 約165y |
| 50代 | 31m/s | 約160y |
| 60代 | 28m/s | 約145y |
| 70代 | 26m/s | 約135y |
| 80代 | 25m/s | 約130y |
女性は男性に比べて平均で10m/s前後ヘッドスピードが低い傾向があります。これは筋力差というよりも、骨格や体重移動の幅、クラブの長さや重量とのバランスが関係しています。女性の場合、無理にスピードを追わず、軽量シャフトや女性用クラブを使うことで、効率よく飛距離を伸ばすことができます。
2. ヘッドスピードと飛距離の関係|1m/s上げると何ヤード伸びる?
では、ヘッドスピードと飛距離はどのくらい関係しているのでしょうか?
ヘッドスピードと飛距離の関係は、一般に下の式で表されます。
ヘッドスピード×5.55=飛距離(ドライバー)
つまり、ヘッドスピード40m/sの方であれば、222y(40m/s×5.55)くらいが妥当な飛距離ということになります。
今回、アンケート結果を元に上の式が正しいのかを検証してみると「ヘッドスピード×約5.2=飛距離」という結果になりました。一般的に言われるヘッドスピードと飛距離の関係式から大きく外れていませんね。
言い換えると、ヘッドスピードを1m/s上げることができれば、飛距離は約5〜7ヤード伸びるということです。たった1m/sの差でも、年間ラウンドを重ねれば大きな差になります。
| ヘッドスピード | 飛距離の目安(×5.2) | 飛距離の目安(×5.55) |
| 35m/s | 約182y | 約194y |
| 38m/s | 約198y | 約211y |
| 40m/s | 約208y | 約222y |
| 43m/s | 約224y | 約239y |
| 45m/s | 約234y | 約250y |
| 50m/s | 約260y | 約278y |
ヘッドスピードの数値が大きくなれば、飛距離の数字も大きくなります。つまりヘッドスピードと飛距離は比例するということです。
ただし、ヘッドスピードや飛距離が気になるあまり、スイングが乱れてしまっていることもあります。正しいスイングが出来ていなければ、ヘッドスピードはもちろん飛距離も伸びません。いい打球はいいスイングから生まれるものです。
正しいスイングを確認したい方は書籍ザ・ビジネスゾーンp123第3章を読んで、自分のスイングを見つめ直してみましょう!(詳細はこちら)
3. ヘッドスピードに影響する3つの要素+速い人の特徴
ヘッドスピードが大きくなれば、やはり飛距離も伸びることが分かりました。
では、よく言われる「ヘッドスピードは歳をとったら落ちる」「ヘッドスピードは筋力を鍛えたら速くなる」ということは本当なのでしょうか?アンケート結果から、ヘッドスピードに影響する要素を見ていきます。
3.1 ヘッドスピードは年齢と共に低下する?60代から落ちる傾向
年齢別ヘッドスピード平均


アンケートによると、60代からヘッドスピードは落ちていく傾向にあります。また、飛距離も同じように落ちていきます。具体的には、50代までは41m/s台をキープしていますが、60代に入ると39.87m/sまで下がり、70代では37.15m/sまで低下します。
なぜ、歳をとるとヘッドスピードは落ちてしまうのでしょうか?その理由として「筋力の低下」がよく挙げられます。そこで、筋力トレーニングをしているゴルファーはヘッドスピードが速いのかを、アンケート結果から見てみます。
3.2 ヘッドスピードと筋力は関係なかった!?


何かしらの筋力トレーニングをしている方は25.54%。していないと答えた方は74.46%と、筋力トレーニングはしていないゴルファーが多いことがわかりました。
筋力トレーニングの具体的な内容は、腹筋、ダンベル、腕立て伏せ、ジムでのトレーニング等でした。
筋力トレーニングをしていると答えた方々のヘッドスピードは以下の通りです。
筋力トレーニングをしているからといって、あまりヘッドスピードが上がっていないことがわかります。
筋力トレーニングしている方の平均ヘッドスピード
| 51歳~60歳 | 42.00m/s |
| 61歳~70歳 | 39.32m/s |
| 71歳~80歳 | 34.90m/s |
筋力トレーニングしていない方の平均ヘッドスピード
| 51歳~60歳 | 42.04m/s |
| 61歳~70歳 | 40.07m/s |
| 71歳~80歳 | 36.86m/s |
むしろ筋力トレーニングをしていない方が、わずかにヘッドスピードが速いという意外な結果になりました。これは「筋力=ヘッドスピード」ではなく、「効率よく力を使えるかどうか」が大切であることを示しています。
3.3 クラブを自分に合わせた方がヘッドスピードは上がる?


ドライバーをカスタムシャフトにした方は全体の33.65%です。
カスタムシャフトにした方々のヘッドスピード平均は43.25m/sでした。カスタムシャフトにしていない人のヘッドスピード平均は39.83m/sでしたので、ここではっきり差がつきました。
ドライバーをカスタムシャフトにするほうが、筋力トレーニングよりも手軽にヘッドスピードをつけやすいのかもしれません。シャフトの硬さ・重さ・長さを自分のスイングに合わせるだけで、3m/s以上の差が生まれる可能性があるということです。
3.4 ヘッドスピードが速い人に共通する3つの特徴
「ヘッドスピードが速い人って、どんなスイングをしているの?」という疑問にお答えします。プロやヘッドスピード45m/s以上を出すアマチュアに共通する特徴は、大きく3つあります。


- 大きな捻転差を作っている──上半身を90度、下半身を45度ひねることで、トップでバネを作っています
- コック(手首の角度)を最後までキープしている──インパクト直前まで角度を保つことで、ヘッドが一気に走ります
- 脱力したスイングができている──力みは肩や腕の動きを止めるため、振り抜きの速さを生むには「抜く力」が必要です
特徴①:大きな捻転差でパワーを溜める
ヘッドスピードが速い方の共通点は、上半身と下半身のひねりに「ズレ」を作っていることです。具体的には、トップで上半身が90度、下半身が45度の捻転差を作るのが理想とされています。
このズレが大きいほど、ゴムを引っ張ったような状態になり、戻る力でクラブが加速します。逆に、捻転差が小さい人は手打ちになりやすく、ヘッドスピードが上がりません。
特徴②:コック(手首の角度)を最後までキープする
速い人は、ダウンスイングでもコックの角度を保ち続けています。これを「タメ」と呼びます。
インパクト直前で一気にコックを解放することで、ヘッドが鞭のようにしなり、スピードが爆発的に上がるのです。逆に、トップから早くコックをほどく「アーリーリリース」になると、ヘッドが走らずに飛距離をロスしてしまいます。
特徴③:力を抜いた脱力スイングができている
意外に思われるかもしれませんが、ヘッドスピードが速い人ほどグリップを強く握っていません。
腕や肩に力が入ると、関節の可動域が狭まり、クラブヘッドの加速が止まってしまいます。「振りはじめは緩く、インパクトでギュッ」というメリハリのあるグリップが、最大ヘッドスピードを引き出す秘訣です。
女子プロが男性アマチュアと同じくらいのヘッドスピードでありながら、安定して飛ばせているのは、まさにこの「効率よく力を出す技術」を持っているからです。
4. アイアンのヘッドスピード平均【番手別の目安表】
「ヘッドスピード」と聞くとドライバーをイメージしがちですが、アイアンにもヘッドスピードはあります。クラブが短くなるにつれてヘッドスピードは下がりますが、それぞれの番手で平均値が分かっていれば、自分の飛距離が標準値かどうかが判断できます。
4.1 男女別・番手別のアイアンヘッドスピード一覧
各番手のヘッドスピード平均と飛距離の目安は以下の通りです。


| クラブ | 女子アマ | 男子アマ | 男子プロ |
| ドライバー(1W) | 27m/s(150y) | 40m/s(215y) | 47m/s(270y) |
| 5番アイアン | 17m/s(120y) | 26m/s(160y) | 33m/s(195y) |
| 6番アイアン | 16m/s(110y) | 24m/s(150y) | 32m/s(185y) |
| 7番アイアン | 15m/s(100y) | 23m/s(140y) | 30m/s(170y) |
| 8番アイアン | 14m/s(90y) | 21m/s(130y) | 28m/s(160y) |
| 9番アイアン | 13m/s(80y) | 20m/s(120y) | 27m/s(150y) |
| PW | 12m/s(70y) | 19m/s(110y) | 26m/s(135y) |
男性アマチュアの7番アイアンであれば、ヘッドスピード23m/s前後で140ヤードが標準値です。女性アマチュアの場合は7番アイアンで100ヤードが目安となります。
4.2 アイアンでヘッドスピードが落ちる理由
アイアンでヘッドスピードが落ちるのには、ちゃんと理由があります。主なものは以下の3つです。
- シャフトが短くなる──クラブの円運動の半径が小さくなるため、先端の速度が下がります
- クラブヘッドが重くなる──短くなる分ヘッドが重くなるよう設計されており、振りにくくなります
- ロフトが立っている──飛ばすためではなく方向性を重視した設計のため、振り抜くより距離をコントロールする役割です
つまり、アイアンはドライバーのように「速く振ること」を目的としたクラブではありません。狙った距離に正確に運ぶことが本来の役割なので、アイアンのヘッドスピードを過剰に上げる必要はないのです。
5. ヘッドスピードの測定方法
ここまで、ヘッドスピードの平均値や影響要素について解説してきましたが、まずは自分のヘッドスピードを正確に知ることが第一歩です。
この章では、具体的なヘッドスピードの測定方法について解説していきます。
- ゴルフショップで測定する──最新鋭の測定器とスタッフのアドバイスが受けられる王道の方法です
- 市販されている測定器を購入して測定する──自宅で何度でも計測でき、変化を記録できます
- 練習場のスイング測定器で測定する──実打しながら飛距離やスピンも同時にチェックできます
5.1 ゴルフショップで測定する
ゴルフクラブ選びはヘッドスピードを左右するので、ゴルフショップでヘッドスピードを測定して、自分にあったゴルフクラブをスタッフと相談しながら決めるのが初心者の方にはおすすめです。
大抵のゴルフショップでは、店内に試打スペースがあり、試打スペースでは最新鋭の測定器が用意をされています。
最新の測定器を使って、あらゆる角度でスイングを解析してくれるので、より自分にマッチしたゴルフクラブを選べます。
5.2 市販されている測定器を購入して測定する
自宅に練習場を備えている方であれば、市販されている測定器を購入してスイングスピードについて測定するのも一つの方法です。
自宅であれば、毎日練習しているときに測定器を使ってスイングスピードと飛距離を測定できるため、目に見えて変化がわかります。
中にはスマートフォンと連動して、記録を取れる測定器も販売されているので、ゴルフショップで探してみることをおすすめします。
5.3 練習場のスイング測定器で測定する
最近では、ゴルフショップに設置されているような最新鋭の測定器が設置されている練習場が増えてきています。
実際にスイングして、ボールを飛ばして飛距離やスイングスピードを測定することができます。
また、スイングを撮影できる測定器もあるので、自分のゴルフスイングをチェックして改善点を第三者の視点から見れるのも魅力的です。
ただ、練習場によっては測定器の利用がオプションになっていることもあるので、事前に練習場に確認しておくことをおすすめします。
6. ヘッドスピードを上げる5つのコツ・ドリル
飛距離を伸ばすために、正しいアドレスでスイングをすることはもちろん重要ですが、ヘッドスピードをあげることも大切です。
根本的に、ヘッドスピードをあげるには体全体のパワーを使う必要があります。しかし、むやみやたらにパワーを振り絞ればいいということではありません。体のどの部分をどのように動かすべきなのかをしっかりと抑えることで、ヘッドスピードはあげられます。
こちらの章では、ヘッドスピードを上げるためのコツやドリルについて解説します。


- スイングの際に右腕をしっかりと伸ばす──利き腕のパワーを最大活用することでヘッドが加速します
- スイングする際に下半身をロックする──下半身を止めることで、ヘッドだけが走るスイングが作れます
- スイングする際に手首の角度をキープする──「タメ」を作ることでインパクトの瞬間にヘッドが解き放たれます
- 重いクラブと軽いクラブを交互に素振りする──筋肉に「速いスイング感覚」を覚え込ませる練習法です
- 片手打ちの練習をする──体幹で振る感覚が身につき、安定したヘッドスピードが出せるようになります
6.1 スイングの際に右腕をしっかりと伸ばす
スイング中は、腕全体ではなく二の腕をつねに胸の近くでキープするイメージを持ちましょう。
「ゴルフスイングは左腕リード!」という言葉をよく耳にしますが、多くの方が右利きであり右腕の方が筋力があります。
なので、右腕のパワーを積極的に使うことで飛距離は絶対に伸びます。
右腕のパワーを使い切るには、トップからインパクト、フォローにかけて、右腕をしっかり伸ばすことがポイントです。トップの位置で右腕がたたまれ、折り返した瞬間から遠心力に任せてしっかりと伸ばしながら振り切りましょう。
そうすることで、ヘッドスピードは加速し飛距離が確実に伸びます。これからは左腕だけに着目するのではなく、利き手である右腕をしっかり伸ばすことを心がけましょう。
6.2 スイングする際に下半身をロックする
次に注目したいポイントは、下半身の振り方についてです。
ダウンスイングの時に、下半身をロックすることでヘッドが走りスピードが加速します。
右足が動きすぎてミスショットにつながったり、体を回そうと意識するあまり肝心なヘッドがついてこない、いわゆる振り遅れの状態のゴルファーが多いです。下半身をロックする際に、気をつけたい点は体重移動です。
バックスウィングで右、ダウンで左、インパクトで右の体重移動をイメージすることがコツです。
この体重移動がしっかりと行うことができたら、下半身ロックは難しくありません。慣れるまで体重移動を意識しながら素振り練習を行いましょう。
インパクト直前に体重を右サイドに戻すことで、下半身がロックされやすくヘッドをスムーズに走らせられます。
6.3 スイングする際に手首の角度をキープする
最後のポイントは、手首の使い方です。
ヘッドスピードが上がらない方は、正しい手首の使い方ができていない方が多いです。ヒントは「てこの原理」になります。
ダウンスイングの時に、金づちで釘を打つようなイメージを持ち、手首の角度(コック)をキープする事がコツです。
トップで作った手首の角度は、インパクトまで保つように心がけましょう。
そのあと、釘を打つ瞬間にブレーキをかけましょう。そうする事で、自然とヘッドが走りヘッドスピードが加速します。
6.4 重いクラブと軽いクラブを交互に素振りする
ヘッドスピードを上げるためにできる練習メニューとして、重いクラブと軽いクラブを交互に素振りしましょう。
方法としては、ウェッジなどのクラブを数回素振りした後に、ドライバーなどの軽いクラブで数回素振りするというものです。
重いクラブと軽いクラブを交互に振ることで、速いスイングの感覚を体の筋肉に覚えさせて、結果としてヘッドスピードが上がり飛距離も伸びます。
6.5 片手打ちの練習をする
ヘッドスピードを上げて飛距離を伸ばすためには、安定したスイングを手に入れる必要があります。
安定したスイングを手に入れるためには、ゴルフクラブを片手で持ちボールを打つ練習が欠かせません。
片手打ちをする理由は、ゴルフクラブの正しい振り方を身につけるためです。
日本のトッププロである片山晋呉さんも、ゴルフの始めたての時は、片手打ちの練習を延々と続けました。
片手打ちをすることで、腕だけに頼り切ったスイングをするのではなく、体の中心すなわち体幹を使って全身でゴルフスイングをすることができるので、結果的にスイングが安定してヘッドスピードが上がって飛距離も伸びます。
片手打ち練習の極意は、「書籍ザ・ビジネスゾーンp172第5章さらなる進化を目指すために」に詳しく記載されているので、ぜひ参考にしてみてください!(詳細はこちら)
7. 結論!飛距離を上げたければインパクト効率を上げること
ヘッドスピードの速さと飛距離は比例することが分かりました。したがって、飛距離アップをしたければヘッドスピードを速くするべき、という考え方は間違いではありません。
しかし、筋力トレーニングをしているゴルファー、していないゴルファーでほとんど差がないことから、ヘッドスピードアップに筋力トレーニングは有効ではないことが分かりました。ヘッドスピードを上げることは簡単ではありません。
自分のヘッドスピードが気になるあなたは、飛距離アップを考えている方だと思います。飛距離をアップするために、ヘッドスピードをアップさせようとしても努力したとします。しかし、今回分かったようにヘッドスピードをアップさせることは難しいことなので、なかなか効果は感じられません。
飛距離アップをしたいなら、ヘッドスピードを上げようと四苦八苦するより、あなたが出せる最大のヘッドスピードをボールに伝える技術を磨く方が現実的かもしれません。自分に合ったドライバーを使うこと、ボールの芯にしっかり当てて真っ直ぐ飛ばせるスイングができるようになることが、飛距離アップの近道です。
ボールの芯にしっかり当てるインパクトを練習することが飛距離を伸ばすために必要なのです。「片手練習法」など効率よくインパクトの技術を高めることが出来るノウハウが詰まった一冊が書籍ザ・ビジネスゾーンです。(詳細はこちら)
8. ヘッドスピードに関するよくある質問(FAQ)
Q1. ヘッドスピード40m/sは速い方ですか?遅い方ですか?
男性アマチュアの平均ヘッドスピードが40.21m/sなので、40m/sはちょうど平均的な数値です。50代以下の男性であれば「やや遅め」、60代以上の男性であれば「平均より速め」と判断できます。女性の場合は40m/sを出せれば、女子プロ並みの数値といえる速さです。
Q2. 70歳のドライバー平均飛距離はどれくらいですか?
70代男性のヘッドスピード平均は37.15m/sで、平均飛距離は約193ヤードです。70歳でも200ヤードを超えていれば、平均よりも飛ばせている部類に入ります。年齢によるヘッドスピードの低下は避けられませんが、ミート率の改善やクラブのカスタマイズで飛距離をキープすることは十分可能です。
Q3. 女性のヘッドスピード平均はどれくらいですか?
女性アマチュアゴルファーの平均ヘッドスピードは27〜33m/sで、平均飛距離は140〜180ヤードです。年代別では20〜30代が33〜36m/s、40代32m/s、50代31m/s、60代28m/s、70代26m/sが目安となります。男性より約10m/s低めですが、女性用クラブを正しく使えば効率的に飛距離を伸ばせます。
Q4. ヘッドスピードを1m/s上げると、飛距離は何ヤード伸びますか?
ヘッドスピードを1m/s上げると、ドライバーの飛距離は約5〜7ヤード伸びるとされています。これは「ヘッドスピード×5.5=飛距離」という関係式から導かれる数字です。たった1m/sの差でも、5回のラウンドで25〜35ヤード分のアドバンテージになるため、決して小さな差ではありません。
Q5. アイアンのヘッドスピード平均はどれくらいですか?
アイアンのヘッドスピードは番手によって異なります。男子アマチュアの場合、5番アイアンで26m/s、7番アイアンで23m/s、9番アイアンで20m/s前後が目安です。女性アマチュアの場合は同じ番手でそれぞれ約10m/s低くなります。アイアンは方向性重視のクラブなので、ヘッドスピードを過剰に追わず、正確性を優先しましょう。
9. まとめ
ヘッドスピードをアップさせることは簡単ではありません。しかし、スイングがしっかりできている、スコア100を切れるレベルのゴルファーなら、ヘッドスピードアップに取り組んでみても良いかもしれません。
スコア100を切るレベルであれば、この飛距離を底上げ!ヘッドスピードを上げる3つのメニューの記事を参考にして、ヘッドスピードをアップさせて、飛距離250y以上も狙えます。
しかし、まだ100を切るレベルにないという方は、基本となる正しいスイングをしっかりと身につけることを優先しましょう。ヘッドスピードをアップさせるのは、正しいスイングを身に着けてからです。
すべてのゴルファーが身につけるべきスイングの基本、そして着目すべき「ビジネスゾーン」に関しては、以下の記事で詳しく説明されています。まずはこちらの記事を参考にして、正しいスイングを習得してください。
→→→プロゴルファー監修!「ゴルフ初心者がスイングを最短で身につける5ステップ」を読んでみる
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プロゴルファー古閑美保プロフィール(2008年、賞金女王)
11歳からゴルフを始め、中学生の時に日本ジュニア選手権で優勝。高校では全国高校ゴルフ選手権春季、秋季を連覇。国内プロデビューは2001年「日本女子オープン」で、03年には「ヨネックスレディス」、「大王製紙エリエールレディス」で優勝。04年も1勝。06年はシーズン序盤から優勝争いを演じ、「スタンレーレディス」では7ホールにわたるプレーオフを制して優勝。「マスターズGCレディース」も制し、03年以来の年間2勝を挙げた。 07年は最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を制し、国内メジャー初勝利。08年には「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」連覇を含む年間4勝を挙げ、賞金女王に輝いた。※写真は、ゴルフライブ社(当社)主催「ゴルフライブサミット」より









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