ゴルフ初心者が選ぶべき「ソフトスパイク」2つのメリット

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ゴルフシューズを選ぶ際には様々な選択肢がありますが、まずゴルファーのみなさんがお悩みになるのは「ソフトスパイク」か「スパイクレス」にするか、ということではないでしょうか?

ソフトスパイクとスパイクレスの最大の違いは「スパイクがあるか否か」ですが、これによってシューズ自体の性能や、コース上でのパフォーマンスに大きく違いが出てきます。

この違いを頭に入れて自分にしっかり合ったシューズを選ぶことが出来れば、コースでの快適さが増すだけではなくて、飛距離が向上する可能性もあるでしょう。

この記事では、ソフトスパイクとスパイクレスシューズの違い、それぞれのメリット・デメリットに関してご説明します。また、ソフトスパイクの特徴である「スパイクの交換」の仕方に関してもご紹介していきます。

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目次

1. 「ソフトスパイク」と「スパイクレス」は何が違う?
1.1. 「ソフトスパイク」2つのメリット
1.2. 履き心地のよい「スパイクレス」

2. スパイクの交換の仕方とは?
2.1. スパイクを交換するタイミング
2.2. まずはスパイクの規格を確認
2.3. ゴルファーなら持っておきたい「スパイク交換用レンチ」
2.4. 古いスパイクが取り外せない時には・・・

3. まとめ

1. 「ソフトスパイク」と「スパイクレス」は何が違う?

現在使われているゴルフシューズは大きく、

  • ソフトスパイク:樹脂製のスパイク付き
  • スパイクレス:スパイクはないが、ソールの形状を工夫することでグリップ力アップ

以上の2つに分けることが出来ます。

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現在ではこの2種類しか用いられていませんが、かつては金属のスパイクを使った「メタルスパイク」がほとんどでした。しかし、金属のスパイクはグリーンを傷めてしまうという理由から、現在では多くのゴルフ場で使用が禁止されています。

第1章では、ソフトスパイクとスパイクレス、それぞれのシューズの特徴についてご説明します。

1.1. 「ソフトスパイク」2つのメリット

ソフトスパイクのメリットは、

  • グリップ力が高い
  • グリップ力が弱まっても、スパイクを交換して甦らせることができる

この2つです。

やはりスパイクの付いていないスパイクレスに比べると、ソフトスパイクの方がグリップ力が高いのは当然と言ってもいいでしょう。

それに加えてソフトスパイクの場合は、もしスパイクが摩耗してグリップ力が低下したとしても、スパイクを交換すれば、当初のグリップ力に復活させることが出来ます。

しっかりとメンテナンスをして、定期的にスパイクを交換すれば、自分の足に馴染んだ靴を使い続けることが出来ますし、グリップ力が低下してもスパイクを交換するだけでいいので、経済的です。

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ゴルフシューズを履く最大の理由は、ショットをする際にしっかりと地面を掴んで、スイング中に身体のバランスが崩れないようにするためです。バランスが崩れてしまうと、当然飛距離は落ちますし、弾道も不安定になってしまいます。

初心者の方の多くは、実はしっかりと地面を掴めていません。ですので初心者の方には、地面を掴んでグリップ力を高めてくれるソフトスパイクの方がおすすめです。

ちなみにソフトスパイクのデメリットは「疲れやすい」という点です。コース上を移動するときにスパイクが芝にひっかかる上に、スパイク付きのシューズは普段履き慣れていないので、スパイクレスの靴よりも疲れやすいという意見もあります。

1.2. 履き心地のよい「スパイクレス」

スパイクレスのメリットは、

  • 疲れにくい
  • 機動性に優れている

この2つです。

スパイクレスはソフトスパイクと違ってスパイクが無いので、普段履いているスニーカーと同じように履くことが出来ます。そのため違和感なく履くことが出来、疲れにくく機動性に優れています。

また、芝にスパイクが引っかかることがないため、コース上を比較的歩きやすいというメリットもあります。

しかし、グリップ力に関してはスパイクの付いているソフトスパイクに軍配が上がります。最近ではスパイクレスも進化しグリップ力が高まってきていますが、やはりソフトスパイクの方がグリップ力は上です。

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ちなみに、よくスパイクレスのメリットとして「自宅から履いていける」と書かれていることがありますが、自宅からゴルフシューズを履いていくのはあまり好ましくありません。

外部から履いてきたシューズでコース内に立ち入ってしまうと、芝の病気の原因となる菌や、雑草の種子が持ち込まれてしまう可能性があります。

最近では自宅からゴルフシューズを履いてくる方もいますが、原則革靴でクラブハウスに来て、ロッカーでゴルフシューズに履き替えるのがマナーです。注意しましょう。

スパイクレスシューズは滑りやすい!?

グリップがない分、スパイクレスは滑りやすいのではないかという疑問がわくのは自然なことです。

実際、雨の日の斜面など、明らかにコンディションの悪いところでは滑ることはあります。
 
しかし、それ以外のところでは特に滑ることなく、問題なく使えている方大半です。

ですので、もし、よく滑るなんてことがある場合は、ソフトスパイクを買うのもいいですが、ご自身のスイングを見直してみるといいでしょう。

 
第1章のまとめとして、

  • ソフトスパイク:初心者・しっかりグリップさせたい方・体重移動の多い方
  • スパイクレス:力みすぎている方・ソフトスパイクに違和感があって、プレーに影響が出る方

このように選択するといいでしょう。

2. スパイクの交換の仕方とは?

ソフトスパイクの特徴は、スパイクを交換できるという点です。スパイクを交換すれば、グリップ力を復活させることが出来ます。

「面倒くさそう・・・」と思う方もいるかもしれませんが、スパイクの交換は決して難しいことではありません。以下では、スパイク交換のタイミングとスパイクの規格、交換方法に関してご説明します。

2.1. スパイクを交換するタイミング

スパイクを交換するタイミングは、大体20~30ラウンド、1~2年おきの方が多いです。

どのくらいスパイクが劣化するかは、その人の足にどれだけシューズが合っているのか、どのような使い方をするかによって大きく変わりますので、一概にどれくらいでスパイクを交換しましょうとは言えません。

ですが、購入した時と明らかに形が変わっていて様子が違っていたり、「最近前よりグリップしないかも・・・」と感じた場合は、すぐに交換することをおすすめします。

また、「気づかないうちにスパイクがいくつかなくなっていた!」という方もいるので、日頃からスパイクをチェックして、スパイクがなくなっていないか、爪が折れていないかなどを確認する癖をつけましょう。

なお、スパイクによってはスパイクの交換時期を示すマークが付いている場合があります。(下図参照)

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2.2. まずはスパイクの規格を確認

ソフトスパイクと言っても、シューズによって採用されているスパイクの規格は異なります。

  • FTS(Fast Twin System)・Tri-LOK(名称は異なるが規格は同一)
  • Q-LOK・Q-FIT(名称は異なるが規格は同一)
  • PINS(Performance Insert System)
  • ミリ
  • インチ

主流なスパイクの規格は以上です。この他にもいくつか規格があります。各規格間では互換性がないので、異なった規格のものを使うことは出来ませんから注意しましょう。

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CHAMP StingerIII(T-LOK) | チャンプ スティンガー Q-Lok For Footjoy | LITE ステルスタロン(PINS)
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まずは、ご自身のゴルフシューズはどのスパイクを採用しているのか確認してみてください。インターネットでシューズの名前を検索すれば、どの規格を採用しているのか分かります。また、ゴルフショップに持って行って店員さんに確認してもらえば確実です。

2.3. ゴルファーなら持っておきたい「スパイク交換用レンチ」

スパイクを交換する際には「レンチ」を使います。

スパイクを購入するとレンチが付属するのが一般的ですが、付属レンチで外すのは結構大変で、なかなか外すことが出来ません。

そこで持っておきたいのは、スパイク交換用レンチ、通称「プロレンチ」です。これを使えば、簡単にスパイクを外すことが出来ます。

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価格は700円前後から2000円前後のものまでありますが、それほど高価な用具というわけではありませんので、スパイクを交換する予定の方はぜひ購入することをおすすめします。

2.4. 古いスパイクが取り外せない時には・・・

いざスパイクを交換しようと思うと、「あれ?スパイク外れない・・・」となってしまう方が案外多いです。

これは、ねじ穴の回りに砂や泥が入り込んで固まっていたり、芝が噛んでしまっていることが原因です。また、ねじ部分が金属製の時には、サビが原因のこともあります。

ゴルフシューズ【ソフトスパイク鋲】を交換する |バサ草のB級グルメや楽天ポイントや・・・

そんな時には、まずは靴底を水やぬるま湯につけてみてください。あるいは、「KURE 5-56」のような潤滑剤を隙間から吹きかけ、数分放置するのもいいでしょう。ただし、通常の潤滑剤は樹脂を劣化させてしまうので、ねじが樹脂の場合は注意して下さい。ねじが樹脂の際には、樹脂への使用可と書かれている潤滑剤を使いましょう。

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また、レンチ用の穴が砂や泥で詰まってしまっていることもあるので、その場合は爪楊枝などで穴をほじって砂を出しましょう。

以上をした上で、プロレンチでスパイクを回せば、簡単に外すことが出来ます。ペンチ等で無理やり外そうとすると、シューズそのものを傷つけてしまうこともあるので、まずはこのやり方を試してみてください。

3. まとめ

ゴルフシューズを初めて購入するときには、ソフトスパイクにするかスパイクレスにするかで、多くの方がお悩みになると思います。

そんなときには、ひとまずグリップ力に優れたソフトスパイクを選択しましょう。もし、それであまりにも違和感がある場合には、スパイクレスを検討していくことをおすすめします。

ソフトスパイクを使うからには、スパイク交換も忘れないようにしましょう。スパイクを交換しグリップ力を甦らせることができるのは、ソフトスパイクだけの特徴です。交換の手順は2章でご紹介したとおり決して難しいことではありませんので、ぜひ試してみてください。

ちなみに、その他のゴルフシューズのスペックの選択の仕方や、おすすめのゴルフシューズに関しては「快適にプレーしよう!自分に合ったゴルフシューズの選び方」の記事でご紹介しています。ゴルフシューズを購入する際には、こちらもぜひご覧ください。


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