ツームストーンとは
ツームストーン(Tomb Stone)とは、競技方法のひとつです。日本語では「墓石」という意味になります。
そのコースのパーに自分のハンディキャップ(HDCP)を足した数を「持ちストローク」として、プレーをスタートします。例えば、パー72のホールでハンデ18の人がプレーする場合は、その人の持ちストロークは90です。そして、その持ちストローク数で、どこまでプレーできるかを競うのが「ツームストーン」です。
持ちストローク数がなくなった時点で、その場所に自分の名前を書いた旗を立てます。先ほどの例であれば、90打目を打ち終えた時点で旗を立てます。この旗をスタート地点から最も遠くに立てられた人が優勝となります。この旗が墓石に例えられ「ツームストーン」と呼ばれています。
また、この方式だと18ホールを終えても持ちストロークがなくならない場合もありますが、このような場合はもう一度1番ホールまで戻ってプレーしたり、18ホールを終えた時点での持ちストローク数で順位をつけます。もしくは、パー(72)にHDCPを足すのではなく、あらかじめ決められた値(60など)にHDCPを足したり、あるいはHDCPの2/3にパーを足すなどして持ちストローク数を決めることもあります。
なお、プレー終了の合図に旗を使うことから、「フラッグス(Flags)」、「フラッグコンペティション(Flag Competition)」、「フラッグトーナメント(Flag Tournament)」と呼ぶこともあります。