イップスとは
イップスとは、主にショートパットを打つときなどに、一時的に極度の緊張状態に陥り、スムーズなパッティングができなくなるという「病気」にも似た症状のことです。これがあまりにもひどいと、「イップス病」と言われることもあります。
同じような症状は、ショートパット以外のときにも起こり、「アプローチイップス」「ダウンスイングイップス」と呼ばれるものもあります。
イップスの原因はいくつか考えられ、未だ正確には明らかになっていませんが、「トラウマ」はその原因の代表的なものと考えられています。
「同伴者に自分のプレーをバカにされた」「入って当たり前のパットを何度も失敗した」、こうしたものがトラウマとなり、再び同じ場面に遭遇すると、極度の緊張状態に陥ってしまい、失敗してしまいます。
ゴルフ歴の長い、熟練ゴルファーほど発症することが多く、一流のプロゴルファーでも発症することがあります。失敗したことがイップスの原因となっている場合には、それを受け入れて、乗り越えていく必要があります。