皆さんは、ラウンドするときに「ピンポジション」を意識していますか?ピンポジションというのは、その名の通り、ピン、そしてカップの位置のことです。
ピンポジションは、基本的に毎日、ゴルフ場側が変えています。そのため、「あれ?前来た時よりも20ヤードぐらい奥にある!」とか、「前はこっちの高いところにカップがあったのに、今日は低い方にある!」ということは、よくあることなんです。
このようにカップの位置が変わると、それに応じてグリーンのどこに乗せるか、どの番手を使おうか、といった戦略も変える必要があります。ですので、ピンポジションというのは、戦略を立てる上でとても重要な要素になります。
この記事では、そもそもピンポジションとは何なのか、そしてピンポジションを知るために使う「ピンシート」についてご説明します。また、ピンポジションに関係するマナーやルールもご紹介します。
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目次
1. ピンポジションとは?
ピンポジションとは、グリーンの上にあるピン(旗)、つまりカップの位置のことをいいます。略して「ピンポジ」とも呼ばれます。上手なゴルファーほど、ティーショットの前にピンポジションを確認し、ピンポジションから逆算をしてルートを考えます。
ピンポジションは、基本的に毎日、グリーンキーパーという方々が変更しています。ローテーションで変更しているというゴルフ場もあれば、その日の芝の状態や予約者数、そして天気などで位置を決めているというゴルフ場もあります。位置を変えるときには、毎回ホールカッターという器具でグリーンに穴を開けるので、ピンポジションを変えることを「カップを切る」といいます。
ピンポジションは、戦略を立てる上でとても大切なポイントです。ピンポジションがグリーン上のどの位置にあるのかによって、乗せる位置を変更しなければいけませんし、使用する番手も変えなければなりません。ピンポジション次第で、各ホールの難易度が大きく変わってしまうのです。
2. ピンポジションが分かる「ピンシート」
ピンポジションの位置は、「ピンシート」と呼ばれる用紙に表示されています。ピンシートは、キャディーの方が持っていたり、フロントで配布したりしています。キャディーさんが同伴しないセルフプレーの時には、ゴルフのハンドルなどに付いている場合が多いです。
ピンシートのスタイルはゴルフ場によって異なりますが、競技などで一般的なのは以下のスタイルです。
ホール番号と、フロントエッジ(グリーンの手前側の際)からピンまでの距離(y)、グリーンの左端・右端からの距離(y)が示されていることが一般的です。右のシートのようにかなり簡略化されているものと、左のシートのようにグリーンの形状やハザードの位置まで示されている、分かりやすいものもあります。
アマチュアがプレーするときなどの通常営業時には、以下の様な、さらに簡略化されたものも使われます。
グリーンがいくつかに区分けされているスタイルです。フロントやキャディーさんから「今日は2番です」と言われたら、その日のピンポジションは2番の位置にあるということになります。このスタイルだと、ピンポジションまでの距離は大雑把にしか分かりませんが、こちらも多くのゴルフ場で使われています。
最近では、ゴルフカートにGPSが搭載されているゴルフ場も増えてきており、そのGPSに、ピンポジションまでの正確な距離が表示されるように設定されていることも多いです。こちらも活用していきましょう。
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3. まとめ
ピンポジションは、ゴルフの戦略を立てる上で非常に重要です。カップがどこにあるかで、グリーン上の乗せる位置や、どの番手を使うかが変わってきてしまいます。
ゴルフが上手い人ほど、ピンポジションの情報を有効に使い、最も少ない打数で済むコースを逆算しています。ピンポジションを知らなかった、意識していなかったという方は、今後はティーショット前にピンシートをよく確認して、最適なルートを選択していきましょう。