5分でわかるゴルフルール大全|初心者でも今すぐラウンドできる!

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あなたは「ゴルフってカップに入れればいいだけのスポーツでしょ?単純なスポーツじゃない?」と思っていませんか?もしかしたら全く逆で「ゴルフってなんだか複雑そう、、、」と思っているでしょうか?

ゴルフには想定される様々な状況に対するたくさんのルールがあります。しかし、全てを覚えなければプレーを楽しめないということはありません。

ここではゴルフを楽しくプレーするために最低限覚えておきたいルールをまとめました。
ここにあるルールだけをとりあえず覚えておけば、楽しくプレーすることもできますし、観戦することもできます。

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目次

1. よくある4つの困った!への対処ルール
1.1. 空振りしてしまった
1.2. 打ったボールが見つからない
1.3. ボールを触ってor蹴って動かした
1.4. 打ったボールが障害物に乗った

2. エリア別ルール
2.1. ハザードのルール
2.2. OB(ボールがコース外へ)のルール
2.3. グリーンのルール
2.4. ティグラウンドのルール

3. 道具のルール
3.1. クラブのルール
3.2. ボールのルール

4. ルール違反をしないために

5. ルールの改定について

6. まとめ

1. よくある4つの困った!への対処ルール

コースのどのエリアにいても、よく起きる困った状況が4つあります。いざボールを打とうとスイングしたら空振りしてしまった。

また、ボールを打ったけどそのボールが見つからない。落ちたボールを蹴る触るなどして動かした。ボールが障害物に乗って次のショットを打つのが難しくなった。というものです。

よく起こる困った

それぞれどのような処置をして次のショットを打つべきでしょうか?

1.1. 空振りしてしまった

空振りをしてしまった場合は、ペナルティ(罰)はありません。ただし、ボールに当たらなかったその1ショットも1打と数えられます。

よって、空振りのショットを打ちなおしした場合、空振りのショット(1打)+打ちなおしたショット1打=2打と、実質2打で1回ボールを打つことになります。

1.2. 打ったボールが見つからない

最後に打った場所に戻り、1打罰を課されて別のボールを打ちます。プレー区域内でボールをなくしてしまうことを、ロストボールと言います。

打ったボールを、3分以内に見つけられなかったらロストボールが確定します。(2019年にルール改定)

また、見つかったとしても、そのボールが自分のものである、という確証がない場合(自分のボールと見分ける印をつけていない等が原因で)も、ロストボールとなります。

ゴルフ用語:1打罰

  • ~打罰(1打罰、2打罰など)とは、そのコースの合計打数に、ペナルティとしてプラスされる打数のことです。ゴルフは打数の少なさを競う競技ですから、打数をプラスされるのは、できるだけ避けたいですね。

1.3. ボールを触ってor蹴って動かした

ショット以外でボールを動かしてしまう、ということが以下のように起こってしまうことがあります。それぞれこのようなペナルティが課されます。

  • プレー中の自分のボールを拾った
    →1打罰
  • 他人のボールを打ってしまった
    →2打罰
  • アドレスの後で、ボールが動いた
    →1打罰

1.4. 打ったボールが障害物に乗った

打ったボールが障害物の上に落ち、次のショットが打てないということがあります。障害物とは大きく2つに分けられます。「異常なグラウンド状態」とみなされる場所と「コースに意図的に配置された障害物」です。

「異常なグラウンド状態」に落とした場合

  • 本来、ゴルフは自然の中で行われるべきもので、カート道などの人工的な障害物は、あるべきものではないものと見なされます。
    よって、これは異常な状態であり、そこにボールが落ちてしまったら、罰を受けることなく打ち直しが可能です。
    また、雨でできた水たまりも、本来そこにあるべきものではないので、打ち直しが認められます。*ニアレストポイントにドロップ*して打ち直しです
コースに配置された障害物に落とした場合

  • 無罰で続行できるのはグラウンド状態が異常である、と見なされた場合のみです。よって、コースに意図されて存在しているウォーターハザードや木の幹などに落として打てなくなった場合は、ペナルティ1打を課されてしまいます。
ゴルフ用語:ニヤレストポイント・ドロップ

  • 打ち直す位置は
    ①その障害物から出たところ
    ②ホールに近づかないところ
    を守った位置で、障害物に落ちてしまったボールに、最も近い位置です。これをニヤレストポイント(一番近い位置)といいます。上のように「異常なグラウンド状態」から打ち直す場合は、ニヤレストポイントにドロップして打ち直します。
  • ドロップとは、肩の高さからボールを地面に落とすことです

 

では、「コースに意図的に配置された障害物」に落としてしまった時はどのように打ち直すのでしょうか?

この場合、1打罰を課し、打ち直しても良いという救済措置を受けます。しかし、この「1打罰を課されて救済を受ける」という方法を、あえて選択しないこともできます。

1打罰を受け入れずに打ち直す、というのは、状態が悪くても(水面に浮かぶボールなどを)そのまま打つ、ということです。

救済を受けない場合は罰は課されません。どちらが自分にとって得かを考えて選択するようにしてください。

障害物に入った場合まとめ

(「異常なグラウンド状態ではない①」と「異常なグラウンド状態ではない②」は選択可。)

  異常なグラウンド状態 異常なグラウンド状態ではない① 異常なグラウンド状態ではない②
なし 1打罰 なし
対処 ニアレストポイントにドロップ ニアレストポイントにドロップ その場から打つ

2. エリア別ルール

コース図

ゴルフ場 |wikipedia

ゴルフコースには、様々なエリアが存在します。そのエリアごとに独自のルールがあるので、それぞれの場所では決められたルールに従ってください。名称は以下の通りです。

    • 1.ティグラウンド(ティイングラウンド)

ティショット(最初の1打)を打つ場所。

    • 2.川(ラテラルウォーターハザード)

赤い杭で囲まれたエリアです。大きい川。ラテラルとは、英語で(側の)ということ。コースの側に沿っていたり、横切っていたりする大きい川。

    • 3.ラフ

芝が深い場所。

    • 4.OB(アウト・オブ・バウンズ)

コース外。コース内・コース外は、白い杭で区切ります。

    • 5.バンカー

砂場です。

    • 6.池(ウォーターハザード)

黄色の杭で囲まれたエリアです。池とは言いますが、水がたまっていなくても、黄色の杭があればそこは池とみなします。

    • 7.フェアウェイ

芝がしっかり整備されており打ちやすい場所です。

    • 8.グリーン

カップの近くで、芝が短く駆られている場所です。パターで慎重にボールを打つ場所のため、最も地面を傷つけないよう気をつけるべき場所でもあります。

    • 9.ピン

カップの目印になる旗です。

    • 10.カップ

最終的にボールを入れる穴です。

2.1. ハザード

ハザードとは、コース内に意図的に配置されている障害物のことで、大きく分けて

  • 池(ウォーターハザード・ラテラルウォーターハザード)
  • バンカー

に2分されます。

ハザード内のルールは、池でもバンカーでも共通する禁止事項が3つあります。

・砂や水の深さを確かめる等、ハザードの状態をテストすること
・バンカーの土、池の水面に、手やクラブで触れること
・そのハザード内にあるか、またはそのハザードに触れている
  • ・砂や水の深さを確かめる等、ハザードの状態をテストすること
    →バンカー内で足を踏みしめる、砂場を変形させる等です。
  • ・バンカーの土、池の水面に、手やクラブで触れること
    →アプローチでも、砂か水面にクラブがつくのはNGです。なお、ショット時にはついてしまってもOKですので、砂や水をボールと共に叩き上げることも許されています。
  • ・そのハザード内にあるか、またはそのハザードに触れている
    葉や木の枝等(ルースインペディメント)に触れてはいけません。葉が邪魔、という時も動かしてはいけません。

とにかく、必要以上に水面や砂、またはどんなに小さな障害物でも触らないことです。ハザードのルールは上の3つですが、池、バンカーそれぞれにも、そのハザードならではのルールがありますのでそれも確認していきましょう。

池にボールが落ちてしまった場合、基本的に1打罰を課し、打ち直しにします。しかし他にもやり方があります。次の2通りから選択してください。

  • 池の中から打つ→無罰
    ※「水中から打つとはどういうことか?」と疑問に思われるかもしれませんが、何らかの理由でウォーターハザード内に水がない場合があります。しかし黄色、もしくは赤の杭で囲まれていれば、水の有無に関わらずそこはウォーターハザードと見なされます。そのような水がない場所からなら、打つこともできますよね。また、水にボールが浮いていて、岸に近い場所であればどうにか打つことができますね。
  • プレーした所に戻り、もう一度打ち直す→1打罰

まずは、この2つを覚えていれば充分です。どれを選ぶかは、自分が有利になるよう、賢く選択することが大事です。

バンカー

バンカーでのルールは、上のハザードの3原則の通りですが、下の行為は例外として許されています。

  • クラブやレーキ(砂をならすもの)を地面に置く→無罰

2.2. OB(ボールがコース外へ)のルール

OBにボールが飛んで行ってしまった場合はパターンによって対処法が分かれます。OBに飛ばしたボールがティショットのものなら1打罰、ティショット以外なら無罰です。打ち直しの流れは下のようになります。

  • ティショットがOBへ、、、
    ティショットを打つ→OBになってしまった→1打罰→全員がティショットを打った後に、暫定球を宣言してリ・ティして打ち直します
  • ティショット以外のボールがOBへ、、、
    1打罰で、打った場所の近くで、ドロップして打ち直し。

ゴルフ用語:暫定球とは

  • ボールがハザード外でなくなってしまった。OBになったかもしれない。という場合は、暫定球といって、なくしてしまったボールとは違うボールをプレーすることができます。このルールがあれば、わざわざ小さなボールを探す時間が短縮できますね。暫定球を打ちたい場合は、暫定球を打ちます、と宣言してから打ちます。そうしないと暫定球と見なされませんので注意してください。もし、暫定球でプレーしている時に、なくしたはずのボールを発見したら、暫定球は、なかったことにし(その打数もカウントせず)、初めに打った(なくしていて、後で発見された)ボールをプレーします。

ゴルフ用語:前進◯打罰

  • 前進~打罰とはティショットがOBやロストボールになった際、本来なら元の場所から1打罰で打ち直すところを、「前進ティ」という目印がある場所まで進み、そこから定められた罰を受けて打つというルールのことを言います。これは、慣れていない初心者がティショットを何度もしなければならないという状況を避けるためのよくあるローカルルールです(公式ではないルールで、ゴルフ場やコンペ等で定められた独自ルールのことです。)。

注意!ロストボールとOBの違い

ロストボールはプレー区域内でボールをなくすこと。OBは、プレー禁止区域にボールが行ってしまうことで、ボールがなくなったかどうかは関係がありません。

2.3. グリーンのルール

グリーンでは、以下のことが許可されます。

  • ボールを拾えます
    ※ただし、マーカーでボールの真後ろに目印をして、ボールがあった場所がわかるようにしてからでなければいけません。マーカーで目印をせずに拾い上げた場合、1打罰です。
  • 小さな障害物を取り除くことができます
  • ボールをタオルでふくことができます

2.4. ティグラウンドのルール

まだティショット前の、打っていないボールがティーから落ちたり、打ったわけではないが、何かのはずみでクラブが球に触れたりなどして球がティーから落とされた場合、その球は罰なしに再度ティーアップできます。

3. 道具のルール

ゴルフでは自分のクラブ、ボールを使ってプレーします。ラウンドで使用される、それらの道具にもJGAが規定を定めているわけですが、奇抜な形状ではない普通のクラブやボールであれば特に問題ありません。

ここでは細かい規定ではなく、思わずやってしまいそうになる、プレー中の、道具に関する違反行為についてまとめます。

3.1. クラブのルール

  • ラウンド中に持ち歩いていいのは(カートに積む分も含めて)14本です。それ以上は「使わないけど一応積んでおく」ということでも違反となります。ラウンド開始時点でどのクラブを使うかを決め、14本を超える本数は決してラウンドに持っていかないことです。14本以上の持ち運びが判明した場合、各ホールに対して2打罰という厳しい罰が課せられます。
  • 手持ちのクラブのうち、どのクラブを使うかは、ゲームスタート前に決め、その時決めたクラブ以外のクラブは決して使用してはいけません。関連して、他人のクラブを借りることも、原則として禁止です。自分のクラブが折れたとしても、他人のクラブを貸してもらうことは違反となります。

3.2. ボールのルール

ボールは変形やひび割れがない限り、プレーに使用することができます。
プレー中、もし衝撃などでボールの形状が変わったかもしれない、と感じたら同伴競技者にボールを調べたい旨を伝え、無罰で拾い上げて見てみることができます。そのためには以下の条件を満たしてください。

  • 同伴競技者にボールを調べることを伝え、立ち会ってもらう
  • ボールのあった位置をマーカーでチェックする

これを怠ってボールを拾い上げた場合は、1打の罰を受けます。プレー中、ボールは動かさないのが原則です。

4. ルール違反をしないために

コースでいざプレーしてみると、ルールの判断に迷う状況がでてくると思います。もっとルールを細かく知りたいと思ったら、下の3つのものを参考にしてみてください。

① 『ゴルフ規則』

ゴルフ規則
日本ゴルフ協会が発行する、ゴルフのルールを細かくまとめたもので、全世界共通の公式ルールブックです。

メリット

  • 規定されている全ての公式ルールを収録しています。余計な情報は一切なく、索引もしやすいです。

デメリット

  • 理解しづらい表現が多いです。

② ルールブック

市販の、ゴルフのルールについてまとめた本です。
ルールブック

メリット

  • 『ゴルフ規定』と違い、ルールを分かりやすく編集されており、読みやすく理解しやすいよう考えられています。

デメリット

  • ルールを編集するという、手が加えられていることもあり、欲しい情報が省かれている場合があります。

③ アプリ『ゴルフ規則』

先ほどご紹介した、ゴルフのルールを細かくまとめてある『ゴルフ規則』のiPhoneアプリ版です。
ゴルフ規則

メリット

  • ルールの検索だけではなく、ゴルフのルールのクイズで遊べる。
  • iPhoneから利用できるので、持ち運びが楽。
  • 動画やイラストが満載で理解しやすい

デメリット

  • 書籍版同様、理解しづらい難解な表現が多いです。

こちらからダウンロードできます

5. ルールの改定について

ゴルフルールは、R&A(ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフクラブ・オブ・セントアンドリュース)とUSGA(全米ゴルフ協会)が共同で4年に一度(最近では2019年度)改定され、新しいルールブックがその時に発行されます。
ゴルフ規則

日本ゴルフ協会

2016年の変更では 中尺、長尺パターの使用を念頭にアンカリング(胸などに密着させて固定して打つこと)を禁止するために 新しい規則が導入されました。詳しい内容はイップス改善に!中尺パターを味方につけてパット数激減で紹介していますのでそちらをご覧ください

また、4年に一度だけでなく、必要があれば定期改定以外のルール改定はあります。例えば2006年では距離計測器の利用がローカル・ルールで認められるようになりました。

また、R&AとUSGAは、2019年から、適用の「ゴルフ規則を近代化するための変更案」を発表しました。

そこにはパッティンググリーンの規則の緩和(旗竿を立てたままパッティングしてカップインが可能になります)やバンカーやペナルティーエリア(ウォーターハザードと現在は呼ばれてます)の規制緩和などが盛り込まれ、革新的な変更が実施。

このようにゴルフのルールはその都度変化していきますので、知っておくとよいでしょう。

6. まとめ

多くのペナルティー、想定外の様々な状況、、、ゴルフは一見、難しそうなスポーツです。しかし、ルールブックを持ち込むことも可能ですから、あまり不安に思う必要はありません。

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・ミスを減らしたいなら◯◯を感じとれ!

・練習場でのスイング練習でやってはいけないこと

・シャフトの硬さは人に見てもらう方が良い?

などなど。

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