ウェッジは、今回ご紹介するピッチングウェッジから、バンカーで活躍するサンドウェッジ、90ヤード程度の中距離のアプローチで活躍するアプローチウェッジと、3種類あり場面ごとに使いこなすことが理想です。
ピッチングウェッジでは、ついやってしまいがちなシャンクやダフりのミスを減らし、ピッチエンドランの形で打つことが大切なのですが、やってみると難しいものですよね。
ですが、ベストスコア更新のためには、短いショットをしっかり運ぶことはとても重要です。
そこで今回は、数あるウェッジを使う場面の中から、ピッチングウェッジを選びたい場面と、ピッチングウェッジにありがちなミスを改善する打ち方、理想的なピッチエンドランの形で打てるようになる2つのポイントをご紹介していきます。
ここでピッチングウェッジの使い方を押さえて、更なるアプローチの精度向上を目指しましょう。
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目次
2. ピッチングウェッジでありがちなミスを減らすコツ2つ
2.1. シャンクのミスを軌道を変えて改善する
2.2. ダフりのミスを力を抜いて改善する
3. ピンそばに落とす”ピッチエンドラン”で打てるポイント3つ
3.1. グリップを短く持つ
3.2. 足の体重は、6対4で左に重心をかける
3.3. ハンドファーストで打つ
1. ピッチングウェッジの特徴2つと選びたい場面
ピッチングウェッジの特徴は
- ロフト角が45度から47度の間
- 狙う飛距離は100ヤード程度
の2つがあります。
ピッチングウェッジは、ロフト角は45度から47度の間とご紹介しましたが、ロフト角は45度に近づけば近づくほど飛距離が伸びるため、目安としては100ヤード程度飛び、ウェッジの中でもピッチングウェッジが最も飛ぶクラブとなっています。
ご自身の飛距離によって変わってきますが、もう少し短い距離、具体的には80ヤード以上で90ヤード以内を狙う場合はアプローチウェッジを、80ヤード以内を狙う場合はサンドウェッジを選ぶようにしましょう。
ピッチングウェッジは、グリーンやピンなど、狙う場所まで100ヤード程度の場面が最適です。
2. ピッチングウェッジでありがちなミスを減らすコツ2つ
ピッチングウェッジは、シャンクとダフりのミスが出やすいクラブです。
ピッチングウェッジに限らずウェッジは、バウンスと呼ばれるクラブの先端が地面に刺さりやすいため、クラブが地面に刺さることによって、シャンクやダフりが起こりやすいという特徴があります。
ここでは、シャンクとダフりのミスを改善する方法を2つご紹介していきます。
2.1. シャンクのミスを軌道を変えて改善する
シャンクを改善する方法としては、”インサイドイン軌道”になるように意識することが最適です。
シャンクとは、クラブでボールを芯で捉えられず、ネック(クラブの手前)に当たってしまうことによって右側にボールが飛んで行ってしまうミスですが、このシャンクのミスは、ゴルフのスイング軌道を、”アウトサイドイン軌道”になっていることが原因であるケースが大半です。
アウトサイドイン軌道とは、上の図のように、クラブを外から内側へ、アウトからインへスイングする軌道のことを言います。このようなスイングをすることで、球筋がスライスしてしまうだけでなく、シャンクのミスを生んでしまいがちです。
このシャンクのミスを減らすためには、下の図のように”インサイドイン軌道”をすることを心掛けましょう。
インサイドイン軌道へ修正すると、クラブのネックにボールが当たってしまうことを防ぎシャンクのミスが減るだけでなく、ボールを芯に捉えやすくなり、飛距離もコントロールしやすくなります。
現状の自身のスイングを確認して、ゆっくりインサイドイン軌道のスイングを繰り返すなどして、身体で覚える練習をしましょう。
2.2. ダフりのミスを力を抜いて改善する
ピッチショットは、腕を少し曲げて力を抜いて打つようにしましょう。
ダフりのミスは「ボールを上げよう」という意識から、すくって打とうとすることによって、画像の左ように力みが生まれ、腕を伸ばすことによって起こります。このような状態で打ってしまうと、脇が開きやすくなり、うまくミートすることが出来なくなってしまいます。
うまくミートするためには、あまりボールを上げることを意識せず、力を抜いて打ちましょう。画像の右ように、自然と腕を少し曲がってきます。腕が少し曲がると脇を締めやすく、ボールがミートしやすくなります。
また、この時ヒジが地面を向いているようにすることもポイントです。
3. ピンそばに落とす”ピッチエンドラン”で打てるポイント3つ
アプローチで最適なショットの形、”ピッチエンドラン”で打つためには3つ、
- グリップを短く持つ
- 足の体重配分は、6対4で左足に重心をかける
- ハンドファーストで打つ
があります。
“ピッチエンドラン”とは画像のように、キレイにボールを上げてグリーンで着地させ、ピンそばに寄せるアプローチの中で、最もメジャーな打ち方で一番確実なショットです。
ここでは、この”ピッチエンドラン”で打てるようになる3つのコツを詳しくご紹介していきます。
3.1. グリップを短く持つ
アプローチショットの際は、グリップする位置はいつもより若干短く、両方の手がグリップの真ん中にくる程度に持ちましょう。身長の低い方はもう少し短く持っても大丈夫ですが、逆に身長の高い方は短く持ちすぎないように注意して下さい。
“ピッチエンドラン”で打つために何よりも必要なことは、”ボールをコントロールすること”です。画像のようにグリップを少し短く持つと、クラブの重心が安定するため、ボールがコントロールしやすくなり、スイングも自然とアプローチに適した、コンパクトなスイングになります。
3.2. 足の体重は、6対4で左足に重心をかける
アプローチショットでは体重移動はせず、イメージとしては左足に6割の体重をかけて重心を固定して打ちましょう。
アプローチはスイングが小さいため、スイング中に体重を移動しようとすると、かえってスイングも右へ左へとフラフラしてしまい、スイングが安定しなくなってしまいます。スイングを安定させるためには、最初から左足に体重をかけておき、スイング中は体重を移動させないことが大切です。
この時、体重移動をしないことを意識しすぎて「下半身を固定しよう。」と意識される方がいらっしゃいますが、下半身は自然と動くものですので、重心のみを意識しましょう。下半身を固定してしまうと、逆にダフリを生み出す原因となってしまいます。
3.3. ハンドファーストで打つ
“ピッチエンドラン”でショットするために、手首は打ち出す方向に先行した”ハンドファースト”の状態で打つようにしましょう。
ボールをコントロールしやすい手首の使い方に、”ハンドファーストで打つ”ということがあります。ハンドファーストとは、画像のように手首が打ち出す方向に先行して打つことを指します。
ハンドファーストで打てるようになると、クラブフェースが少し立った状態になるため、ボールをしっかり捕まえることができるので、その分強い弾道でボールを飛び、ピッチエンドランの形になりやすくなります。
ハンドファーストのコツは、トップを作ってから、しっかりと手をターゲットの方へ出して振ること、ドライバーのヘッドスピードをあげるようなスイングをすると、正しいハンドファーストのインパクトになります。この時、手元を左足の外側に押し出す意識で打つと更にうまくショットができます。
細かいハンドファーストのコツと打ち方に関しては、『[動画有り]これで打数が激減!アイアンの打ち方最大のポイント』にまとめてありますので、あわせて参考になさってください。
4. まとめ
アプローチは、ドライバーとセカンドショットで折角ナイスショットを続けても、たった一打で台無しにしてしまうこともある非常に重要なプレーです。
ピッチングウェッジでのアプローチは、練習でキチンと軌道をおさらいし、本番では力を抜くことで、ダフリやシャンクのミスを減らすこと、そしてグリップと体重、手首の向きを意識して、”ピッチエンドラン”で打ちましょう。
今回はピッチングウェッジに関してご紹介しましたが、ウェッジを使いこなせるようになると、自ずとスコアは改善してくるものです。
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