ゴルフの前倒しは必要ない?ゴルフ上達に本当に効果的な対処法とは

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スライスを直したり、飛距離をあげるための「前倒し」をご存知ですか?前倒しはスイングに悩むアマチュアゴルファーの解決法としてゴルファーに知られています。

しかしこの前倒し、実は意識しすぎると今よりもゴルフが下手になってしまう可能性があるんです。

ここでは前倒しが万人向けのテクニックでは無い理由や、前倒しよりも効果の高い、片手打ちや片手打ちでの素振りなどの練習方法についても解説します。

ちなみに、片手打ちや素振りの練習は元賞金女王の古閑美保プロや、女子プロの北田瑠衣プロもやっているほど効果のある練習方法なんですよ。

古閑美保
素振りにはいろいろな要素 が詰まっているので、ただ素振りをするのは本当に無駄になってしまうので、色々な要 素を考えながらすると中身のある良い練習になると思います。
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小原大二郎
片手打ちで先程砂の上でやるっておっしゃってましたよね。なかなか芝の上に砂を引いてやるっていうのは機会として環境を作るのはなかなか困難かと思います。

〜中略〜

北田瑠衣
さっき今おっしゃったバンカーからなんですけど、ちょっと今日は体が締ってないなっていう時は、普通にバンカーにボールを置いて、普通にバンカーショットではなくピッチングとか9番アイアンを持って打つ練習をしてました。やっぱり結構しっかり。
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今回は、前倒し練習のメリットとデメリット、手打ちを防止する片手打ちの練習方法についてもご紹介していきます。

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目次

1.前倒しは手打ちになる危険性があるテクニック
1.1前倒しのメリット・デメリット
1.2.前倒しはオススメできない

2.スライスが頻発する4つの理由と対処法
2.1. アウトサイドインになっている
2.2. フェースが開いている
2.3. 力んでしまっている
2.4. 「3つのライン」が平行になっていない

3.上達を邪魔する手打ちとは

4.手打ちの4つの原因と改善方法
4.1. 「3つのポイント」を同時に動かせていない
4.2. 脇が締まりすぎ・開きすぎ
4.3. ボールと体との距離が適切でない
4.4. 「飛ばしたい」などの意識が強すぎる

5.手打ちを防止する「片手打ち」練習法

6.まとめ

1.前倒しは手打ちになる危険性があるテクニック

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出典

前倒しとは、ひと言で言えば、ダウンスイングで左腕を外側に回す動きを入れることです。車のハンドルを左に回す動きをイメージすると分かりやすいかもしれません。

トップから左手の甲を地面に向けて回すように動かすことで、右手が自然とひっくり返されてフェースがターンし、インパクトの瞬間にボールに効率よく力を伝えることができる。という仕組みです。

これを意識していくと、いわゆる手打ちになります。

手打ちとは、スイング中にほとんどの動きを手首に頼っている、手を使いすぎている打ち方の事を言います。この手打ちは決して良いことではなく、一度手打ちが身についてしまうと中々直らないので危険です。

※手打ちの詳しい定義や問題点、改善方法については
 3.上達を邪魔する手打ちとは 4.手打ちの4つの原因と改善方法
 で解説しています。

もちろん前倒しを意識してスコアアップする方もいますが、前倒しを意識した結果、ひどい手打ちになってしまい、スコアが伸び悩んでしまうということが十分に起こりうるのです。

1.1.前倒しのメリット・デメリット

前倒しのメリットを言うなら、これまでインパクトでボールをしっかり捕まえられずに弱い玉になったり、インパクトのときにフェースが開いてスライスしていたという人が、改善するということがあります。

しかし一方で前倒しを意識しすぎるあまり、クラブの回転の軸が右側に寄りすぎてしまい、ボールの右側を叩いてしまうようになることが多いのです。こうなると飛距離は伸びず、ボールは左に行ってしまいます。

また、前項でも述べたように、ひどい手打ちになってしまう可能性が非常に高いです。

前倒しのメリットとデメリットを表にまとめたので参考にしてください。

←←下記の表は左右にスクロールします→→

前倒しのメリット

  • スライスの悩みを改善できる
  • まっすぐに飛ばせるようになる

前倒しのデメリット

  • 意識しすぎると、左にひっかけるようになる
  • 下半身リードに慣れている人は、慣れるのに時間がかかる
  • 誤った手打ちになってしまいがち

1.2.前倒しはオススメできない

結論から言いますと、前倒しはオススメできるテクニックではありません。

ゴルフでハイスコアを目指すには、スイングを安定させ、ミスショットが減らすというのが大前提です。

しかし残念ながら、レッスン・プロやゴルフの上級者は教え方がさまざまだったり、似たような内容を違う表現で伝えられて理解できずに混乱してしまったり、ということが少なくありません。

さらには、ゴルフを始めた年齢や体型、体幹の強さ、体の柔らかさなどの条件によっても、できること・できないことがあるので、Aさんの言うスイングをBさんが上手にできるとも限らないのです。

中でもこの前倒しは、上達したいと思って練習した結果、逆に変なクセがついて下手になってしまう可能性が高いテクニックです。

よって私は、前倒しを練習することをオススメしません。

そもそも前倒しを学ぼうと思った方の悩みは、「スライスを直したい」「まっすぐ力強く飛ばしたい」など。

これらの悩みは前倒しじゃなくても解決することができます。事項からその解決方法を解説します。

2. スライスが起こる4つの原因と対処法

前倒しを試してみようと思った方の大半はスライスに悩んでいるからだと思います。

そしてそのスライスの代表的な原因には、大きく分けて以下の4つがあります。

  • アウトサイドインになっている
  • フェースが開いている
  • 力んでしまっている
  • 「3つのライン」が平行になっていない

ゴルフ上達のコツは、まず自分がなぜ失敗するのかの原因を知ることです。これら4つに自分が当てはまるかどうか確認していきましょう。

2.1. アウトサイドインになっている

まず初めに確認するべきなのが、軌道がアウトサイドインになっていないかということです。アウトサイドインとは、ターゲットに対して、外側から内側に振りぬくスイングのことをいいます。

swing

アウトサイドインで打つと、ボールがターゲットラインよりも左側に飛び、そこから右側に戻ってきます。右側に戻らない場合には、そのまま左側に飛んでいってしまいます。

アウトサイドインになってしまう大きな理由は、「肩の回転不足」です。肩の回転不足は、振り遅れにも繋がります。アウトサイドインを防ぐには、手を使おうとするのではなく、肩をしっかり回すことが重要です。肩をしっかりと回せば、振りぬくために十分な回転を得ることが出来ますので、これをしっかり意識して下さい。

詳しくは、以下の動画で紹介されていますので、ぜひご覧ください。

動画でチェックしよう

また、理想のスイング軌道は、「インサイドイン」というものです。インサイドイン軌道にするためのポイントは、

  • 腕のラインをまっすぐにする
  • ダウンスイングのとき、胸は右を向いているか
  • かかとが重心になっていないか

以上の3つです。詳しくは、「ドライバーでスライスが出る2つの原因とその対策法」という記事の第4章で説明されていますので、併せてご覧ください。

2.2. フェースが開いている

アウトサイドインと同じくらい、あるいはそれ以上に大事になってくるのは「フェースが開いていないか」ということです。フェースが開いている、というのは、フェースがボールに対してまっすぐ当たるのではなく、右側に飛んでいってしまうような、斜め向きの角度で当たってしまうことをいいます。

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アドレスのときにはスクエアに構えられていても、インパクトのときにフェースが開いてはいませんか?確認してみてください。特にドライバーに要注意です。ドライバーは一番長いクラブになりますので、それだけフェースのコントロールは難しいです。そのため、ドライバーはもっともスライスが出やすいクラブになっています。

フェースが開かないようにするためには、以下の3つのポイントがあります。

  • ウィークグリップにしない
  • インパクトからフォローの間に、右腕が左腕を追い越す
  • アドレス時の手首の角度を出来るだけ維持する

この3つのポイントについては、先ほどご紹介した「ドライバーでスライスが出る2つの原因とその対策法」という記事の、第3章で紹介されていますので、ぜひご覧ください。

また、アドレス時の適切な手首の角度は、「ダフり・トップ軽減!アドレス時のゴルフクラブと手首の角度」という記事で説明していますので、こちらもご覧ください。

2.3. 力んでしまっている

「力み」はスライスの原因になります。これは特に初心者の方に多く、遠くに飛ばそう、正確に打たなければ、と意識するあまり、アドレスの段階から力んでしまっています。

しかし、力んでしまっているとスムーズに動くことが出来ないので、スライスの原因になってしまいます。特に力みがちな肩を脱力させて、怒り肩にならないようにしてください。そして、先ほど紹介したように、肩の力を抜いたまましっかりと回転させて下さい。

怒り肩1

2.4. 「3つのライン」が平行になっていない

アドレスの際に注意していただきたいのは、

  • 肩のライン
  • 太もものライン
  • スタンスライン

この3つのラインが、それぞれ平行になっているかということです。それぞれ、両肩・太もも・足同士を結んだラインのことをいいます。

ライン1

3つのラインは、ボールの弾道・方向性に大きな影響を与えます。このラインがバラバラになっていると、自分が狙った方向に飛びにくいです。よく、スタンスラインだけをチェックする方がいますが、これでは足だけしか正しい方向を向きません。身体全体を正しい方向に向けることが大切なので、肩・太もも・スタンスのラインに注意して下さい。

3.上達を邪魔する手打ちとは

1.前倒しは手打ちになる危険性があるテクニックで手打ちはいけないと述べましたが、手打ちっていったい何なんだ?という方もいらっしゃると思いますので、ここでは正しい手打ちの定義について解説します。

そもそも皆さん「手打ち」とはどのようなショットだと思っているでしょうか。当たり前のことですが手打ちの意味を正しく理解していなければ、手打ちを防ぐことも直すことも出来ません。

まず、一般的によく言われる「正しくない」手打ちの定義を確認しておきましょう。

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もちろん、体の回転をせずに手の力だけでボールを打つことはNGなのですが、これは正しい手打ちの定義であるとはいえません。また、単に手を使ってしまうことを手打ちと定義するのも誤りです。

これに対して、本当の意味での手打ちは以下のように定義できます。

  • 腕の動きと体の動きが同調していない
  • スイング中、ほとんどの動きを手首に頼っている、手を使いすぎている
  • インパクトの直前に、手を動かしてスイングを調整している
  • 体のターンと関係のないところで腕が振られている

つまり、手そのものは使ってもよいが、手ばかり使うこと、手が体の動きと同調せずに動いてしまうことが正しい意味での「手打ち」となります。このような手打ちはNGです。

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しっかりと体の動きに合わせて手や腕が使うこと自体は何も問題ありませんし、それを手打ちとは言いません。

当たり前のことですが、ゴルフは手で握ったクラブでボールを打ちます。

ですので、手を使わないことはありませんし、むしろ適度に手や腕を使ったほうが飛距離は伸び、方向性もよくなります。

問題なのは手や腕を使いすぎることです。スイングで大切なのは体の回転をしっかり使えているかどうかです。

4. 手打ちの4つの原因と改善法

手打ちになってしまったら改善すべきですし、手打ちの原因を知っていれば手打ちにならないように予防することもできます。

前倒しを試そうとしている方も、そうでない方にも役立つ内容になっていますので、ぜひ御覧ください。

体と手・腕が同調しない手打ちには、以下の4つの原因があると考えられます。

■手打ちの4つの原因

  1. 「3つのポイント」を同時に動かせていない
  2. 脇が締まりすぎ・開きすぎ
  3. ボールと体との距離が適切でない
  4. 「飛ばしたい」などの意識が強すぎる

4.1.「3つのポイント」を同時に動かせていない

まずご確認して欲しいのは、「3つのポイント」を同時に動かせているかということです。3つのポイントとは以下のとおりです。

  • クラブヘッド
  • 左手
  • 左肩

この3つをバックスイングの時に、そしてダウンスイングの際にも同時に動かすことができていれば、体と手が同調した適切なスイングが出来ています。

改善法

もしこれが出来ていない場合には、まずバックスイングを左肩で押し上げるようにしてみて下さい。誰かに左肩を押されるようなイメージで振り上げるといいでしょう。手と体が同時に始動することが出来れば、その後のダウンスイングからフォローに至るまでがスムーズになります。

動画でチェックしよう

4.2.脇が締まりすぎ・開きすぎ

アドレスからインパクトに至るまで、皆さんは適度に脇を締められているでしょうか?

脇が締まり過ぎたり開き過ぎていると、身体の動き以上に手を使いすぎてしまう可能性があります。また、再現性の低下にも繋がってしまいます。

右脇_ダウンスイング_002

改善法

まず、「脇を締めましょう」と言われた時に、皆さんはきちんと「脇」だけを締めていますか?

脇を締める、というと肘まで締めてしまう方もいますが、これは誤りです。あくまでも「脇」のみを締めるように注意して下さい。

肘が密着するほど脇を締めてしまうと腕が自由に動かなくなり、スイングの円が小さくなります。そうなると上半身の動きがスムーズでなくなり、「タメ」が作れなくなるので飛距離も落ちます。

右脇_締めすぎ_001

逆に開きすぎている場合には、手・腕と体が一体化せずにバラバラな動きになってしまいます。毎回軌道が変わってしまうので、インパクト前に手でアジャストする動きが入り、手打ちになりやすいです。

4.3.ボールと身体との距離が適切でない

ボールとの距離が適切でないと、腕が曲がり過ぎたり伸び過ぎたりしてしまい、先ほどご説明したように脇が締まり過ぎ・開き過ぎになってしまいます。

ボールに近すぎると両腕の可動範囲が狭くなり、体と腕とが一体となったスイングをしにくくなります。

逆にボールに遠すぎると、ボールにクラブを届かせようとして、体のターンに関係なく手を動かしてしまったり、下半身が不安定になることで、体のターンをしっかりすることが出来なくなってしまいます。

改善法

適切なボールと体との距離は、アドレスの際の「自分の体とグリップとの距離」と考えて下さい。そのときのクラブヘッドと体との距離が、適切なボールとの距離になります。

目安として、

  • ドライバー:握りこぶし2つ分
  • アイアン :握りこぶし1つ半分

が、適切な体とグリップの距離になります。正しくアドレスができていれば、大体これくらいの距離になるはずです。握りこぶし1つ以下の距離になっている場合には、近すぎるということなので注意しましょう。

こぶし アイアン

ただし、ボールと体との距離は「近すぎず遠すぎず」がベストで、自分が一番気持ちよく振れるボールの位置がいいとされています。個人差が大きいので、上を参考にしながら自分にベストな距離を探しましょう。

4.4.「飛ばしたい」などの意識が強すぎる

これは技術などではなくメンタルの問題ですが、「飛ばしたい」「失敗したくない」、こうした気持ちが強すぎるあまり、手打ちになってしまっているという方も案外多いです。

右利きの方の場合、「飛ばそう飛ばそう…」「あの人には負けない」などと意識すると、どうしても利き腕である右腕が反応してしまい力んでしまいます。

consciousness

また、何らかのミスがトラウマになってしまっていると、インパクトの際にダフリやトップなどのミスをしないようにと、手を動かして合わせにいってしまうこともあります。

改善法

「ショットの時には考えすぎないように」と言われても難しいと思いますが、「あそこまで飛べばまあいいか」ぐらいの気持ちでプレーするのがよいでしょう。

飛距離ではなくショットの方向性を意識してしまう場合には、出来るだけ方向性によるミスのダメージが少なくなるようなコースマネジメントをすれば、ミスの心配も減りますよね。意識しないことを意識するのではなくて、「意識の原因」を減らすことも有効な手段です。

また、「プリショットルーティーン」などを行うのもよいでしょう。プリショットルーティーンとはショット前に毎回行う動作のことで、これを忘れずに毎回行えば自分を落ち着かせ、集中力を高めることが出きます。

まとめ

コースマネジメントに関しては「リスクを回避するゴルフのコースマネジメント5つのポイント」で、プリショットルーティーンに関しては「再現性アップ!ゴルフのスイングリズムの見つけ方4ステップ」の第3章で詳しく説明しておりますので、ぜひご覧ください。

また、メンタルを鍛える方法や、実際にプロが実践しているメンタルトレーニングに関しては「プロコーチが教えるゴルフのメンタルの鍛え方」という記事にまとめてありますので、こちらもぜひご覧ください。ゴルフのパフォーマンスはメンタルによって大きく左右されます。

5.手打ちを防止する「片手打ち」練習法

片手打ち練習法とは、その名の通り片手でスイングをする方法のことです。

これを行うことによって、2章でご説明した①クラブヘッド②左手③左肩の3つのポイントをより同調させて動かすことが出来るようになります。以下のステップにしたがって、練習をしてみてください。

    • STEP1
      SWなどを使って、左手のみで4時から8時の振り幅を目安に素振りをする。手首をぐにゃぐにゃさせず、3つのポイントを同時に動かすことを意識しながらスイングする。
      ※グリップエンドは左足のつけ根を向くようにする。

4-8_1.1

    • STEP2
      素振りに慣れてきたら、ボールを両足の真ん中辺りにおいて打つ。まずは肩を支点に4時から8時のスイングをして、3-4yを目安に打ってみる。その次に腰の高さから腰の高さのスイングに切り替えて、約20yを目安に打ってみる。
      ※初めはまともに当たらなくてもOK。根気よく続けて、スムーズに打てることを目標に。
    • STEP3
      左手でSTEP1,2を行い、3つのポイントを同調させスムーズにスイングできるようになったら、次は右手でSTEP1,2を行う。手首の形を保つことに注意する。
      ※右手で行うとダウンスイングが速くなり、ダフリや引っ掛けが起こりやすいので注意。

以上の3つの手順で練習を行って下さい。手首に負担がかかりますから、最初のうちは左右それぞれ5球ずつくらいから行いましょう。

苦手な方なかりや、得意な方ばかりやるのではなく、大体左右の割合が左2:右1となるように練習を行って下さい。

右利きの方の場合、比較的力の弱い左手の強さに右手を合わせるのではなく、力の強い右手に合うように左手を強化することが重要です。そうすれば、手打ちではない力強いスイングが出来るようになります。

6.まとめ

ゴルフの前倒しの解説と危険性、スライス、手打ちの原因と改善方法について解説していきましたが、いかがでしたか?

ゴルフスイングを上達させる方法はたくさんあり、今回紹介したものはその一部ですが、お役に立てれば幸いです。

前倒しのような危険性のあるテクニックではなく、本当に正しいテクニックを身につけるようにしていきましょう。

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この記事で、ゴルフライブ社主催イベントでのコメントを引用した専門家(プロゴルファー)

プロゴルファー古閑美保プロフィール(2008年、賞金女王)

11歳からゴルフを始め、中学生の時に日本ジュニア選手権で優勝。高校では全国高校ゴルフ選手権春季、秋季を連覇。国内プロデビューは2001年「日本女子オープン」で、03年には「ヨネックスレディス」、「大王製紙エリエールレディス」で優勝。04年も1勝。06年はシーズン序盤から優勝争いを演じ、「スタンレーレディス」では7ホールにわたるプレーオフを制して優勝。「マスターズGCレディース」も制し、03年以来の年間2勝を挙げた。 07年は最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を制し、国内メジャー初勝利。08年には「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」連覇を含む年間4勝を挙げ、賞金女王に輝いた。
※写真は、ゴルフライブ社(当社)主催「ゴルフライブサミット」より
この記事で、ゴルフライブ社主催イベントでのコメントを引用した専門家(プロゴルファー)

プロゴルファー 北田瑠衣 プロフィール(LPGAツアー通算6勝)

2002年のプロテストに一発合格を果たして、03年の『プロミスレディス』でツアーデビュー。同年にシードを獲得すると、04年5月の『ニチレイカップワールドレディス』でツアー初勝利を挙げた。多くの女子プロゴルファーを輩出している沖学園の出身で、ツアー通算6勝の実力者。趣味はピアス集め。※写真は、ゴルフライブ社主催「ゴルフライブサミット」より