次のゴルフでひっかけ解消!すぐに効果が出るひっかけの治し方3つ

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多くの方が経験したことがあると言われる「ひっかけ」ですが、その直し方はどのようなものがあるのか、みなさんはご存知ですか?

ひっかけとはフックを指したものですが、似たようなゴルフ用語では、チーピンというものを聞いたことがあるのではないでしょうか。これは、それぞれ微妙に意味合いが変わってきます。

一般的に「最初からボールが左方向にまっすぐ飛んでいくタイプ」がひっかけと言われ、チーピンは「ボールが左方向に飛び出し、さらに左に曲がっていくタイプ」のことを指しています。

いずれもフックに分類されるゴルフ用語です。今回は、チーピンを含めてひっかけという呼称をしていきたいと思います。

さて、話を戻します。ひっかけを経験したことがあるという方は、その直し方に苦戦をしたという方が多いのではないでしょうか。もしかすると、ひっかけをまだ直せていない方もいらっしゃるかもしれませんね。

なぜなら、ひっかけを直すためには、適切なグリップやアドレスができているかという見直し、ボールの位置、スイングに問題があるか否かなど、様々な過程を越えていく必要があります。

人によっては、グリップは正しいがアドレスは適切ではないという方もいれば、その逆の方もいるでしょう。もしくは、どちらも正しいが、スイングに問題がある場合もあります。

そう言い切れるのは、ひっかけをしてしまうということは、間違いなく原因があるからです。その原因とは、概ねグリップやアドレス、スイングになります。

また、以前、芹沢信雄プロのレッスン講座において「ショートアイアンこそひっかけやすいので注意が必要だ」というものを見たことがあります。

そんなひっかけやすいショートアイアンを使っても、ひっかけが軽減することができるポイントも含め、ひっかけとは何か、ひっかけをどのように改善していくのかなどをご紹介していきたいと思います。

ひっかけで悩んでいる方は、これを見ればあっという間にひっかけを解消し、100切りも遠い夢やただの憧れではなくなりますよ!

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目次

1. ひっかけとは?

2. ひっかけの原因を探ろう!
2.1. グリップやアドレスが正しく出来ていますか?
2.2. ボールの位置が間違っていませんか?
2.3. スイングに問題がありませんか?
2.4. クラブによってはひっかけが出るんです

3. ひっかけの上手な直し方
3.1. グリップやアドレスを直しましょう
3.2. ボールの位置にも気を使いましょう
3.3. ひっかけをしないスイング

4. ラウンド中のひっかけ対策
4.1. ラウンド後半にひっかけが多く出てしまう方
4.2. 練習ではうまくいくのに、ラウンドになるとひっかけてしまう方
4.3. コースによって、あらかじめひっかけ対策をしたい方

5. まとめ

1. ひっかけとは?

「ひっかけ」とは、フックのことを指していますが、フックの別の呼称として「チーピン」という用語があることも知られています。ベテランのゴルファーともなると、フックのことを「ひっかけ」や「チーピン」と呼称することが多いですね。

フックは、打球が左にカーブして飛んで行ってしまう、クセのあるもの打球のことになります。使いたい時にフックをかけられるという場合には重宝する技ですが、OB方向に飛んでいくなどのミスに繋がってしまうのでは、意味がありません。

また、OBなどを連発してしまう要因になり得るひっかけは、スコアを伸ばすために超えなければならない問題の一つと言えます。

その問題を認識している多くの方は、このひっかけ(=フック)を矯正したいと考えていますが、一度ひっかけをしてしまうと、矯正しようと意識してもなかなか思うように直すことができない、言わば、厄介な風邪のような状態になってしまいます。

風邪がひたすらな睡眠だけでは治らないように、ひっかけもむやみな練習を続けても直ることはありません。風邪もひっかけも、まず知らなければならないのは、正しい症状です。次に、適切な特効薬です。

そして、ひっかけの症状というのは、大きく分けると根本的な理由が2つあります。

  • 最初からボールが左方向にまっすぐ飛んでいくタイプ(ひっかけ)
  • ボールが左方向に飛び出し、さらに左に曲がっていくタイプ(チーピン)

ひっかけで悩む方の多くは、上記の2点のいずれかが、ひっかけのタイプ(=症状)になっていることが多いでしょう。どちらのタイプが自身のひっかけに当てはまっているかによって、次のステップである改善法(=特効薬)が変わってきます。

次の章から、それぞれのタイプに対応している改善策やひっかけに繋がってしまう原因についてご紹介していきますので、自身のひっかけのタイプを認識し、それに合った改善策を試してみてください!

2. ひっかけの原因を探ろう!

前述した通り、ひっかけをしてしまうには、下記のように根本的な理由として2つあげられます。

  • 最初からボールが左方向にまっすぐ飛んでいくタイプ(ひっかけ)
  • ボールが左方向に飛び出し、さらに左に曲がっていくタイプ(チーピン)

上記2点がひっかけのタイプとして大別できるとご紹介しましたが、原因はどうでしょうか。

これは基本的な原因になりますが、前者ではスイングプレーンもしくはグリップに大きな原因があり、後者ではスイングプレーンとグリップだけではなく、サイドスピンがかかるクラブフェースのコントロールに原因があるとされています。

いずれの原因も、スイングプレーンやグリップが関わっているため、その点の重要性が認識できますね。しかし、スイングプレーンやグリップは、あくまでひっかけに繋がってしまう基本的な原因に過ぎません。

では、その他ではどのような点がひっかけに繋がってしまうのでしょうか。ここからは、ひっかけに繋がってしまう原因について、より深く探っていきたいと思います。

2.1. グリップやアドレスが正しく出来ていますか?

ひっかけを直すためには、正しいグリップとアドレスをすることが重要です。グリップやアドレスが間違っていると、それだけでひっかけの原因になってしまうからです。

正しいグリップとアドレスとは、どのようなものを指すのでしょうか。画像を参考にしながら、ひっかけになりにくいグリップとアドレスを確認しましょう。
グリップ

上記は主なグリップの一覧になります。

最もまっすぐ飛ばしやすいグリップは、スクウェアグリップとなり、ウィークグリップではドロー系のボールを打ちやすくなります。

そして、ひっかけやチーピンを発生させてしまう可能性があるのが、ストロンググリップです。勘違いしたくないのは、ストロンググリップが悪いものだということではないという点になります。

元来、ストロンググリップはフェード系のボールに向いているグリップで、そのデメリットとして、ひっかけやチーピンを起こす可能性があるということなのです。

つまり、正しいグリップができていない方は、無意識にストロンググリップになっていることがあり、結果的にひっかけやチーピンを起こしている可能性があります。

続いて、正しいアドレスの参考画像です。
ゴルフライブ 画像サイズ

上記の参考画像では、①~④のアドレスパターンが紹介されています。正しいアドレスは⑤になりますが、他の4つでは、どのような点がダメなのでしょうか。以下にまとめてみました。

  • ①極端なハンドダウンのアドレス。力の強い男性に多く見られるアドレスです。
  • ②極端なハンドアップになっているアドレス。力の弱い女性に多く見られるアドレスになります。
  • ③腕がこれだけ下がってしまうアドレスでは、正しいスイングを行うのが困難です。
  • ④前傾が正しく取れているアドレス。腕の高さも適切で、スイングしやすいでしょう。

このように、①~③では問題点があり、その多くは正しい前傾を崩してしまっています。アドレスに失敗している方で意外と多いのは、③のタイプになります。

ボールを意識するあまり正しい前傾を維持できず、スイングにも大きな影響が出てきてしまいます。また、ひっかけを引き起こす原因になってしまうため、③に限らず、①、②に該当する方は、アドレスを見直すといいでしょう。

2.2. ボールの位置が間違っていませんか?

何気なく置いてしまいがちなボールですが、実はボールの位置というのも、ひっかけに大きく関わってくるポイントだということをご存知ですか?

ボール位置には、通常のボール位置以外に、フックを打ち出しやすいボール位置とスライスを打ち出しやすいボール位置があります。

「ひっかけとは?」でもご紹介した通り、ひっかけとはフックのことを指しています。つまり、フックを打ち出しやすいボール位置に置いてしまったら、ひっかけてしまうゴルファーはどうなってしまうでしょうか。これは、想像に易いですね。

参考までに、下記画像をご覧ください。
②ボール位置

画像の通り、意図的にフックを打つという場合には、右にボールを置くというのは正解と言えますが、意図的でなく、加えてひっかけ癖のあるゴルファーであれば、オススメできるボール位置ではありません。

その理由は、意図的なフックであれば、ターゲットを右から左に曲がるフックボールで狙うということになりますが、そうでない場合でひっかけ癖を持つゴルファーだと、ひっかけが打ちやすい状況になり、余計にひっかけ癖を悪化させてしまうからです。

また、フックラインのボール位置とスライスラインのボール位置の重要性はもちろんですが、ボールの位置によって、スイングやフィニッシュにも違いが起こってくる点も見過ごせません。

スイングについては後述しますが、適切なスイングができていないと、ひっかけの原因になってしまいます。スイングを安定させるためにも、ボールの位置というのは重要です。

2.3. スイングに問題がありませんか?

前述したように、スイングに問題があるとひっかけの原因となってしまうことが多々あります。そのため、正しいスイングを心掛けるように意識することが大切です。

では、正しいスイングとはどのようなものでしょうか。それは、正しいスイングプレーンができているかどうかで判断することができるでしょう。

スイングプレーンとは、クラブを振ったときにできる平面のことです。理想のスイングプレーンができれば、力が効率よくヘッドに伝わり、フェースの向きが安定します。フェースの向きが安定するということは、飛んで曲がりにくいスイングになるということです。

下記画像は、理想のスイングプレーンの参考になりますので、ご覧ください。
③スイングプレーン
トップの位置に気を付けながら、画像のようなスイングプレーンを作ることが理想です。理想のスイングプレーンを完成させることができれば、飛んでも曲がらないスイングに近付けます。

理想のスイングプレーンを作るには、正しいトップ位置を把握する必要があります。

下記画像を参考に、正しいトップ位置を把握しましょう。

適切なトップ位置

出典 |ブリヂストンゴルフ

トップの位置は、高くても低すぎても理想のスイングプレーンにはなりません。スイングプレーンを練習する場合には、姿見などの鏡の前で行うと、上達の近道になります!

スイングに問題を感じている方は、現在のスイングプレーンを見直してみると良いでしょう。

2.4. クラブによってはひっかけが出るんです

ゴルフを行う上で、ドライバーやアイアンなど、多種多様なクラブを用いると思いますが、実はクラブによって、ひっかけが出やすいものがあります。

最もひっかけが起こりやすいのが、ショートアイアンです。ピッチングやアプローチウェッジがそれに当たり、特に力んだ時には、大きくひっかけてしまうこともあるでしょう。

ショートアイアンでひっかけを起こしやすいのは、ロフト角が大きいことが原因です。このロフト角が大きくなればなるほどフェースは左を向き、その際に腕を返してしまうため、ひっかかりが起きてしまいます。

これを避けるためには、両肩と腕のラインで作った三角形の面をそのまま維持することを意識すると良いでしょう。特に、インパクトからフォローにかけてが大切になってきます。

triangle1

上記の画像が、両肩と腕のラインで作られた三角形になります。この三角形を意識して打ち出すことで、ショートアイアンでひっかけてしまうということが減るでしょう。

最後に、ひっかけを利用して飛距離を出すための方法をご紹介したいと思います!

ひっかけを利用して飛距離を出すには?

ひっかけを利用して飛距離を出す方法があるとすれば、それはひっかけで悩んでいる方には朗報になるのではないでしょうか。しかし、結論から言ってしまうと、ひっかけが飛距離に直結するわけではありません。

ひっかけとは、ポジティブに言えば「つかまり過ぎている」という状態です。そのため「つかまり過ぎている」から「程よくつかまる」というように変化させていくと、飛距離が出せるようになってきます。

つかまりが良いと、ボール初速が増し、打ち出し角度は低くなります。結果的に、フックやドローボールは、スライスやフェードボールよりも飛ぶのです。つまり、ひっかけを利用することで飛距離を出すことが可能です。

つかまりが良すぎるひっかけを、程よいつかまりに修正することで、飛距離を出すことができるでしょう。

3. ひっかけの上手な直し方

ひっかけを直したい!と考えている方多くが、なるべく効率よく、上手に直していきたいと思っているのではないでしょうか。

まず理解しておいてほしいのは、ひっかけは一朝一夕でどうにかなるものではありません。それがどんなに効率的で上手な直し方であってもです。

ここで言う上手な直し方とは、手探りでひっかけを直すよりも効率的で、比較的スピーディに直すことができることを指します。

それでは、ここからは動画や画像を交えて、上手なひっかけの直し方をご紹介していきたいと思います。

3.1. グリップやアドレスを直しましょう

ひっかけを直すためにやるべきことは、グリップとアドレスの見直しです。グリップとアドレスは、ひっかけをしている人の多くが躓いているポイントの一つです。

まずは、ひっかけを軽減してくれるグリップからご紹介していきます。

下記画像は、ひっかけを軽減し、飛距離を出しやすいグリップです。

オーバーラッピング

画像にある通り、このようなグリップをオーバーラッピングと言います。メリットは、右手の力を抑えることができるため、インパクトまで力が分散しない左手主導のスイングがしやすく、飛距離も望めるグリップということです。

その逆にデメリットは、筋力に自信がある方や、指が短いという方には扱いにくいという点です。さらに、右手の力が抑えられることで、最初は飛距離が落ちるなど、慣れるまではコントロールが難しいグリップと言えます。

しかし、このオーバーラッピングを扱えるようになると、ひっかけの軽減と共に、飛距離アップという特典も得ることができますので、チャレンジする価値はあるでしょう。

また、下記は基本的なグリップを紹介している動画になりますので、参考にしてください!

動画でチェックしよう

動画や画像をご覧になって、グリップをどのように見直していくか定まった方もいらっしゃると思います。ですが、グリップだけではひっかけは直りません。

正しいアドレスを行うことも、忘れてはいけない重要なポイントです。正しいアドレスは、画像よりも動画で確認したほうが分かりやすいでしょう。

以下の動画をご覧ください。

動画でチェックしよう

アドレスするときに注意しなければならない点や、動画を見たその日から使える、ひっかけを直すためのアドレス方法が分かったのではないでしょうか。

今回ご紹介したグリップとアドレスを練習することで、ひっかけを上手に直すことができるでしょう。ぜひ、試してみてください!

3.2. ボールの位置にも気を使いましょう

グリップやアドレスの練習の次は、ボールの位置に気を付けましょう。ボールの位置については「ひっかけの原因を探ろう!」でもご紹介している通り、ひっかけてしまいやすい位置があります。

ここでは、ボールの位置についてご紹介していきます。最初に、下記の動画をご覧ください。

動画でチェックしよう

こちらの動画で紹介されているように、ひっかけしやすいボールの位置に限らず、適当な位置にボールを置いてしまうのはもったいないということが分かると思います。

動画にあるように、ボールの位置はスイングにも影響してきますので、ボールの位置には気を使っていくようにしましょう。

3.3. ひっかけをしないスイング

スイングがひっかけの原因になることがあります。それは、インサイド・インのスイングをした時に見られることが多いでしょう。

その反対に、インサイド・アウトというスイングでは、ドローボールが打ち出しやすくなっていますので、意図的にドローボールを打つ際にはオススメです。

インサイド・アウトとインサイド・インというスイングについて、下記画像を参考にしてください。
innsaito

ドローボールを使う場合、インサイド・アウトのスイングが有効であるとご紹介しましたが、インサイド・インではどうでしょうか。これは、左に行き過ぎてしまうのが目に見えていますよね。

そして、ボールを右寄りに置けば置くほどインサイド・アウトになるため、フックは打ちやすくなり、言い方を変えれば、ひっかけたボールを打ちやすくなります。そのため、ひっかけを直すのであれば、安易にボールを右に置いてはいけません。

まずはボールを左に置くようにして、インサイド・インのスイングに変えていきます。ただし、この状態ではひどいフックボールが出るため、とてもラウンドで使える状態ではないでしょう。

スイングがインサイド・インになった後は、フェースをしっかり開くことです。この、フェースをしっかり開くということが大切です。

インサイド・アウトのままフェースを閉じてしまう癖を直すと、プッシュアウトやプッシュアウト・スライスという、別の問題が起こりかねません。そのため、一時的にボールを左に置き、インサイド・インにする必要があるのです。

ぜひ、インサイド・インのスイングにしてみてから、フェースを開くようにしてみてください。

4. ラウンド中のひっかけ対策

練習ではひっかけの対策を数多く講じることができますが、練習とは違い、ラウンド中のひっかけ対策は限られていることが多いでしょう。

また、ラウンド中であっても、人それぞれどのようなタイミングでひっかけてしまうか、タイミングにも違いがありますよね。

ラウンド中にひっかけが頻発するようになった場合は、なるべく抑えられるように意識していくための対策を講じる必要があります。加えて、ラウンド終了後には、反省点や練習を行い、次はひっかけないようにする努力も必要でしょう。

そこで、ここではラウンド中にひっかけてしまうという方に向けて、それぞれのタイミングに合った対策や練習方法についてご紹介していきます。

4.1. ラウンド後半にひっかけが多く出てしまう方

ラウンド後半になって、急にひっかけが目立ってくるという方は少なくありません。このような、後半になってひっかけをしてしまう理由として総じて当てはまるのは、ラウンド前半からの疲労が蓄積したためです。

体の動きを利用して打ち出せるのは、せいぜいティーショットぐらいで、セカンドショット以降は、フェアウェイの傾斜などが原因で、体の動きが鈍くなってしまいます。結果、まだまだ元気な腕に体が付いていかず、ひっかけをしてしまうのです。

ラウンド中に直したいという方の対策としては、ラウンド後半は疲れるものだというような心構えを持ち、素振りをして体と腕の一体感を確認していくことでしょう。

そして、日々の練習では、スイングの回数を50回以上を目安にすることも良いでしょう。そうすることで、ラウンドをカバーできるだけの筋力が付いてきます。

さらに、足腰を鍛えるために、エスカレーターやエレベーターを使いがちな場所で階段を利用するなど、日々の生活でも筋力トレーニングを取り入れると良いでしょう。

このような地道なトレーニングを行うことで、ラウンド後半でもバテない持久力を得ることができます。

4.2. 練習ではうまくいくのに、ラウンドになるとひっかけてしまう方

練習ではうまくいくが、ラウンドになるとひっかけが多くなってしまうという方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか。

このような場合、メンタルが弱いからうまくいかないのか?それとも練習不足なのか?など、様々な疑問が浮かんでは消えるという状態だと思います。もちろん、それが当てはまることはありますが、大抵は違うでしょう。

練習ではうまくいくが、ラウンドになった途端にうまくいかないという方は、メンタルや練習不足が原因というだけではなく、環境の問題が大きいかもしれません。

つまり「練習場になくて、ラウンドにあるもの」です。例えば、ラフ・風・バンカー・ウォーターハザード・OBなど、数多くのプレッシャーがありますね。

さらに、ラウンドのフェアウェイやティーグラウンドは平らではなく、傾斜があるものですし、練習場のように、アドレスをサポートしてくれる直線などもありません。

もっと言えば、練習場のマットはダフっても飛んでくれますが、ラウンドではそうはいきません。何より、練習場とラウンドでは、ボールまで違いますね。

これが、練習場とラウンドの違いの一部ですが、この差こそ、練習ではうまくいくが、ラウンドではうまくいかなない、という原因です。これでは、当然ひっかけも頻発してしまうでしょう。

この対策としては、ラウンドを知ること。これに尽きます。ラウンドを知るために、ショートコースだけを利用するのも良いでしょう。

練習量とラウンド回数をバランスよくとることで、悩みは解決されると思います。

4.3. コースによって、あらかじめひっかけ対策をしたい方

コースによって、あらかじめひっかけ対策をしておきたいという方も数多くいらっしゃるでしょう。あらかじめひっかけ対策を講じることができれば、いざコースに挑んだ時にも安心できますからね。

あらかじめ対策を講じる場合には、やはり、練習をすることが第一です。そして、コースについて知ることと、風や傾斜なども計算に入れておくこと。

いわゆる、頭脳プレーが必要になってくるでしょう。実際にコースを回ってみると、環境の違いによってミスをしてしまうこともありますが、日々の練習やコースについて知っているだけで、すぐに対応することができます。

このように、対策を講じておくだけで、ミスをしても冷静に分析して対応することが可能です。どうしてもミスをしたくない、ひっかけを避けたいという方は、日々のグリップやアドレス、スイングなどの練習を重ね、コースをしっかりと認識しましょう。

また、コースの確認においては、ゴルフ場の公式HPなどで簡易的なものであれば見ることができます。ゴルフ場のHPに掲載されているコース写真によっては、ひっかけ対策に大きな効果をもたらしてくれるかもしれません。

些細なことかもしれませんが、なるべく確認しておくようにしましょう。

5. まとめ

いかがでしたか?

「ひっかけとは?」において、風邪という比喩を交えてひっかけをご紹介しましたが、自身のひっかけのタイプ(=症状)は見つかりましたか?また、改善法(=特効薬)は見出せたでしょうか?

ひっかけは一朝一夕でどうにかなるものではありませんので、根気強く向き合って練習を重ねていくことが、ひっかけを早く直すことに繋がります。

練習するにも、自身に効果的なものを選択して、集中的に行っていくことが堅実と言えるでしょう。それをするためには、自分の弱点や苦手なポイントなどの理解が大切です。

ひっかけを気にしているという方は、今回ご紹介したグリップやアドレス、ボールの位置など、見直すべきポイントは多くあるはずです。

ご紹介してきたそれぞれのポイントは、とても簡単に改善がすることができるというものではありませんが、無理をすることなく練習を続け、ひっかけを克服し、ゴルフをより一層楽しみましょう!

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