「ボールの位置」というと、「ボールは左足のつま先の前」といったように、自分から見て、ボールを左右方向のどの位置に置くかを気にする方が多いかと思います。
左右方向の位置と同じくらい大切な要素がもうひとつあります。それが、「ボールとの距離」です。ボールの前後方向の位置にも、しっかり気を配る必要があります。
しかし、この前後の距離をアバウトに決めてしまっているという方、案外多いのではないのでしょうか?前後の位置が適切でないと、手打ちになってしまう可能性も高まりますし、スイングの力がしっかりボールに伝わらなくもなります。
間違って手打ちかどうかも、自分の手にできるマメの位置で判断することもできます。
そこで今回は、ボールと自分の身体との適切な距離は、どのようにして決めればいいのかをご説明します。この記事を参考にして、手打ちにならないようにしていきましょう!
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目次
2. 適切なボールと身体との距離とは
2.1. ドライバーは握りこぶし2つ分
2.2. アイアンは握りこぶし1つ半分
2.3. 距離が適切でないと手打ちの原因に
1. アドレスとは?
すでに皆さんご存知かと思いますが、アドレスとはゴルフボールを打つために構えることをいいます。
アドレスを取る上で重要なポイントは、こちらの「ゴルフ初心者が知っておくべきアドレスの意味と作り方とは」という記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
正しいアドレスを取れるようになったら、「ボールとの距離」に注意していきましょう。正しいアドレスが取れている前提で、ボールとの距離を調節していくことが大切です。
ちなみに、正しいボールの左右方向の位置を知りたいという方は、「正しいアドレスに必須!番手に適したゴルフボールの位置とは」という記事で説明していますので、こちらも併せてご覧ください。
2. 適切なボールと身体との距離とは
ボールと身体との距離は、個人差が大きく、「近すぎず遠すぎず」がベストだと言われています。アドレスを取った時に腕が曲がってしまっては近すぎですし、腕がピンと伸び、脇が空いてしまうのは遠すぎているサインです。
ですが、「近すぎず遠すぎず」だと、基準がとても曖昧で、お悩みになる方も多いかと思います。そこで以下では、もっと具体的なボールの距離をご紹介します。これを参考にして、自分が一番気持ちよく振れるボールの位置を見つけ出していってください。
2.1. ドライバーは握りこぶし2つ分
ドライバーや3Wなどは、自分の身体とグリップとの距離が、握りこぶし2つ分になるようにアドレスします。そのときのヘッドと自分の身体との距離が、適切なボールの距離になります。
握りこぶしでチェックする前に、まずはアドレスから確認していきましょう。
- クラブを左手で持ってまっすぐに立つ
- そのまま、左腕を胸の前に持ってくる(ヘッドは地面につけない)
- 左手の下に右手をそっと添える
- 左手とシャフトはまっすぐではなく、若干角度がつくようにして握る
- おしりを後ろに落として、かかとに体重をかけながら前傾していく
- ヘッドが地面についたら、アドレス完了
この流れでアドレスしたら、身体とグリップとの距離が握りこぶし2つ分になっていることを確認して下さい。きれいにアドレスできていれば、多くの方は自然に握りこぶし2つ分になるはずです。
2.2. アイアンは握りこぶし1つ半分
アイアンの場合には、自分の身体とグリップとの距離が、握りこぶし1つ半分になるようにアドレスします。そのときのヘッドと身体との距離が、適切なボールの距離になります。
アイアンの場合もドライバーのときと同じような手順でアドレスを取っていきます。ただ、アイアンですので、ドライバーよりももっと短く握ることを忘れないようにしましょう。
そしてアドレスをしたら、身体とグリップとの距離が握りこぶし1つ半分になっていることを確認しましょう。こちらも、自然に握りこぶし1つ半分になるはずです。
握りこぶし1つ、あるいはそれ以下になっているという方は、近すぎるという証拠です。意識して修正するようにしましょう。
2.3. 距離が適切でないと手打ちの原因に
手打ちの原因としてよくあるのが、ボールの距離が適切でないというものです。アドレスをしたときに腕が曲がっているのは近すぎている、腕がピンと伸びすぎ、脇が空いてしまっているのは遠すぎるサインです。
ボールに近すぎると、両腕の可動範囲が狭くなってしまい、身体全体を使ったスイングが出来なくなってしまいます。そうすると、自然に手打ちになってしまいますよね。また、距離が近い状態で打とうとすると、身体が伸びてしまってかかとに重心がきてしまい、不安定なスイングになりかねません。
逆にボールに遠すぎると、ボールにクラブを届かせようとして、身体が前につんのめってしまいますよね。そうすると下半身はガタガタになり安定せず、身体全体を大きく回転させるスイングが出来なくなってしまい、手打ちになりやすいです。
こうしたことを防ぐために、ボールとの距離はとても大切な要素になります。
3. まとめ
ボールの位置は、自分から見て左右方向と前後方向の移動で決まります。ですが、多くの方は左右方向ばかりを気にして、前後方向の距離を忘れてしまいがちです。
手打ちの原因の多くは、ボールと身体との距離が適切でないことだと言われています。手打ちになりがちだという方は、この記事を参考にして、ボールを適切な位置に置いてみてください。そうすれば、手打ちが軽減していくことでしょう。
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プロゴルファー古閑美保プロフィール(2008年、賞金女王)
11歳からゴルフを始め、中学生の時に日本ジュニア選手権で優勝。高校では全国高校ゴルフ選手権春季、秋季を連覇。国内プロデビューは2001年「日本女子オープン」で、03年には「ヨネックスレディス」、「大王製紙エリエールレディス」で優勝。04年も1勝。06年はシーズン序盤から優勝争いを演じ、「スタンレーレディス」では7ホールにわたるプレーオフを制して優勝。「マスターズGCレディース」も制し、03年以来の年間2勝を挙げた。 07年は最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を制し、国内メジャー初勝利。08年には「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」連覇を含む年間4勝を挙げ、賞金女王に輝いた。※写真は、ゴルフライブ社(当社)主催「ゴルフライブサミット」より